5年 上海研修・実地調査

 5年 提言Ⅰのプログラムでは,海外の交流校との協働などを通して,合意形成や協調的解決の実践の場をつくり出すことを目的に,平成28年度,平成30年度は上海での研修・実地調査を実施することになりました。
 2016年は6月30日~7月3日の日程で,2018年は6月29日~7月2日の日程で,協働学習を進めている上海大同中学校での研修を中心とするプログラムを実施しました。
 また,在上海日本国総領事館や日系企業などへの訪問・実地調査を行いました。

2018 上海実地研修 事前交流1 2018.04.24

  今日は上海研修へ参加する10名が交流校である上海大同中学とスカイプを使って、英語で交流しました。
  互いに自己紹介をし合ったり、学校紹介をしたり、質問をし合ったりしました。日本時間の17:00から約1時間、画面を通してお互いの顔を見ながら話をすることができていました。部活動の話や、趣味の話、中でもアニメや音楽の話題で盛り上がりました。大同の生徒の中には、英語だけでなく、流暢な日本語で自己紹介をしていた生徒もいました。来月またスカイプ交流をすることを約束し、本日の交流を終えました。
 

2018 上海実地研修 skype交流(第2回) 2018.06.14

 6月29日~7月2日の日程で実施される上海研修へ参加する生徒10名が,交流校である大同中学と2回目のskype交流を行いました。
 今回は,上海大同中学の生徒からの学校紹介の後,それぞれの課題研究についての紹介を行いました。この研修では,共通の課題として「食文化」「高校生活」「伝統文化」の3つのテーマを掲げ,日本と中国の共通点や違いを議論したり,社会的な課題について議論したりします。このskypeを通して互いの研究のリサーチクエスチョンを共有して,2週間後の訪問に向けての準備をすることができましたうちに,少しずつ生徒の緊張がほぐれてきたように思えました。
 

2018 上海実地研修 第1日 2018.06.29

 本日からSGHの上海研修です。07:15に広島空港に集合して、結団式で西田副校長先生よりお言葉をいただいた後、飛行機に乗り込みました。広島空港を離陸したのち、瀬戸内海を通って、国東半島から北九州、佐賀、長崎を通過していました。その時の雨雲レーダーの画像をみると、ちょうど雨雲を避けて飛んだことが解りました。

 昼食後は,1つめのプログラム,上海住友商事の訪問を行いました。訪問では,2年前にご対応いただいた皆様もおり,歓迎いただきました。まず,住友商事の概要と多岐にわたる業務の内容を説明いただきました。次に,現地採用の馬さんの住友に採用になるまでの経緯や現在の業務などのお話を聞きました。その後の質疑応答では,本校生徒より事業内容や雇用・企業理念に関する質問が行われ,丁寧にご回答いただきました。
 

次に,在上海日本国総領事館を表敬訪問しました。在上海日本国総領事で,本校の卒業生でもある片山和之総領事様より,総領事館の役割や,上海から見た日中関係の現状と展望についてご講話をいただき,本校生徒からの質問に御回答いただきました。生徒からの質問が活発に行われ,予定していた時間を越えてご対応をいただきました。
 

2018 上海実地研修 第2日 2018.06.30

 本日は,上海・中国の歴史や文化,自然を学ぶ1日でした。 午前の最初のプログラムは,中国の4大博物館の一つである上海博物館の視察でした。貨幣文化を生み出し近隣の国々へ大きな影響を与えた中国の歴史や,鼎を中心とした青銅器文明の品々を観覧し,文化の発展や古代文明について学びました。中学校や高校の歴史の教科書でみてきた品々を直接見ることができ,中国の歴史と日本のつながりなどを学ぶ研修となりました。その後は,豫園の視察で,450年前の文化遺産を見学しました。
午後は,上海の若者に人気の観光地,田子房を見学した後,上海自然博物館へ行きました。
生命の誕生からカンブリア紀の生命の多様性を経て現在の生物たちまでの多種にわたる化石やモデルなどの展示に圧倒されました。また,展示の方法にも工夫が凝らされており,中国随一の自然博物館で,生命の連続性について学ぶことができました。
いよいよ明日は,大同中学との交流です。3つの課題について調べた内容を確認し,発表の練習をして夜を迎えました。
 

2018 上海実地研修 第3日午前 2018.07.01

 上海3回目雨の朝。上海大同中学校の生徒との活動日がやってきました。9;00前に上海大同中学に到着すると、玄関の電光掲示板には歓迎のメッセージが映されており、心温まる歓迎に感激しました。すぐに先生と生徒10名が図書館へ案内してくれて、そこから自然とプレゼント交換や自己紹介が始まるなど、和やかな雰囲気で交流が始まりました。簡単なゲームと自己紹介を終え、10:00から40分間はお互いにグループごとのプレゼンテーションを行いました。その後の20分は各グループで意見交流を行ったり、学校紹介をしたりして、午前の部を終了しました。
 

