広島大学附属福山中学校総合的な学習「LIFE」の実践 |
文章で表現しよう |
1.講座名 | 実感と創造「郷土の文学」 | |||
2.対 象 | 中学3年生 23人(男 11人,女 12人) | |||
3.学習のねらい |
|
4.年間指導計画 |
月 | 学習のねらい | 単元名 | 学習の具体的な内容 | |||||||
1
学 期 |
4
月 〜 7
|
|
「旅人の心」をよむ 1 |
|
||||||
2
学 期 |
9
月 〜 12 月 |
|
|
|
||||||
3
学 期 |
1
月 〜 3 月 |
|
|
|
5.具体的な学習内容 |
1.単元名 | 「鞆の津とむろの木」− 大伴旅人物語 − | ||
2.単元のねらい |
|
||
3.本時のねらい | 「自分の旅人像」を描くことによって,古典をたのしむことを知る。 |
4.学習指導案 |
時間 | 指導項目 | 指導内容 ・ 学習活動 | 指導上の留意点 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
5.まとめと課題 |
学習を通して,生徒・教師ともに楽しむことができたのが一番の収穫であろう。生徒は,はじめはとまどいながらも,自分が動かなければ何も進まないことを知り,少しずつ主体的に取り組む姿勢がでてきた。そして,自分の知らなかった世界に足をふみ入れた驚きと感動にふれた時,飛躍的に学習意欲の向上がみられた。以後,自分の感性に自信をもち,理解力・表現力・創造力を結集してひとつの作品をつくりあげるよろこびを感じることができたといえよう。また,教師は自身の感動にもとづいて,新しい教材を作成するよろこびと,生徒とともに学ぶ楽しさを味わうことができた。 |
いずれの場合も,今回の学習の原動力になったのは,「実感・感動」であったといえよう。 |
しかし,まだ試みの段階で,生徒自らの手で学習の対象となる題材を探し,選択すること,この学習が生徒の将来とどうつながっていくか,すなわち,「生きる力を育む」こととどうかかわってくるかについての展望が不十分であることなど,残された課題は多い。 |
フィールドワーク(鞆の浦現地学習会) |
生徒作品「わたしの大伴旅人物語」 |
自主作成教材 [鞆の津とむろの木] ―大伴の旅人物語― |