スクールコンサート 2006

姜 建華 二胡リサイタル

2006.6.3 14.30

 

■プログラム

劉明源    …… 喜洋々

喜多郎    …… シルクロード

劉天華    …… 空山鳥語(二胡独奏)

黄海懐    …… 競馬

イギリス民謡 …… グリーンスリーブヴス

シューベルト …… アヴェ・マリア

ブラームス  …… ハンガリー舞曲第5番

 

■プロフィール

姜 建華(ジャン・ジェンホワ ニ胡)

中国、上海に生まれる。10歳の時に叔父から二胡を学び、13歳から海外活動を開始。ヨーロッパ、アフリカ、東南アジア等を舞台に演奏活動を行った。1974年、北京中央音楽学院に入学。安如砺、蘭玉菘に師事。1986年副教授に任命される。指揮者小澤征爾が中国訪問の際、姜建華の演奏する“二泉映月”に涙し、1978年、タングルウッド音楽祭、ボストン交響楽団ならびにサンフランシスコ交響楽団とのソリストに招かれ、多くの賞賛を得た。

198611月、サントリーホールのこけら落としに、安生慶作曲の二胡協奏曲“風影”を小澤征爾指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演。1998年カザルスホールのオープニングでもソロリサイタル。1989年小澤征爾指揮ベルリンフィルハーモニー交響楽団の定期公演に出演。高度なテクニックと深い芸術性の両面で高い評価を得た。長年に渡り、内外のオーケストラとの共演のほか、日本音楽集団、三味線の本條秀太郎、りんけんバンド、林英哲、葉加瀬太郎、加古隆などなど、多くのアーティストと共演を重ねている。

レコードも“二胡映月”を収めた「二胡の世界」、クラシックの小品を集めた「ツィゴイネルワイゼン」、抒情歌を集めた「二胡の旅」(以上コロンビア) 7種類の二胡を弾き分けた「大地の歌」「二胡の四季」シリーズ、「マニフィーク・シノワ」「故郷熱情」「Ocean Road To China」ベストアルバム「東洋・西洋」(以上ビクター)をリリースし ている。2003年、第17回日本ゴールドデスク大賞特別賞受賞。高崎創造学園大学教授。

 

塩崎 美幸 (しおざき みゆき ピアノ)

94年東京藝術大学大学院終了(作曲専攻)。’92年ピアノデュオ作品による国際作曲コンクール第一位。’93年吹田音楽コンクール、名古屋文化振興賞等に入賞、入選。ガウデアムス国際音楽週間(94オランダ) Music& Earth(95 ブルガリア)、第4回ADe vantgarde(97 ミュンヘン)International Review of Contemporary Music(95,97 旧ユーゴスラビア)New music festival in Tatarstan(98 ロシア)de link(00 オランダ)、日中友好演奏会(01 北京)、ボルティモアにおけるチャリティコンサート(02 アメリカ)などで作品が演奏され、各地で好評を博す。

また、二胡奏者の姜建華らとアンサンブルで演奏活動を行う(芸術文化振興基金の助成による)ほか、演劇・ダンスなど舞台関係者らと共同での音楽制作も手がけており、()静岡県舞台芸術センターにおける演目「シンデレラ」「ロミオとジュリエット」の音楽も担当している。2003年には東京都交響楽団と共に、小中学生のための「音楽鑑賞教室」の解説・司会進行役も務めた。現在、桐朋学園大学非常勤講師。

  二胡

入場者約200名、マルチメディアホールが満席になりました。

二胡とピアノのすばらしい演奏を満喫することができました。


広島大学附属福山中・高等学校

広島大学附属福山中・高等学校 教育助成会