2018 上海実地研修 第3日午後 2018.07.01

 12:00 総領事公邸到着
 上海大同中学の生徒とバスに乗り、総領事公邸に向かいました。出会ってからまだ2時間でしたが、バスの中では笑い声が絶えず、終始和やかに過ごせていました。総領事公邸に着くと、すでに上海日本人学校高等部の生徒8名が待っており、全員揃った中で、片山総領事から歓迎の挨拶をいただき、その後、竹中くんが代表スピーチを英語で行い、温かい拍手をもらいました。その後は、公邸内でランチをいただきながら、生徒同士で楽しく話をしていました。
 14:00 上海大同中学到着
 昼食後、上海大同中学へ戻ってキャンパスツアーに出かけました。学校の施設の素晴らしさにただただ驚くばかりでした。昨日から中国は夏休みに入っており、本日は日曜日ということもあって授業がなかったために、様々な教室に入って施設を見学するという貴重な経験ができました。その後、図書館へ戻ってグループに分かれて、お互いの発表を元に、話し合いを深めました。明日は、グループごとの発表となるため、積極的に意見を述べ合う姿がありました。
 

2018 上海実地研修 第4日 2018.07.02

 上海4日目、最終日を迎えました。チェックアウト後に上海大同中学校へ向かい、議論の続きを行いました。今日は2年前にプロジェクトに参加し、6月に卒業したオーウェンくんが、アドバイザーとして参加してくれました。参加するにあたって、スピーチをした中でオーウェンくんは、「このプロジェクトは日中間の生徒同士がお互いをより深く知り、高めてくれる素晴らしいものであり、今日だけでなく、これから先もずっと関わり続けていけるものだと思う。」というメッセージを伝えてくれました。実際に参加した生徒からの言葉は、とても貴重で、このプロジェクトの成果を感じました。1時間20分間のグループ討議の後、それぞれのグループが「食文化」「伝統文化」「学校生活」に関しての発表の準備を行いました。

 話し合いを終えたのち、10分間のプレゼンテーションを行いました。前日にお互いが発表した内容を元にしながらも、話し合って考えた問題の解決策を提案しました。発表者は、各グループ2名(中国の生徒、日本の生徒)で、行いました。最後に、上林くんが代表の挨拶をしました。その中で、「限られた時間の中で行ったこの交流は、思い出深く忘れることはないでしょう、今後も交流を続けて行きましょう。」と率直な感想も交えながら研修に対する想いを話していました。また、今回の研修のリーダを務めた平川くんは、10名全員で書いたメッセージカードを代表で渡しました。このたびの大同中学校での交流学習は、2日間と時間は短かったのですが、その関わり方は濃かったようで、去り際には別れを惜しむ姿が見られました。今後も、お互いの研究を進める中で、連絡を取り合うことを約束して、上海大同中学校を出発しました。

 昼食後は、台風の影響や手続きの時間を考慮して、一部予定を変更し、空港に向かいました。飛行機は予定通りの時刻に広島へ向けて飛び、20:15に広島空港に到着しました。解散式の中で、西田副校長先生と山根さんからそれぞれ言葉をいただき、迎えにきて下った保護者の方々へお礼を述べ、4日間の上海研修を終えることができました。今後は、研修を通して学んだことを他者に伝えるとともに、提言として研究を深めて行き、その研究を成果を校内だけでなく校外で発表していく予定です。

 

2018年度上海研修の行程,内容,成果と課題,生徒の感想などはこちらをご覧ください

上海実地研修 事前交流1 2016.06.11

 上海大同中学での実地研修に向けた事前学習の一環で,スカイプを介した直接交流を実施しました。
 上海大同中学校での研修では,お互いの学校で数人のグループをつくり,テーマを決めて発表・討論を実施するように準備を進めています。当日の協働学習がスムーズに進行できるようにするため,本日は自己紹介と班ごとのこれまでの研究概要の紹介を英語で行いました。
 大同中学の生徒は,身を乗り出して英語を聞き取り,拍手や歓声があげて反応を返してくれました。その姿を映像で見てやりとりを続けていくうちに,少しずつ生徒の緊張がほぐれてきたように思えました。
 実施内容は こちら をご覧ください。

上海実地研修 第1日 2016.06.30

 上海に到着し,さっそく実地調査の始まりです。現地ガイドさんに上海の中国における位置付け、地理、歴史についてい豫園・外灘でも解説していただきながら、歴史的な建築物、中国の経済の中心を見学・調査しました。
 続いて,日本国上海総領事館の調査です。入り口は中国側に厳重に警備されていましたが、身分証明を完了し、館内で、片山総領事と再会することができました。会議室において片山総領事からお話をいただき、生徒の質問にも答えていただきました。
 ご公務のため20分程度で総領事は退席されましたが、その後副領事から、在外公館の役割や領事館の具体的な仕事について、丁寧な説明をいただきました。生徒も説明後には積極的に質問し、研修を通して多くのことを学ぼうとしていました。また,現在行われている7月の参議院選挙での在留の日本人の投票について説明をいただきました。
 ホテル到着後、近隣を散策。明日の予定を確認して解散しました。
 朝の集合が早かったので、日中も眠たそうな生徒もいました。また、上海でも久しぶりの快晴で気温が上昇し、体力も奪われる1日でした。それでも、日本とは違うところに驚き、上海への理解を深めることができました。
 また、緊張感をもって総領事訪問という貴重な体験もすることができました。片山総領事や副領事から「海外に出ることで、日本を見つめることになる」「将来、国際的な仕事につかないにしても、海外に出る、海外の人と交流することは自分の可能性を広げてくれる」といった趣旨の話をいただいて、明日以降行われる、大同中学との交流へのモチベーションを高めることのできた、初日でした。
 

