長沼 毅 『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』
生命の本質にせまるメタ生物学講義
福山附属の生徒とのセッションにて生まれた注目の本が朝日出版社から7月1日に刊行!
「生物」の常識をぶっ壊すと、どんな「生命」が見えてくるのか?
生命とは何か?
生命は「なぜ」存在するのか?
謎の深海生物、人工生命、散逸構造、地球外生命。
世界の果てを探究する生物学者の長沼 毅―「科学界のインディ・ジョーンズ」―が、広島大学附属福山中・高等学校の生徒と対話し、生命という「とびっきり大きな問題」に挑む。
広島大学附属福山中・高等学校の生徒「10人の侍」と著者との熱いセッションが展開され、「侍」たちは「インディ・ジョーンズ」とともに議論の冒険に挑むなかで、この本は生まれた。
そういう点では、生徒たちにとっても、これは大きな記念碑となる。
第1章 地球外生物の可能性は地球の中にある
第2章 生命のカタチを自由に考える
第3章 生命を数式で表わすことができるか?
第4章 生命は宇宙の死を早めるか?
1961年、人類初の宇宙飛行の日に生まれる。生物学者。理学博士。広島大学大学院 生物圏科学研究科准教授。1989年、筑波大学大学院生物科学研究科博士課程終了。海洋科学技術センター(現・独立行政法人海洋研究開発機構)、カリフォルニア大学サンタバーバラ校海洋科学研究所客員研究員等を経て現職。北極、南極、深海、砂漠など世界の辺境に極限生物を探し、地球外生命を追究する吟遊科学者。著書に『深海生物学への招待』『生命の星・エウロパ』(ともにNHKブックス)『宇宙がよろこぶ生命論』(ちくまプリマー新書)『辺境生物探訪記』(光文社新書)『生命の起源を宇宙に求めて』(化学同人)などがある。
- 池谷裕二 『単純な脳、複雑な「私」 または、自分を使い回しながら進化した脳をめぐる4つの講義』
- 池谷裕二 『進化しすぎた脳 中高生と語る[大脳生理学]の最前線』
- 加藤陽子 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』 【22万部突破】
- 西成活裕 『とんでもなく役に立つ数学』
- 大澤真幸 『社会は絶えず夢を見ている』
単行本(ソフトカバー)304ページ
出版社: 朝日出版社 (2011/7/1)
ISBN978-4255005942
定価:本体1600円+税
広島大学附属福山中・高等学校
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