日時      2015711日(土)1430

場所   広島大学附属福山中・高等学校 マルチメディアホール

演奏   藤木 大地(カウンターテナー)
     高本 一郎(リュート)

参加   保護者・生徒 110

司会   土井悦子

主催   広島大学附属福山中・高等学校 教育助成会

企画協力 特定非営利活動法人緑の街ミュージックフレンズ

 

   ■ F.メンデルスゾーン(ドイツ/18091847)作曲

     歌の翼に

   ■ J.S.バッハ(ドイツ/16851750)作曲

     来たれ甘き死よ

   ■ R.シューマン(ドイツ/18101856)作曲

     献呈

   ■ C.モンテヴェルディ(イタリア/15671643)作曲

     あの蔑みの眼差し

   ■ 作者不詳(イタリア)
     シチリアーナ <リュート ソロ>

   ■ T.メールラ(イタリア/15941665)作曲
     そんな風に思うなんて
   ■ J.ダウランド(イギリス/15631626
     時がたちどまり/今こそ別れねばならぬ
   ■ H.パーセル(イギリス/16591695
     夕べの讃歌
   ■ イングランド民謡
     グリーンスリーブス <リュート ソロ>
   ■ 弘田 龍太郎(日本/18921952
     叱られて
   ■ 梁田 貞(日本/18851959
     城ヶ島の雨
   ■ 武満 徹(日本/19301996
     小さな空
    F.シューベルト(ドイツ/17971828
     野ばら <アンコール>

藤木大地 カウンターテナー

 2002年、東京藝術大学卒業。2005年、新国立劇場オペラ研修所修了。文化庁派造芸術家在外研修員としてイタリア・ボロ一ニャ、ロームミュージックファンデーション奨学生としてウィーンに留学。
 テノール歌手としての国内外での演奏活動の一方で、コンサートプロデュース、ウィーン国立歌劇場におけるオペラ制作についての研修、ウィーン国立音楽大学大学院での文化経営学の研究など、多彩に活動。
 2011年に歌手活動をカウンターテナーに転向。2012年、日本音楽コンクール声楽部門第1位。権威ある同コンクールにおいて、史上初めてカウンターテナーが優勝したことは、大きな話題となった。
 2014年5月にボロ一ニャ歌劇場に開場250周年記念として上演されたグルック「クレーリアの勝利」マンニオ役に抜權されてデビュー。続いて6月には同劇場でバッティステッリ「イタリア式離婚狂想曲」カルメロ役で出演、11月には日生劇場でのライマン「リア」エドガ一役(下野竜也氏指揮・ 読売日本交響楽団)を好演。201415シーズンには、ウィーン国立歌劇場と、日本人カウンターテナーとして初めて、客演契約を結び、続けて20152016シーズンの客演契約も結ばれた。
 2015年1月3日に行われた第58NHKニューイヤーオペラコンサートに2014年に続き、2年連続出演するなど、バロックからコンテンポラリーまで、幅広いレバートリーで国際的な活動を展開する、現在最も注目を集める声楽家の一人である
 声楽を鈴木寛一、マイケル・チャンスなどの各氏に師事。宮崎県出身。 ウィーン在住。


高本一郎 リュート
 奈良生まれ。5歳からギターを始め「第3回読売ギターコンクール」銀賞受営など、国内の数多くのギターコンクールに入賞。相愛大学音楽学部(音楽学専攻) 率業。在学中にリュートに魅せられ渡仏、フランス国立ストラスブール音楽院にてリュートを学ぶ。
 2008年3月にパリ・ルーヴル美術館でソロコンサートを開催。またタイ・マレーシア両政府機関に招聘され、バンコク、クアラルンプール両都市にてソロリサイタルを開催。
 国内でもリサイタルを度々開催し、「ホテル阪急インターナショナルチャペル」のリサイタルは、同チャペル・コンサートシリーズの観客動員記録を樹立。
 2001年にはソロアルバム『I Luth〜天使のアリア・風の舞曲』をリリースし、古楽の分野では驚異的とも思われる売り上げを見せ各方面で話題となる 。国内の音楽祭では、
「ゆふいん音楽祭(音楽監督・河野文昭氏)」2004年、2008
「清里音楽案.(音楽監督・小林道夫氏)」2004
「丹波の森国際音楽祭(音楽監督・畑儀文氏)」2006年、2010
「福岡古楽音楽祭(音楽監督・有田正広)」2010年に、ソリストおよびコンティヌオ奏者として招かれる。2007年よりホテルニューオータニ大阪のチャペル「エンジエルズアイ」にて、『リュートの楽園』コンサートシリーズをプロデュース。
 2012年には、ソロ・ ミニアルバム「小さな妖精と大きな妖精」、自作曲によるアルバム「シャコンヌ・ オリェンターレ」をリリース。「シャコンヌ・オリェンターレ」が、全日空(ANA) 国際線の機内オーディオに選ばれ、そのアルバムの中から「ゆきかえり」が、北海道国際航空(AirDo) の機内オーディオテーマ曲に使用される。
 2015 年2月末〜4月にかけて、「市川海老蔵特別公演・ 歌舞伎『源氏物語』」全国ツアーに参加するなど、幅広いジャンルのアーティスト達から信頼を寄せられている、貴重な古楽器奏者である。
 リュートを今村泰典、Eugene FERRE、 Hopkinson SMITH Luciano CONTINIの各氏に師事。バロックギターを Rol ISLEVAND氏に、ギターを父・高本志郎に師事。
「日本テレマン協会」ソリストおよびコンティヌオ奏者
DUO 「うたたね」(深川和美+高本一郎)
*古楽ユニット「ル・ ポワ・ トゥ, ムジーク(音楽の森)」主宰
「アメニティ・ アンサンブル」メンバー/* 「チバンゴ・ コンソート」リュート奏者
大阪音楽大学付属音楽院のリュート請師

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広島大学附属福山中・高等学校

広島大学附属福山中・高等学校 教育助成会

2015.07.11