乳幼児とのふれあい体験学習
2017.12.13

毎年家庭科の授業の一環で,ご近所にある「ももやま保育園」を,4年生がクラス単位で交替しながら訪問させていただいています。今日は,今年度最後の訪問でした。生徒がそれぞれ工夫して創り上げた絵本やおもちゃを持って,1時間程度の交流をするのですが,高校生のお兄さんお姉さんが来るということで,園児達も毎回心待ちにしてくれているそうです。
最初は園庭で一緒にダンス。動き始めは固かった男子生徒の動きも,段々に笑顔と共になめらかになったところで,一緒に室内に入り,お待ちかねの交流の始まり。今日は何を持ってきたのかを説明したあと,いよいよ,お姉さんお兄さんの出番です!手作りの楽器で一緒に歌いながら踊ったり,絵本の読み聞かせをしたり,おもちゃで一緒に遊んだり…!お姉さん達が絵本の中を動く動物を上手に操りながら読むのを,手に取らんばかりに前のめりになってのぞき込む園児。モグラたたきに,ついつい力が入りすぎる子どもたち。壊れた糸電話を一生懸命に直すお兄さん。ビー玉転がし,魚釣り,積み木,けん玉…。どこの部屋でも,園児の一生懸命に遊ぶ姿とそれに答えようとするお姉さんお兄さん達の一生懸命さ,そして何よりもお互いの笑顔に溢れた一時でした。
部屋を出るときの生徒達の,「楽しかったー」「かわいかったねー」という笑顔は,見ているこちらをも幸せにしてくれるものでした。
「自分たちもこれだけ気を遣ってもらいながら大きくしてもらったんだよなあ」という感想は,多くの小さな子どもたちの毎日のお世話の大変さに,思いを寄せることが出来たものだと思います。また,小さな子どもたちが誤って口に入れるようなことがあるといけないということで,現場で急遽作り直しのアドバイスをいただいたものもありましたが,それも今後に生かすための勉強です。ももやま保育園のみなさまには,色々とお世話になりました。ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。


2017.12.13 13:00 | 固定リンク | 近況

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