つつじ |
和名:躑躅(つつじ) |
学名:Rhododendron kaempferi Planch. (ヤマツツジ,ツツジ科) | |
万葉:つつじ. | |
北海道から琉球にかけての各地の山野に普通にみられる半常緑低木.初夏,赤色の花を開き,花冠は5裂する.春出葉は大きいが,夏出葉は小さく越冬する. | |
ヤマツツジ | |
水(みな)伝(つた)ふ 磯(いそ)の浦廻(うらみ)の 石(いわ)つつじ 茂(も)く咲く道を またも見むかも 作者不詳 『万葉集』巻二185 水の流れる池の汀(みぎわ)の、いわつつじのいっぱいに咲いているこの道を、また見ることがあるのだろうか。 |
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ヒラドツツジ 春、桜の花に続いて、さまざまなツツジが山をいろどります。コバノミツバツツジ、ヤマツツジ、レンゲツツジ、モチツツジなどの自生種が雑木林に花開きます。ツツジは、自生種、園芸種ともに、非常に種類が多い植物です。レンゲツツジは有毒植物で、アセビとともに放牧地でもすまし顔で残っています。 ツツジ類は一般に材質が堅く、緻密でねばり強く、細工材として適しています。ろくろ細工、洋傘の柄などに用いられます。(細工材) コバノミツバツツジ |
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校内分布図:●は植物の生育場所。 Back |