ひるがお	和名：昼顔（ひるがお）
	学名：Calystegia japonica Choisy （ヒルガオ科）
	万葉：かほばな（容花）．
北海道から九州にかけての野原や道ばたに普通にはえる多年草．夏，つる性の茎に大きな淡紅色の花を開く．和名は花が日中に咲くことによる．普通結実しない．

高円(たかまど)の　野辺(のべ)の容花(かおばな)　面影(おもかげ)に　見えつつ妹(いも)は　忘れかねつも作者不詳　『万葉集』巻八1630 　高円(たかまど)の野辺(のべ)の容花(かおばな)を見ると、目の前にあなたの姿が何度も見えて、忘れられない。
地方によっては、「ヒルガオ」を「カオバナ」と呼ぶところがあります。容花（かおばな）は「美しい花」という意味を持ち、美しい花なら「ヒルガオ」に特定しなくてもよいという説もありますが、「容花」のことを「ヒルガオ」と考えるのが定説となっています。　春、若芽を茹でて水に浸し、おひたし、和えもの、あるいはご飯に混ぜて食べます。　地上部を採って乾燥し、利尿、疲労回復に用います。（食用、薬用）
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校内分布図：●は植物の生育場所。