現在進行中の教育研究プロジェクト

研究プロジェクト1

インターネットの教育利用

通産省「ネットワーク利用環境提供事業」(通称100校プロジェクト)の指定
を受け、インターネットの教育利用について研究推進をしています。各教科
で活用を模索しています。また、校内LANの整備とその活用についても取
り組んでいます。
関連する情報は大阪教育大学にある インターネットと教育に関するページ
100校プロジェクト地図


研究プロジェクト2

環境調査「GLOBE」プロジェクト

グローブプロジェクトは、世界中の中学生がコンピュータのネットワークを
利用して共通の項目についての環境等の観測を行い、その結果をインターネ
ットを通して交流するものです。
観測項目は、気象・地表水・生物に関するものが設定されている。
1.気象観測−−−気温(1日の最高気温および最低気温)、一日の降水量、
雲の観測(雲量、雲の種類)
2.地表水の観察−−−湖沼の水の観測(水温・ph)、地中の水分(日本では観
測しない)
3.生物の観察−−−ランドカバー(植物が地表を覆っている割合)、植物の
種類の同定、植物の測定(木の高さ、幹の太さ)、植物の季節の変化(写真撮影)
これらの測定を、生徒が行い、観測結果を報告する。

「GLOBE」プロジェクトのサーバ(NASA:USA)

GLOBEプロジェクトのページ

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中国新聞1995.8.30夕刊の記事に紹介されました。以下その抜粋です。

「環境調査・世界の子どもたち連携、気温や雨量をインターネット発信」
世界中の子どもたちがコンピュータネットワークを使って環境調査するアメ
リカの「GLOBE計画」に日本も参加することが30日、日米両国政府間
で正式決定した。この計画には文部省と環境庁が参加。文部省は広島大学附
属福山中学校など全国21のモデル校を指定、環境庁も地域の小中学生がつ
くる「こども絵もエコクラブ」の計画への参加を約10地域で支援する。
同計画はゴア米副大統領が昨年のアースデー(地球の日)に提唱した。子ども
が世界各地で環境観測をおこない、米航空宇宙局(NASA)のデータ処理セ
ンターに送る。送られたデータは研究者が利用する一方で、コンピュータ画
面で世界の気象状況などを引き出せるようにしたり、地球環境問題が分かり
やすいように編集した教材をつくったりして参加した子どもたちの学習に役
立てる。既に日本以外に韓国、ロシア、エジプトなど25の国が参加を決め
ている。


研究プロジェクト3

ネットワーク環境を利用した酸性雨調査プロジェクト

酸性雨プロジェクトの概要

広島大学附属福山中・高等学校では、課題学習の1つとして環境調査をベースに した環境教育の推進を、広島大学のバックアップのもとにスタートさせました。 調査項目の中に、雨水の酸性度(pH)の測定による環境調査がありますが、 この調査をネットワーク環境を利用して、全国規模のものにしてはどうかと考え、 このプロジェクトの提案を行いました。
校種は問いません。測定の制度はもちろん大切ですが、それよりも生徒の手で測定した結果を集積することによって、全国的または地域的な状況の把握が出来ることに、教育的な価値を見い出したいと考えております。 教育的な価値を見い出したいと考えております。

1.測定項目

雨水の酸性度の測定

2.測定方法

レインゴーランドで雨水を採取し、配付したpHメーターで酸性度の測定を行う。 雨水は、降り始めてから時間の経過にしたがって、1mm単位で採取し、酸性度の測定を行う。

3.データの送信

インターネットを利用し、酸性雨調査ホームページにアクセスする。 入力画面を呼び出し、各学校のパスワードを入力したのち、画面の指示にしたがって、データの入力をおこなう。 データの入力は、測定後出来るだけすみやかに行う。

4.データの利用

データはすべて公開されます。データを利用して各学校での環境教育が、特色をもってすすめられることを期待するとと もに、研究の結果をホームページを通して紹介したいと、思います。

5.実施期間

1995年9月から1997年3月(予定)

6.今後の観測体制の拡大については、クロマトグラフを使った、雨水の分析や、 導電率計を使った導電率の測定などを考えています。

当校の酸性雨プロジェクトPage

酸性雨プロジェクトについての問い合わせ

[酸性雨プロジェクトHOME PAGE:観測データ


研究プロジェクト4

マルチメディアを活用した教育のあり方

広島大学教育学部と附属学校園の共同研究として「マルチメディアを活用した
教育のあり方に関する実践的研究」を進めています。


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