こなら

和名:小楢(こなら).別名:ほうそ
学名:Quercus serrata Thunb. (ブナ科)
万葉:ははそ(可母).こなら(小楢).
日本各地の日当たりのよい山野に普通にみられる落葉高木.高さは10m以上になる.雄花は黄褐色の小さな花を多数つけて垂れ下がる.雌花は上部の葉のわきに数個つく.
wpeB.jpg (15482 バイト) 雌花
下野(しもつけの) 三毳(みかも)の山の 小楢(こなら)のす 

                           まぐはし児(こ)ろは 誰(た)が笥(け)か持たむ

大伴旅人(おおとものたびと) 『万葉集』巻十四3424

 下野のみかもの山のみずみずしい小楢の若葉のように美しいあの子は、いったい誰の食事の世話をするようになるのだろう。

wpeC.jpg (11730 バイト)wpeD.jpg (20550 バイト) 雄花


 万葉集には、「こなら」と詠まれるものはこの歌のみです。この他、ハハソと歌われる歌があります。ドングリをたくさんつけ、冬の動物たちの大事な食糧です。コナラは薪にしたり焼いて炭にするのに、なくてはならないものです。また樹皮は染料としても使われます。(薪炭材、染料)

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konara.jpg (19571 バイト) 校内分布図:は植物の生育場所。 樹木に親しむにBack