景勝地:鞆の浦

福山駅から南へ14km、沼隈半島の先端にある鞆の浦は、瀬戸内海国立公園を 代表する景勝地。おだやかな瀬戸の海に弁天、仙酔などの緑の島々が浮かぶ 姿は、まさに一幅の絵を見るようです。
ここは瀬戸内海の中央にあたり、潮 の流れか変わるところで、万葉集にも「吾妹子が見し鞆の浦のむろの木は常 世にあれど見し人ぞなき」大伴旅人と詠まれているように、古くから、 潮待ちの港として、また大陸との交易の場として栄えてきました。特に、江 戸時代には北前船か往来し商人の町として栄え、今も、名所、旧跡、古寺が 数多く点在する中、様々な商家の遺構の名残りを垣間見ることができます。 その落ち着いた港町の風情が、人の息吹のなかに、古き良き時代のふるさと を感じさせてくれます。

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