「お正月のおせち料理」

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1.行事の目的   新年を祝う

2.行事の内容・いわれ・時期

内 容・・・御神酒やおせちを飲食して楽しむ。

いわれ・・・新しい年を去年とはちがう新たな気持ちで出発するため,目標や決心をたてたりする,いわばけじめをつける日。

時 期・・・毎年1月

3.料理の名前:  おせち料理

4.料理の方法:  煮しめる,蒸す,焼く,ゆがく

(要するに,1月の1週間くらいは,主婦がほとんど料理をしなくてもよいように,保存のきくものを作る。だが,元旦からお店が開いている今の時代には,おせち料理はあわないように思える。)

一の重: 「祝い肴」という。(左の重箱)

料理名 調理法 意味/その他
かずのこ 塩づけ,だしにつける 子だからに恵まれる。
黒豆 煮る みんな"まめ"にすごせるよう。
田作り(ごまめ) いって砂糖と醤油でからめる 田が栄えるという意味。
かぶらの酢漬け 酢につける さっぱりとしているから入れる。長持ちする。
栗きんとん ゆがく,こねる かちぐりという意味。縁起を担ぐという意味。(本来二の重に入れる。)
二見卵 ゆがく,つぶす,蒸す きれいなので入れた。
大きいエビ さっとゆがく 腰が曲がるまで長寿になるように。
にしめ   煮ているので長持ちする。
 にんじん 煮る  
 しいたけ 煮る  
 えんどう 煮る  
 こうやどうふ 煮る  
サーモンの
 なると巻き
巻く きれいなので入れた

二の重: 「口取り」という。(右の重箱)

かまぼこ そのまま入れる 色が赤と白だから紅白できれいなので入れる。
だて巻き 焼く もともとは伊達藩の卵焼き
煮しめ 包丁をあまり入れない ゆりねもいれることがある。
 さといも    
 にんじん    
 こんにゃく    
 れんこん   見通しが良くなるという意味。
 ふき    
 えんどう    
 こんぶ   喜ぶという意味。
小エビ 煎ってからめる