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2018年度

  公開教育研究会のご案内

※今年度の教育研究大会は駐車場が例年に比べて狭いので,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
お車でご来校された場合,駐車スペースがない場合や途中で校外に出ることが困難になる可能性もございます。
ご了承ください。

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研究会全体テーマ

  課題解決のための資質・能力と
 豊かな創造性の育成T

 

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校長あいさつ

拝啓、皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 文部科学省指定スーパーグローバルハイスクール(SGH)「瀬戸内から世界へ!世界から備後へ!〜グローカルイノベーションと合意形成を柱に〜」の研究開発では、「SGH意識調査」および「グローバルコンピテンシー調査」という二つの調査を毎年行っています。
 SGH意識調査では「関心などの意識調査」、「論理的思考力コミュニケーション力などについて自己評価」などについて、グローバルコンピテンシー調査では「個性と文化の尊重」「自己理解・自己管理」「異文化コミュニケーション(国際的対話力・外国語運用力)」「連携とネットワーク(協調性)」「成果志向(主体性・チャレンジ精神・責任感)」の5つの領域で、どちらも自己評価に基づく調査を行っています。
 調査の結果は、ほとんどの項目で年々自己評価が高くなっていることを示しています。SGHのプログラムがねらいとしている資質・能力が育成され、グローバルリーダー・地方創生リーダーの育成が着々と進んでいることが示されています。
 第48回教育研究会は、本校の取り組みの一端を広く紹介し、ご参会の皆様からのご意見やご批評をいただける貴重な機会であると、とらえております。ご公務ご多忙の折とは存じますが、多数の皆様のご来場をいただきますように、ご案内申し上げます。

                            平成30年7月
                            広島大学附属福山中・高等学校
                              校 長  渡 辺 健 次



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期日  2018年 11月16日(金)

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主な内容

◆午前:公開授業(中学校・高等学校)

 ・教科(スーパーグローバルハイスクールの取り組みも含みます)
  
国語,社会,数学,理科,保健体育,芸術(美術),技術・家庭,英語

◆午後:

分科会(各教科・・・新教科を含む)

全体会(講演会)
  「SGHで目指すもの,新学習指導要領で目指すもの」

講師

文部科学省初等中等局視学官  長尾 篤志先生

◆日程:2018年11月16日(金)

受   付

   9:20 9:50

公開授業T(各教科および研究開発関連新教科など)

   9:5010:40

公開授業U(各教科および研究開発関連新教科など)

  11:0011:50

昼食・休憩

  11:5012:50

分科会(各教科・・・研究開発の取り組みを含む)

  12:5014:40

全体会(講演会)

  15:0016:30

 

各教科の公開授業および分科会の内容

国語科

 私たちは日々の生活の中で,使いなれた言葉で会話し,その言葉をもとにして自分や世界について想像し,考えます。しかし,言葉が使いなれたものになると,自分も世界も固定化したものになってしまいがちです。
 私たち国語科は,さまざまな言葉の学びを通して,自分とは異なる考えや背景を持つ他者の言葉や世界を理解し,自分や世界について見つめなおすことのできる生徒を育てたいと考えています。
 本研究会では,生徒が言葉の世界を拡げることを通して,自分や世界について見つめなおし,創造する国語の授業を提案いたします。

社会科


 社会科(地歴・公民科)では「社会を読み解き問題を解決する力を育てる授業研究」というテーマで公開授業を行います。地歴科日本史A(高等学校2年)において「大正期の日本の政治と外交」をテーマに,国際社会における日本のあり方を考える授業を提案します。地理的分野(中学校2年)において「様々な地域の調査」をテーマに,様々な地域における課題を地理的に探究し,その解決策について考察する授業を提案します。また,棚橋健治先生(広島大学大学院教育学研究科教授)をお招きして,ご講演いただきます。
 

数学科

 
  「〜数学的な見方・考え方を重視して〜」をテーマに公開授業と研究発表を行います。公開授業では,中学校3年「数量」では,「問題づくり」を取り入れた学習活動を通して,二次方程式で学んだ知識及び技能をもとに,思考を深め,課題解決する力を育成することを目指します。高等学校1年では,数学T「図形と計量」の課題学習を行います。日常の事象に潜む図形の数学的な特徴に着目して問題を見い出し,三角比を利用して解決する活動を行って,課題解決のための資質・能力の育成を目指したいと思います。
 研究発表では,課題解決のための資質・能力の育成を目指した普段の授業のアレンジについて検討し,実践例を紹介します。
 

 理 科


 理科では,「課題を発見し,解決するための資質・能力の育成」をテーマに研究に取り組んでいます。
 公開授業では、中学2年「理科第1分野」で「化学変化と熱」に関する授業、高校2年「生物基礎」で「恒常性」に関する授業を公開します。分科会では,SGHにおける理科としての取り組みを紹介し,参加者の皆様と協議したいと思います。

