SCHOOL CONCERT 2012 IN FUKUYAMA FUZOKU

Trumpet Recital

Tokarev, Alexei

 

今年のスクールコンサート出演者は、元サンクトペテルブルグ交響楽団首席トランペット奏者で、現在日本で幅広く活躍されているアレクセイ・トカレフさんです。

100人を超える参加者があり、教育助成会の行事の一つとして、楽しいひとときとなりました。

 

日時 2012年7月7日(土) 14301530

場所 広島大学附属福山中・高等学校

情報教育センター(ローズ)

出演 アレクセイ・トカレフ(トランペット)

岩崎能子(ピアノ)

司会 特定非営利法人「緑の街ミュージックフレンズ」代表

土井悦子 

曲目 バッハ/主よ人の望みの喜びよ

クラーク/トランペット・ヴォランタリー

チャイコフスキー/ナポリの踊り   ほか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Profile

■アレクセイ・トカレフ (トランペット) 

ロシア・サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)生まれ。 13歳の時よりトランペットを始める。1985年、国立サンクト・ペテルブルグ音楽院(旧レニングラード音楽院)に入学、ベンヤミン・マルゴーリン、故ユーリー・ボリシヤノフ教授に師事。 88年、同音楽院3年生の時、名門サンクト・ペテルブルグフィルハーモニー・アカデミー交響楽団(首席指揮者:アレクサンドル・ドミトリェフ)に入団、97年には同オーケストラの首席奏者となった。ヨーロッパ各国、中米、アジア諸国の海外ツアーに参加、日本には91年、94年、97年の公演で来日した。 99年にオーケストラを退団、日本に住居を移し、新たな音楽活動を始めた。これまでに、首都圏や各地のオーケストラに客演するほか、全国各地でリサイタルやサロン・コンサートを開く。2007年2月には東京でソロリサイタルを開き(目黒・パーシモンホール)、好評を博した。各地の吹奏楽フェスティバルや、中・高校の吹奏楽部との共演にも多数参加。日本音楽コンクールや日本管打楽器コンクールの審査員を務める。ロシアの作曲家のトランペット用オリジナル作品や、グリンカ、チャイコフスキー、ラフマニノフなどの作曲家のトランペット用アレンジを、日本に多く紹介している。また、音楽院トランペット科を卒業した後、再び同じ音楽院の声楽科(テノール)に入学、2年間在学した経験から、シューベルトやロッシーニなどの声楽曲のトランペット用編曲作品も積極的にレパートリーに取り入れ、独自の演奏スタイルを見せている。

マイスターミュージックより、「ロシアン・トランペット」「アルチュニヤン・トランペット協奏曲」「ALBUMBLATT」の3枚のソロCDがリリースされている。

 

 

■岩崎能子(ピアノ)

都立芸術高校を経て、東京音楽大学ピアノ演奏家コース卒業。第五回川崎音楽賞コンクール第一位。2001年ルーマニアにおいてトレグ・ムレシュ管弦楽団とチャイコフスキーピアノ協奏曲を演奏。20021月ペテルブルグにて、チャイコフスキー作曲オペラ「イオランタ」を伴奏、また、入野義郎歌曲を演奏した。20036月には川崎交響楽団定期演奏会にて、ベートーヴェン作曲ピアノ協奏曲第5番「皇帝」を演奏。201012月にはロシア文化フェスティバルの一環で東京・草月ホールおよび武蔵野文化会館にてロシア人歌手たちによるオペラ「イオランタ」の伴奏を務める。新宿区民オペラ、東京オペラプロデュースなどにピアニストとして参加、多数のコンサートで演奏あるいは伴奏者として活躍している。

 

   

   

 

スクールコンサートの歩み

第1回   2001年2月   ヴァイオリン=アントン・ソロコフ  ピアノ=ポール七子

第2回   2002年7月   トランペット=上田 仁  ピアノ=伊藤エイミーまどか

第3回   2003年6月   クラリネット=大谷淳子  ピアノ=柴田かんな

第4回   2004年7月   ピアノ=松本和将

第5回   2005年7月   エルデ―ディ弦楽四重奏団 

第6回   2006年6月   二胡=姜 建華  ピアノ=塩崎美幸

第7回   2007年7月   Trio YOSOLA

第8回   2008年6月   ハーモニカ=崎元 譲  ピアノ=菅田冨士江

第9回   2009年7月   バリトン=寺田功治   ピアノ=ユリア・レヴ

10回   2010年7月   ピアノデュオ=池田珠代 & パトリック・ジグマノフスキー

11回   2011年7月   押部朋子フルートコンサート

12回   2012年7月   アレクセイ・トカレフ トランペットリサイタル

 

 

広島大学附属福山中・高等学校

広島大学附属福山中・高等学校教育助成会

2012.06.27