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2015年度

  公開教育研究会のご案内

    

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研究会全体テーマ

  グローバルリーダー・地方創生リーダーに
 求められる能力・態度の育成T

 

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期日  2015年 11月27日(金)

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主な内容

◆午前:公開授業(中学校・高等学校)

 ・教科(スーパーグローバルハイスクールの新教科「課題研究への誘い」の取り組みも含みます)
  
国語,社会,数学,理科,保健体育,芸術(美術),英語

◆午後:

分科会(各教科・・・新教科「課題研究への誘い」を含む)

全体講演会  「グローバル化に対応した教育の在り方」

講師

立教大学経営学部教授/グローバル教育センター長   松本 茂 先生


◆日程:2015年11月27日(金)

受   付

   9:20 9:50

公開授業T(各教科および研究開発関連新教科など)

   9:5010:40

公開授業U(各教科および研究開発関連新教科など)

  11:0011:50

昼食・休憩

  11:5012:50

分科会(各教科・・・研究開発の取り組みを含む)

  12:5014:40

全体講演会(リレー講演会)

  15:0016:30

 

各教科の公開授業および分科会の内容

国語科

 私たちは日々の生活の中で,使いなれた言葉で会話し,その言葉をもとにして自分や世界について想像し,考えます。しかし,言葉が使いなれたものになると,自分も世界も固定化したものになってしまいがちです。
 私たち国語科は、さまざまな言葉の学びを通して、自分とは異なる考えや背景を持つ他者の言葉や世界を理解し、自分や世界について見つめなおすことのできる生徒を育てたいと考えています。
 本研究会では,生徒が言葉の世界を拡げることを通して、自分や世界について見つめなおし,創造する国語の授業を提案いたします。
 

社会科


 社会科(地歴・公民科)では「社会を読み解き問題を解決する力を育てる授業研究 〜課題研究を柱として〜」というテーマで、社会を読み解く力として不可欠なクリティカル・シンキングを重視した授業を公開します。
 中学校3年生では、総合的な学習の時間において「資料から地域イメージを読み取る」をテーマに、主体的な学びのために必要な、多面的なデータと分析の視点を獲得する授業を提案します。高等学校1年生では、新科目「解決 社会科学分野」において「答えが確立していない課題に挑む授業」をテーマに、現代社会の様々な課題からひとつを取り上げて、交渉(negotiation)を取り入れたグループ学習の授業を提案します。
 また、池野範男先生(広島大学教育学研究科教授)をお招きして、ご講演いただきます。

 

数学科

 
「経験知の積み重ねとクリティカルシンキングを柱とした数学科授業」をテーマに授業公開と研究発表を行います。高校2年生の授業では,条件を満たす図形が存在するかを考える活動を通して,数学的帰納法を導出することを目指します。中学3年生の授業では,「周囲の長さ」と「面積」の2つの条件を満たす図形を見つける過程で,これまでに学習した知識や技能が,より有機的に結びついていくことを目指します。また,研究発表では,経験知と数学的理解との関係の考察を通して,経験知の蓄積における数学的活動の重要性に注目したいと考えます。
 

 理 科


 理科では,「グローバルリーダー・地方創生リーダーに求められる能力・態度」のひとつとして,「課題を発見し,主体的に探究する能力・態度」を設定して研究に取り組んでいます。
 公開授業では,中学2年「総合的な学習の時間」で「水環境」をテーマとする授業,高校2年「生物基礎」で「恒常性」の分野に関する授業を公開します。分科会では,研究開発における理科の取り組みを紹介し,参加者の皆様と協議したいと思います。