保健体育科

 保健体育科では,中学2年の総合的な学習を担当し,人間の体内環境について学習します。今回の授業では,味覚について実験を行いながら考えていきます。そうして体内環境についての理解を深め,保健分野での深い学びにつながる授業を提案します。
 高校1年男子のサッカーでは,ロジックツリーを用いて,チームや個の課題を具体的に整理していきます。それらをもとに,戦術に合った個々の役割・動き方などをチームで共有し,プレーを深化させていく授業を提案します。

芸術科(美術)

  現代美術を作り上げた作家たち(デュシャンやフォンタナ)など,既成概念を覆す新しい芸術作品についてを取り上げ,それらの作品には社会問題に対する作者の考えがあったこと学びます。その上で,現代の諸問題について考え,それらの問題を人々に訴えかけるような芸術作品の構想案を練ります。同時に,自他の構想案を相互評価する中で,他の人の表現方法を学ぶとともに,自分とは違う考えや価値観を尊重することの大切さを学びます。

 技術・家庭科

 技術・家庭科では,教科テーマとして「生活の中にある課題に対し,解決策を考え,最適解を求める態度を育成する」ことを目指しています。 教科テーマに対し,技術科では,リスクマネジメントの手法を援用した安全教育を展開します。授業を通して,危険性のある事象について最適な行動を導ける生徒を育てたいと考えています。
高校の家庭基礎では,家族をつくって学習します。調理,絵本とおもちゃの製作,幼児とのふれあい体験など,課題に対する合意形成を通して家族らしくなっていきます。価値観が多様化していくなかでも,生徒一人ひとりがこれからの人生を見通し,自分自身の生き方について考える授業を展開しています。

英語科

  中学2年生は、日常的な話題に関する発表を聞き、自分の知識や経験と結びつけ、考えや感想などを整理し表現します。高校1年生のコミュニケーション英語Tでは,プレゼンテーションを含む単元内に、対話的な言語活動を取り入れた授業を展開します。それぞれ、「思考力、判断力、表現力」を高めることを目指した授業を提案します。


新教科「現代への視座」と「課題研究への誘い」
(各教科の中で扱います)

 平成15年度から平成26年度の12年間にわたり,文部科学省研究開発学校の指定を受け, 研究開発校として研究と実践を重ねて来ました。平成27年度からはスーパーグローバルハイスクールの指定を受け, 「瀬戸内から世界へ!世界から備後へ!―グローカルイノベーションと合意形成を柱に―」 を開発課題として,下記のテーマのもと,新たなカリキュラムの開発と試行に取り組んでいます。
 この教育課程では中学校,高等学校に新教科「現代への視座」・「課題研究への誘い」を創設し,総合的な学習の時間とあわせて実践しております。 研究会では,総合的な学習の時間の取り組みも各教科の公開授業や,分科会の中で報告します。

平成30年度 研究開発 研究課題(テーマ)

 課題解決のための資質・能力と豊かな創造性の育成T

平成21年度〜23年度 研究開発の詳細はこちら
平成24年度〜26年度 研究開発の詳細はこちら
平成27年度〜 研究開発(スーパーグローバルハイスクール)の詳細はこちら

 


■ 教科別研究主題

教 科

研 究 主 題

国 語

自分や世界について見つめなおし,創造する国語の授業

社 会

社会を読み解き問題を解決する力を育てる授業研究

数 学

数学的活動による課題解決のための資質・能力の育成
 〜数学的な見方・考え方を重視して〜

理 科

課題を発見し,解決するための資質・能力を育成する理科授業 

 保健体育

思考力・判断力・表現力を育む保健体育の授業の創造

芸 術
 (美術) 

総合的な学習「創造T」創造的表現分野
〜現代社会の諸問題をテーマに美術作品を創造する〜

   技術・
家庭

生活の中にある課題に対し,解決策を考え,最適解を求める態度を育成する技術・家庭科の授業

   英 語

対話的な言語活動を重視した英語教育の創造


■ 公開授業 



教 科
 


公  開  授  業


時限


学年・クラス


授 業 内 容


授業者


会 場

国 語

T

1・B    古典との出会い−鬼と出会う− 川中裕美子 1B教室


U
 

   言葉の可能性を考える

M中 直子 4C教室
社 会

T

5・T

  大正期の日本の政治と外交

山名 敏弘 社会科教室

U

2・C

  様々な地域の調査

見島 泰司 社会科教室
数 学 

T

3・C   「図形と計量」の課題学習 森脇 政泰 3C教室
U

5・C

  「問題づくり」を取り入れた学習活動を通して

野田 真美 5C教室
理 科

T

5・T

   恒常性 藤浪 圭悟 生物教室

U

2・A

  化学変化と熱

 西山 和之 化学教室

保健体育

T
2・B

 総合的な学習「課題発見を学ぶ」
  味覚の不思議
    〜保健分野での発展的学習を見据えて〜

 合田 大輔 保健教室

U

4・DE   深い学びへ発展させるサッカーの授業
   〜チーム分析を通じた課題の解決に着目して〜
信原 智之 グラウンド

芸 術
(美術)

