1.観測の内容と観測機器の送付
1)測定項目 雨水の酸性度(pH)の測定
2)測定方法 レインゴーランドで採取した雨水の酸性度をpHメーターで測定
する。(レインゴーランドは雨水を降り始めから、時間の経過に
したがって、1mm単位で別々に採取する簡単な装置です。)
測定した、pHをネツトワークを利用して出来るだけ早く送って
いただきます。
3)測定のポイントと測定のための機器について
測定ポイント 日本全国の出来るだけ広範囲に20か所以上
測定機器 pHメーター及びレインゴーランドは、広島大学の方で同規格の
ものを準備し、配付いたします。
pHメーター 堀場
レインゴーランド 堀場
4)観測データの処理
観測結果はIPA,CECの協力をえてまとめ、インターネット
を利用してお返しします。その後の利用はプロジェクト参加校に
ついては、自由とします。
付記)データの処理については、その後三菱総合研究所のご協力のもと
に、このプロジェクトのホームページが完成し、データの入力か
ら利用まで、一貫した体制で行うことが出来るようになりました。
5)雨水の分析について
酸性度を測定したあと、雨水の分析を行うと、もっとくわしい
調査が出来るようになります。これについては学校には分析装置
がないため、分析が出来ません。しかし、次の作業が可能な学校
は、この分析に参加することが出来ます。
1)雨水の酸性度を測定したのち、雨水を冷凍庫で保管する。
2)ある程度まとまり次第、広島大学総合科学部、中根教授の研
究室にクール宅急便で送る。
3)結果はインターネツトで公開する。
2.観測機器の発送と受領書の受取
観測機器を業者から直接学校に送付。
参加校には、学校長名の受領書の提出をもとめた。
受領書は10月16日から10月30日のあいだに受け取りを完了した。