■ 日時 2008年6月7日(土)14:30〜15:30(14:00開場)
■ 場所 広島大学附属福山中・高等学校
情報教育センターローズ2階マルチメディアホール
■ 演奏者 崎元 譲(ハーモニカ)――――――――――――
佐藤秀廊氏に師事。1967年、第1回のリサイタルを東京で開催。1970年に西ドイツのトロシンゲン市立音楽院に入学しヘルムート・ヘロルドに師事した。1971年には、ロンドンで世界的ハーモニカ奏者であるトミー・ライリーに師事、また、第13回世界ハーモニカ・コンクールのソリスト部門第2位入賞を果たし一躍注目を浴びた。1973年、帰国リサイタルを全曲ハーモニカのオリジナル曲で開く。1978年、岩城宏之指揮、NHK交響楽団とヴィラ=ロボスのハーモニカ協奏曲を定期公演で協演、札幌交響楽団、東京交響楽団ほか、全国の主要なオーケストラと協演した。1980年、小澤征爾指揮、新日本フィルとポール千原の「弦楽四重奏と管弦楽のための協奏曲」のハーモニカパートを演奏。リサイタルではフランクのヴァイオリン・ソナタを吹くなど、毎回変化に富んだ意欲的なプログラムを展開している。また、ソロだけでなくギターやハープとのデュオ、三宅榛名とのジョイント・コンサート等にも意欲的である。現代日本の作品を紹介することもライフワークの一つである。1979年には、可能性を追求するため、ハーモニカのそれぞれ違った面を表現する4回連続のコンサートを行い、1984年には高橋悠治、三宅榛名らを迎えリサイタルを開き好評を博した。さらにアコーディオンの御喜美江との共演による「ポエム・ハーモニカ」は平成14年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞した。現在は各地でのコンサートのほか、映画、テレビ、コマーシャル、ラジオ出演などに活躍する傍ら、後進の指導にもあたっている。2008年5月には、ピアノの菅田富士江とのCD発売も予定。
菅田富士江(ピアノ)――――――――――――
東京品川生まれ。7歳より林祐子氏にピアノを師事。上野学園高等学校音楽科を経て、上野学園大学音楽学部ピアノ科卒業。鈴木美和子、久保春代、館野泉の諸氏に師事。ジャズ理論、アレンジを安田芙充央氏に師事。1987年よりフィンランド・クフモ室内楽フェスティバルに参加し、コンスタンテン・ボギノ、レスリー・ハワード両氏に学ぶ。1994年より「崎元 譲ハーモニカセミナー」及び「崎元 譲と仲間たちによるコンサート」のピアニストを務めている。現在、ソロのほかにピアノデュオ、全国各地での室内楽コンサートの出演や、声楽リサイタル及びコンクールの伴奏などで活躍している。
■ 司会 土井 悦子
(特定非営利活動法人「緑の街ミュージックフレンズ」理事長)
■
プログラム
■第一部 ハーモニカとピアノ
ムーディ トレド(スペイン幻想曲)
ヘンデル アリアとロンド
モーツァルト ニ調のメヌエット(K.64)
ベートーヴェン ト調のメヌエット
■第二部 ハーモニカソロ
ピルスル パガニーニの主題による練習曲
レクォーナ マラゲニア
■第三部:ハーモニカとピアノ
ピアソラ リベルタンゴ
ハーレイン 星に願いを
本居長世/林光 七つの子による変奏曲
木村弓/松本祐士編曲 いつも何度でも
新井満/高橋真子編曲 千の風になって
|