U

AB

 総合的な学習「創造T」 創造的表現分野
   〜現代社会の諸問題をテーマに美術作品を
    創造する〜

牧原 竜浩 美術教室
 技術・
家庭 

T

4・E    コミュニケーションの工夫
    〜家族で支え合う家事労働のために〜
蔭山 映子  被服教室 

U

1・C    技術科におけるリスクマネジメントを取り入れた授業 川路 智治   金木工室
英 語

T

4・D   話すこと[発表]と話すこと[やり取り]を
  結びつけた統合的な言語活動
 福澤 健 4D教室

U

・B   話すこと[発表・やり取り]の質的変化を目指した授業  瀬戸口茂久 2B教室

※当校は中学校・高等学校6カ年一貫教育を実践しており,中学校を1〜3年,高等学校を
 4〜6年と呼んでいます。公開研究授業の合評会は,分科会に含まれています。
※授業内容の欄の「総合的な学習」と表記したものは,スーパーグローバルハイスクール新設教科として取り組んでいる授業です。


■ 分科会  



教 科
 


分 科 会

内  容

指導助言者

会 場

国 語

 授業反省および研究協議


 広島大学大学院教育学研究科教授

           山元 隆春

 広島大学大学院教育学研究科教授

           間瀬 茂夫

会議室

社 会

 授業反省および研究協議
 < 講 演 >「社会を読み解き問題を解決する力を育てる
社会(地歴、公民)科授業」
    広島大学大学院教育学研究科教授 棚橋 健治
 広島大学大学院教育学研究科教授
           棚橋 健治

社会科教室

数 学


 授業反省および研究協議
 <研究発表>
    「課題解決のための資質・能力の育成を目指した
   新しい数学的概念の導入方法に関する事例紹介」
                      発表者 上ヶ谷友佑


 広島大学大学院教育学研究科准教授
     
       影山 和也

A3教室
理 科
 授業反省および研究協議
 広島大学大学院教育学研究科教授
    
        磯ア 哲夫

 広島大学大学院教育学研究科教授
     
        竹下 俊治

生物教室

保健体育
 授業反省および研究協議

 広島大学大学院教育学研究科教授
     
        沖原  謙 
 広島県教育委員会豊かな心育成課
         学校体育係指導主事
    
         在津 文博

保健教室

芸 術
(美術)

 授業反省および研究協議
 <研究発表>
  「総合的な学習「創造的表現分野」の取り組みについて」
                      発表者 牧原 竜浩

 広島大学大学院教育学研究科教授
            内田 雅三
美術教室
技術・家庭  授業反省および研究協議  広島大学大学院教育学研究科教授
    
         鈴木 明子

 広島大学大学院教育学研究科教授
     
        谷田 親彦 
被服教室
英 語  授業反省および研究協議
 広島大学大学院教育学研究科教授
            築道 和明

 広島大学大学院教育学研究科准教授
            兼重  昇

5B教室

 

参加費 無料

昼食のお弁当は1000円で予約を受け付けております。

       ※代金は当日の受付でお支払いください。     


◆申し込み方法

   ・ Webでの参加申し込みは こちら から。

   ・E-mail またはfaxで申し込む場合は参加申し込み票(右クリックでダウンロートしてください)の内容を,
    下記 広大附属福山研究部まで送信してください。

     ※参加申し込みは11月9日(金)までにお願いいたします。
       申し込みいただいた方には、この日までに確認のFAXまたはE-mailを送りますので、
      FAX番号またはE-mailアドレスをご記入ください。

     ※昼食弁当(1000円)を申し込まれた方は、代金を当日の受付でお支払い下さい。

◆お問い合わせ先

広島大学附属福山中・高等学校 研究部

〒721-8551 広島県福山市春日町5丁目14番1号
TEL 084-941-8424
  FAX 084-941-8356
Email kenk2018@@fukuyama.hiroshima-u.ac.jp
     (送信の際は「@@」を@に変えてください)

◆交通のご案内

○JR東福山駅下車(普通列車のみ停車) 徒歩約20分
○JR福山駅下車 バス約20分 タクシー15分
  バス福山駅南口2番のりば
     ( 中国バス)
        「鋼管町行き」広大付属校前下車
     (井笠バス)
        「東深津経由坪尾行き」広大付属校前下車 

※今年度の教育研究大会は駐車場が例年に比べて狭いので,できるだけ公共の交通機関をご利用ください。
お車でご来校された場合,駐車スペースがない場合や途中で校外に出ることが困難になる可能性もございます。
ご了承ください。

学校周辺の道路略図(画像)

校舎配置図(画像)


◆過去5年間の研究会の内容がご覧いただけます。

2017年度の教育研究会の内容
2016年度の教育研究会の内容
2015年度の教育研究会の内容
2014年度の教育研究会の内容
2013年度の教育研究会の内容


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