かつら |
和名:桂(かつら) |
学名:Cercidiphyllum japonicum Sieb. et Zucc. (カツラ科) | |
万葉:かつら(桂・楓). | |
日本各地に自生する落葉大高木.成長が早く高さ30m,直径2m以上にもなる.花は春に葉よりも早く開くが,がくや花弁はなく雌雄異株である. | |
向(むか)つ峰(お)の 若桂(わかかつら)の木 下枝(しづえ)取り 花待つい間(ま)に 嘆きつるかも 作者不詳 『万葉集』巻七 1359 向かいの山の若い桂の木のような娘さん、その下枝を手に取って花の咲くのを待つ間に、私はため息をついたことよ。 |
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カツラは日本特産の木で、材は緻密で工作が容易なうえに、狂いが少ないため、建築用材、家具、楽器、製図板、碁将棋盤などに使用される重要な木です。葉は抹香の原料にします。(建築材、家具材、抹香) |
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校内分布図:●は植物の生育場所。 |