■ 廣澤副校長 開会の挨拶 ■

 

おはようございます。今日は、皆さんの先輩である2回生の 三谷千鶴子さん、井上宣時さん、出原誠三さんをお招きしました。

 今日の行事「オリーブの環」は、今年古稀を迎えられた、70歳になられた先輩方をお招きしてお話を聞き、交流を持ち、福山附属の「自由と自主」のよりよき伝統を語り継ぎ、受け継いでいこうという考えのもとに、昨年から始めました。昨年も、生徒の皆さんは現在の5年生ですが、先輩から後輩への熱いメッセージとエールを直接肌で感じ、これからの自分の生き方に対する示唆もいただき、感動の一日でした。

 考えてみれば、皆さんから見れば、先輩方は将来の自分の姿であり、自分の目標でもある存在です。先輩方にしても、後輩の皆さんは自分の人生の出発点であり、原点でもあります。

 最近は、人と人との結びつきも、どこの大学を出たかよりも、どこの高校を出たかのほうが注目される時代になっています。「名門高校人脈」という本がベストセラーになっていることもその風潮の表れだと思います。全国で300校取り上げられていますが、その最後の「トリ」を福山附属が飾っています。

 つまり、多感な高校生の時代に、共に同じ校歌を歌い、「自由と自主」の校風の中で、福山附属の空気を共有した存在として、 皆さんと先輩方はひとつの絆で結ばれ、オリーブの伝統の中に位置づけられ、結びついていると思っています。

 本日は、オリーブの植樹のセレモニーも予定しています。今日一日を、先輩方のお話や先輩方との対話を通して、皆さんにとっても学校にとっても、この福山附属を今以上に夢と希望のもてる学校にしていくために、意義ある一日にしていきたいと思っていますので、どうかよろしくお願いいたします。

 

■ 実施要項(案内パンフレット)

■ 生徒の感想文ダイジェスト

 

 


2005.11.14