保健体育科

  中学2年生男子の体育の授業では,チームでゲームの展開を予測・準備し,状況判断を楽しめるソフトボールを目ざす。そのために,身体操作(体幹バランス・空間認知・調整力)を土台とした走攻守の基礎的技能(走塁,バット操作,捕球,送球)の獲得をねらっ た動きづくり及び生徒間のコツの共有により,「自分にもできる」という運動有能感を高めるとともに,考えながらプレーできる生徒を育てたい。
 高校1年生男子の保健の授業では、感染症について考えたい。現在感染症は,グローバル化に伴い国境を越えて広がり,封じ込めに世界的な視点が必要となっている。一方,私たちの生活に目を向けると各々が様々な感染症に対しての対応を考えていく必要もある。本来,私たちの生活の中に”菌”は存在し,人間との「共存」の面と感染症という「脅威」の二面性がある。地球規模で感染症に対応するために,その基本となる人と”菌”との関わりについて考えていきたい。

芸術科(美術)

テンペラ画は,顔料に卵を媒材として作成した絵具で描く技法で,ヨーロッパにおいて14世紀から16世紀頃まで,油彩画が登場する前に主に使われていた描画材料である。
 授業では,先ず日本画・アクリル絵の具・油絵の具などの顔料と媒材の関係を理解させる。その上で,テンペラ絵の具を自ら作り,細密表現や描線の美しさ,発色の良さなどを生かし,テンペラ絵の具を使った新しい表現の可能性を探っていく。

英語科

高校1年生のコミュニケーション英語Tでは, 言語の使用場面としてプレゼンテーションを設定し,読んだ題材について, 聞き手を意識して自分の考えや感想を効果的に伝える表現活動の一例を,授業を通じて提案します。
 中学1年生では,聞き取った題材の一部を再現し, グループで後半部分を想像して完成させて発表する授業を行います。

新教科「現代への視座」と「課題研究への誘い」
(各教科の中で扱います)

 平成15年度から平成26年度の12年間にわたり,文部科学省研究開発学校の指定を受け, 研究開発校として研究と実践を重ねて来ました。平成27年度からはスーパーグローバルハイスクールの指定を受け, 「瀬戸内から世界へ!世界から備後へ!―グローカルイノベーションと合意形成を柱に―」 として,今年度は下記のテーマのもと,新たなカリキュラムの開発と試行に取り組んでいます。
 この教育課程では中学校,高等学校に新教科「現代への視座」・「課題研究への誘い」を創設し,実践しております。 研究会では,これら新教科の取り組みも各教科の公開授業や,分科会の中で報告します。

平成27年度 研究開発 研究課題(テーマ)

グローバルリーダー・地方創生リーダーに 求められる能力・態度の育成T


平成21年度〜23年度 研究開発の詳細はこちら 
平成24年度〜26年度 研究開発の詳細はこちら 

 


■ 教科別研究主題

教 科

研 究 主 題

国 語

自分や世界について見つめなおし,創造する国語の授業

社 会

社会を読み解き問題を解決する力を育てる授業研究
〜課題研究を柱として〜

数 学

経験知の積み重ねとクリティカルシンキングを柱とした
数学科授業

理 科

課題を発見し,主体的に探究する能力・態度を育成する
理科授業

 保健体育

未来像をイメージして多面的に思考する態度を育てる
保健体育の授業

芸 術
 (美術) 

技法材料研究 〜テンペラ画を体験する〜

   英 語

思考力・判断力・表現力を育む英語授業の創造


■ 公開授業 



教 科
 


公  開  授  業


時限


学年・クラス


授 業 内 容


授業者


会 場

国 語

T

4・D    お互いの読みを説明し合う授業 重永 和馬 4D教室


U
 

2・B

   筆者との対話 ―説話の比較読みを通して―

金子 直樹 2B教室
社 会

T

4・E

「課題研究への誘い」社会科学分野
  答えが確立していない課題に挑む授業

下前 弘司 社会科教室

U

3・C

「総合的な学習の時間」主体的な学びを学ぶ
  資料から地域イメージを読み取る

實藤  大 社会科教室
数 学 

T

5・E   数学的帰納法 井上 優輝 5E教室
U

3・B

  2つの条件(周の長さと面積)を満たす図形を作る

後藤 俊秀 3B教室
理 科

T

2・C

「総合的な学習の時間」課題発見を学ぶ
   水環境を探る
 沓脱 侑記 コンピューター室

U

5・T

  生物の恒常性

 田中 伸也 生物教室

保健体育

T
2・AB
男子

  運動有能感を高めるソフトボールの授業

 宮城 耕治 グラウンド

U

4・BC
男子
  人間と感染症 岡本 昌規 保健教室

芸 術
(美術)

