雨水の観測
レインゴーランドの設置
 レインゴーランドは,屋上などの頭上に障害物のない場所に, 台を置いて固定します。(コンクリートの壁のそばなどに設置すると, 跳ね返りの水で雨のpHが変わることがあります。) 風などで転倒しないように,しっかりとした台の上にねじや釘で固定しましょう。
 レインゴーランドにたまる"ほこり"の影響で雨のpHの値が変わることがありますから, 雨が降らない時でも,1週間に1度は蒸留水などでレインゴーランドを洗浄してください。 "ひらけゴマ"(雨を取り入れるところのふた)にトイレットペーパーを幅1cmくらいに 切ったものをひっかけて,セットします。雨が降り始めると, このトイレットペーパーが切れて,ふたが自動的に開きます。 トイレットペーパーを引っかけるつめがおれたりした場合は,事務局にご相談ください。

測定の準備
 pHメーターや導電率計の使い方は,それぞれの説明書をよく読んでください。 特に,pHメーターの雨水を入れる部分は,薄いガラスが張り付けてあり, 強い力を加えるとすぐに割れますので,気をつけてください。
 pHメーターや導電率計は使用直前に,標準液(pHメーターはpH7とpH4の2種類, 導電率計は141μS/cmの1種類)で校正してください。 (温度などで,値が変化しますので,測定の直前に校正を行ってください。)

雨水の測定
 雨水の酸性度(pH):レインゴーランドはカップ1〜カップ7まで, 雨の降り始めから順に雨量1mmごとの雨を自動的に採水します。8mm以降の雨は, カップ8からあふれて,下の大きなカップにたまります。 採水された初期降雨(1〜8ステップ)の酸性度と導電率を,堀 場のツインpHメーターと導電率計でステップ毎に測定します。 8ステップは,カップ8と下の大きなカップにたまった水を混ぜ合わせて測定してください。 最後に,採水されたすべての雨水を混ぜ合わせての平均pHを測定します。 雨水の測定は降雨後24時間以内におこなってください。

測定後
 レインゴーランドやpHメーターなど, 測定後は蒸留水か脱イオン水で良く洗浄しましょう。 レインゴーランドは洗浄後,ひらけゴマをセットして,次の雨に備えましょう。

降雪の酸性度
 レインゴーランドでのステップ毎の捕捉は困難ですから, 別の容器(ビーカーなど)でまとめて捕捉し,これを室温で融解させた後, 24時間以内にpHメーターで測定します。

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