広島大学附属福山中・高等学校 1年生小豆島合宿

 オリーブの絆 2013

 

■合宿の目的

オリーブが日本で初めて移植された小豆島で「平和」や「知恵」などについて考え、福山附属生としての自覚を高めるとともに、小豆島の自然の中で仲間とともに過ごし、学年の絆を深める。

■オリーブについて

オリーブの木はその果実をオリーブオイルにピクルスにと、人類が最も古くから利用してきた。

ノアの箱舟の鳩とオリーブの伝説は有名であり、そこから「平和」のシンボルともなった。ギリシア神話では、オリーブの木は英知の女神アテナが創ったとされ「英知」の意味とされている。

■オリーブの校章

福山附属の校章は、初代校長の松原郁二先生のデザインによるもので、オリーブの実と葉を図案化している。1954年11月5日に制定された。

 

■小豆島 しょうどしま

瀬戸内海播磨灘にあり、行政区分は香川県小豆郡。瀬戸内海では淡路島に次いで2番目の面積。小豆島でオリーブ栽培が始まったのは1908年。日本のオリーブ栽培発祥の地として知られている。

■1日目 8/2

学校〜新岡山港

〜小豆島土庄港〜オリーブ公園

〜二十四の瞳映画村

〜小豆島国際ホテル

〜副校長講話

■2日目 8/3

ホテル〜紅雲亭

〜寒霞渓〜頂上

〜ロープウエイ〜紅雲亭

〜ホテル〜エンジェルロード

〜土生港〜新岡山港〜学校

■参加生徒と引率教員

2013年度中学校 1年生

引率:副校長と、担任を含む6人の先生

■生徒感想

私は宿泊研修を終えて,今まで知らなかったオリーブや校章,校歌についても知ることができて,まだまだ知らないことだらけだなぁと思いました。特に印象深いのは,旧約聖書にもギリシャ神話にもオリーブが出てくることです。その他にも国際連合の旗にも使われていることを知って驚きました。また,友達と協力したこともとても思い出に残っています。エンジェルロードを4人で手をつなぎ渡りきったこと,ハイキングの坂が辛かったけど話しをしながら行ったらがんばれたこと,室長会議を忘れていたら教えてくれたこと・・・。この研修をきっかけに,また仲良くなれた気がします。2年,3年,4年,5年の宿泊研修が楽しみです。

 

オリーブの意味を知り,附属生としての自覚を高めることができた。そして何より,仲間との絆を深めることができたオリーブ漬けの二日間だった。一日目のオリーブ公園,二十四の瞳映画村研修では,オリーブや小豆島の歴史を感じることができた。二日目のハイキング,エンジェルロード散策では,仲間と協力し合うことで,仲間との絆を深めることができた。この二日間は実りある二日間だったと思う。この研修で学んだこと,得たことを胸に,また新学期を迎えようと思う。

 

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広島大学附属福山中・高等学校