ふくやま美術館/終了した展覧会


特別展

常設企画展

チェコの現代美術9人展

変動する東欧の叫びとささやき

■期間:1997年5月16日(金)−−6月1日(日)


ラディスラフ・ヤルーフカ 「教会堂と城下の佇まいU」1995

東ヨーロッパに位置するチェコ共和国は、1993年に スロバキアと分離独立しました。社会主義から資本主 義へと転換していらい、失業、犯罪の急増など社会的 問題を大きく抱えています。
ここでは、プラハから東へおよそ250キロのオロ モウツ市にある国立パラツキー大学で美術を教えてい る40歳前後の9人の美術作家が、社会の大きな変動の 中で真摯に制作した版画、ドローインク、写真作品約 60点を展示し、新しい東欧美術への関心を喚起しよう とするものです。


坂本万七写真展

築地小劇場から古都の仏たちまで

■期間:1997年6月4日(水)−−6月22日(日)


坂本万七「弥勒菩薩(顔、斜)広隆寺」1952

坂本万七(1900−1974)は、大正から昭和の戦前、 戦後にわたって活躍した福山市出身の写真家です。お もに、遺跡や柳宗悦らと調査した民芸作品、陶磁器な どの撮影者として知られています。
今回は、デヴュー作である大正〜昭和初期の築地小 劇場の舞台写真や、昭和10年代の沖縄の写真、また、 1989年に福山ロータリークラブからふくやま美術館に 寄贈された、広隆寺の国宝弥勒菩薩や重文の仏像とい った古都の仏たちの写真まで、重厚なモノクローム写 真約80点を展示いたします。

■観覧料:一般300円(240円),高校生まで無料 ( )内は前売り及び20以上の団体料金

■開館時間:午前9時30分〜午後5時(月曜日休館)


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