合宿の目的

オリーブが日本で初めて移植された小豆島の自然に触れながら、「平和」と「智恵」の意味について考え、当校生徒としての自覚を高める。

参加生徒・引率教員

2011年度中学校1年生 122名
引率:副校長と、担任を含む6人の先生

合宿の概要
  • 7/27(水)
      寒霞渓ハイキング
      エンジェルロード散策


宿舎

〒761-4106
香川県小豆島土庄町銀波浦  小豆島国際ホテル


アルバム









生徒の感想
「オリーブ漬け」。副校長先生が出発式で言われた言葉です。「君達はこの合宿でオリーブ漬けになってもらいます。」この合宿の名は「オリーブの絆」。正直何をそんなにオリーブにこだわっているのか、と思っていました。そんな無知な私に、小豆島という地が、オリーブという植物が、オリーブの絆で結ばれた友が、附属生の魂をうえつけてくれました。とても楽しい合宿でした。でもそれ以上に、附属生という看板の重さを実感した合宿でした。オリーブという学校のシンボルに託された思いは、とても大きいものでした。その看板の重さにつぶされないように、そしてオリーブを通しての思いに見合う自分として、学年として育っていきたいと思います。
僕は、この宿泊研修を終えて、たくさんのことを学びました。オリーブ公園や副校長先生のお話を聞いたり、「二十四の瞳」について知ったり、そして互いに知らない同士の仲間とたくさん関わりました。その中で、122人の絆が深まったと思います。一緒に行動したり、一緒に同じ部屋で寝たり、互いに話し合ったりと、いろんなことは互いの絆がないとできません。また絆は、「自然に出来るもの」ではなく、「自分たちでつくっていくもの」だと思います。だから、その絆を深くしていけば、もっと仲間意識が固まっていくと思います。そんな絆を残り5年半の間で築き上げていき、最高の仲間と心身ともに、成長していきたいです。

宿泊研修を終えて、1番心に残っているものは、副校長先生がおっしゃった「オリーブには平和になるよう願いが込められていて、平和になるということは仲良くなること」という言葉です。仲が良ければどんなことでも手を貸すことができ、1人でうまくできないことでも一緒に乗り越えることができると思います。この宿泊研修では、その友だちとの仲を今まで以上に深めることができたと思います。

研修ではいろいろなことを学びました。オリーブに込められた「平和」の意味、二十四の瞳で感じた「平和」。「平和」というものの大切さを改めて知ることができたと思います。また、たくさんのオリーブの青々とした葉を見たり、ハイキングのときに山の自然に触れたりして、自然の美しさを感じたりすることができました。1日2回しか現れないエンジェルロード。そこからの海もとてもきれいでした。この研修はとても楽しかったし、たくさんのことを学べました。そして、この研修を通して「附属生としての自覚」がわいてきました。これからは、その自覚を大切にしながら「平和」や「知恵」について考え、心も頭も立派な附属生になれるよう日々努力していきたいです。
広島大学附属福山中学校に入学してこれまでずっと耳にしてきた「自主・自立の精神」という言葉の理由がこの宿泊研修でわかったような気がします。集団で生活していく中でも自分で動かないといけないことが分かりました。人に頼って動いていては先に進まない。自分で動いてこそ広島大学附属福山中学校の生徒であると学びました。これからも、伝統あるオリーブの校章を受け継いでいきたいです。
オリーブについて、詳しく知ることができて良かったなと思いました。今までオリーブは「平和の象徴である」ということしか知らなかった私にとって、名前の由来やオリーブの歴史を学んだことは、より附属生としての自覚を高められたのではないかと思います。二十四の瞳に関して、副校長先生が「二百四十四の瞳」とおっしゃっていたのが印象的でした。先生方から見た「二百四十四の瞳」はどんなものなんだろうと思いました。もっと友だちとの絆を深め、より良い学年にしていきたいなと改めて感じました。




広島大学附属福山中・高等学校