U

4・DE

  技法材料研究 〜テンペラ画を体験する〜

牧原 竜浩 美術教室
英 語

T

4・B    思考力・判断力を育てる表現活動  千菊 基司 4B教室

U

1・C    思考力を育てる授業―Story展開を想像する  多賀 徹哉 1C教室

※当校は中学校・高等学校6カ年一貫教育を実践しており,中学校を1〜3年,高等学校を
 4〜6年と呼んでいます。公開研究授業の合評会は,分科会に含まれています。

※授業内容の欄の「課題研究への誘い」と表記したものは,研究開発として設定した新教科として
取り組んでいる授業です。


■ 分科会  



教 科
 


分 科 会

内  容

指導助言者

会 場

国 語

 授業反省および研究協議


 広島大学大学院教育学研究科教授

           山元 隆春

 広島大学大学院教育学研究科教授

           間瀬 茂夫

会議室

社 会


 授業反省および研究協議

 講 演
                           池野 範男

 広島大学大学院教育学研究科教授
           池野 範男

社会科教室

数 学


 授業反省および研究協議

 研究発表
 「経験知についての一考察」
                      発表者 清水 浩士

 広島大学大学院教育学研究科教授
     
       池畠  良

 広島大学大学院教育学研究科特任准教授
    
        入川 義克
A3教室
理 科

 授業反省および研究協議

 広島大学大学院教育学研究科教授
    
        磯ア 哲夫

 広島大学大学院教育学研究科教授
     
        竹下 俊治

生物教室

保健体育
 授業反省および研究協議

 広島県教育委員会スポーツ振興課
        学校体育係指導主事
    
        井上 奈巳

 広島大学大学院教育学研究科准教授
     
        岩田 昌太郎

保健教室

芸 術
(美術)

 授業反省および研究協議


 広島大学大学院教育学研究科准教授
            内田 雅三  
美術教室

英 語

 授業反省および研究協議


 広島大学大学院教育学研究科教授
            松浦 伸和

 広島大学大学院教育学研究科准教授
            兼重  昇

教室

 

参加費 無料です。

資料代 2000円(資料を希望される方のみ) 
     資料の内訳(当校刊行の研究紀要・高大連携授業報告書・SGH中間まとめ):予定
昼食のお弁当は800円で予約を受け付けております。

       ※代金は当日の受付でお支払いください。     


◆申し込み方法

   ・ Webでの参加申し込みは こちら から。

   ・E-mail またはfaxで申し込む場合は参加申し込み票(右クリックでダウンロートしてください)の内容を,
    下記 広大附属福山研究部まで送信してください。

     ※申し込みいただいた方には、11月19日(木)までに確認のFAXまたはE-mailを送りますので、
      FAX番号またはE-mailアドレスをご記入ください。

     ※資料(2000円)および昼食弁当(830円)を申し込まれた方は、代金を当日の受付でお支払い下さい。

◆お問い合わせ先

広島大学附属福山中・高等学校 研究部

〒721-8551 広島県福山市春日町5丁目14番1号
TEL 084-941-8424
  FAX 084-941-8356
Email kenk2015@@fukuyama.hiroshima-u.ac.jp
     (送信の際は「@@」を@に変えてください)

◆交通のご案内

○JR東福山駅下車(普通列車のみ停車) バス5分 徒歩約20分
○JR福山駅下車 バス約20分 タクシー15分
    バス福山駅南口2番のりば ( 中国バス )
        「鋼管町行き」広大付属校前下車

学校周辺の道路略図(画像)

校舎配置図(画像)


◆過去5年間の研究会の内容がご覧いただけます。

2014年度の教育研究会の内容
2013年度の教育研究会の内容
2012年度の教育研究会の内容
2011年度の教育研究会の内容
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