上海実地研修 第2日 2016.07.01

 上海研修・実地調査の第2日です。
 中国の四大博物館の一つである上海博物館を訪問しました。これまで様々な教科で習ってきた中国の歴史や風土について,多くの資料が所蔵された博物館で実物を見学し,中国の歴史の積み重ねや多民族国家である中国を学ぶことができました。また,総領事館からもご紹介のあった「京都醍醐寺の特別展」を見学し,日本の歴史が中国にどのように紹介されているかを目の当たりにすると同時に,多くの中国人がその特別展を見学している姿を見て,日本と中国のつながりを強く感じることができました。
 午後からは,上海自然博物館を訪問しました。1996年に完成した比較的新しいこの博物館は,外観もモダンな造りで発展著しい上海を印象付けるものでした。こちらでも教科書などで紹介されている化石の実物を見ることができ,多くの展示物から地球の歴史や環境保護の大切さなどを学ぶことができました。
 中国の学校は夏休みに入っており,家族連れや学校の課外授業で多くの子どもが来ていました。日本語を習っている中国の同世代の子どもから声をかけられ,突然の交流ができたという生徒もいました。
 片山総領事の同級生(27回生)の甲斐さんが勤められている上海住友商事を訪問させていただきました。甲斐さんや,住友商事に勤められている中国の方から,住友商事が目標とする企業像や経営理念,そして総合商社の仕事についての紹介をしていただきました。その後の質疑応答では,生徒たちからは積極的な質問がたくさん行われ,グローバル社会の中ではたらくことや,これからの進路の参考になるようなお話まで,様々な話をみなさんからお聞きすることができました。
 夕食後,ホテル周辺の静安寺周辺を散策,中国人が日常で利用するスーパーマーケットに行くと,様々な日本の商品が販売されており,中国が日本の企業にとって重要な市場になっていること,中国人の多くが,その商品を手に取っていることに改めて日本と中国のつながりを感じることができました。
 上海研修・実地調査第2日も体調を崩す生徒は一人もおらず,どの活動にも全ての生徒が積極的に参加することができました。そして,本日は昨日以上に,中国人の日常や,中国にある日本を目の当たりにして,この二国のつながりを生徒は実感することができました。
 上海住友商事の訪問では,甲斐さんから「中国の同世代とコミュニケーションして,よりよく中国を知ってください」という言葉を最後にいただくなど,今日1日の活動を通して,今回の研修で一番の活動である大同中学との交流がいよいよ明日に迫っている中,この交流の大きな意味・意義を理解することができた2日目でした。
 

上海実地研修 第3日 2016.07.02

 上海研修・実地調査の第3日です。
 いよいよ大同中学との共同研究のはじまりです。教室に案内されると、大同中学の生徒10名がホワイトボードに歓迎メッセージを書いて出迎えてくれました。事前にskypeで交流していたので、実際に会うのははじめてでしたが、最初から和やかな雰囲気で交流がスタートしました。はじめに全体でアイスブレイクをして親睦を深めた後、キャンパスツアーで大同中学の生徒に学校の施設や歴史の紹介をしてもらいました。その後,教室に戻り、附属福山の生徒が事前に調査などをして用意してきた3つのテーマに関するプレゼンを行い、午前の交流を終えました。
 昼はレセプション。大同中学の生徒とバスに乗り、総領事公邸に向かいました。バスの中でも自然と席を大同中学の生徒と隣にして英語で会話を弾ませていました。公邸に到着し、中に案内されると、上海日本人学校高等部の生徒とも会うことができました。片山総領事から歓迎の挨拶をいただき、公邸で3校の生徒と教師が交流しながら昼食をいただきました。3校の交流では、英語、中国語、日本語が飛び交うまさにグローバルな交流となりました。
 午後は,大同中学へ戻り、大同中学の生徒によるテーマに関するプレゼンから始まりました。その後、テーマごとの班に分かれ,それぞれのプレゼンに基づいて議論を行いました。「Art〔芸術〕」を定義しようと議論するグループ、「固有の食文化のグローバル化の在り方」について議論するグループ、それぞれの学校生活の紹介からそれぞれの将来の夢について語り合うグループなど、議論の内容はそれぞれでしたが、誰もが辞書や事前に準備した資料を駆使して議論を深めることができました。
 本日の議論に一定の結論、見通しが立ったところでプレゼントの交換を行いました。その時にはすっかり打ち解け様々な話題で談笑する姿が見られました。
 ホテルへの帰着前に,小さな店舗が立ち並ぶ街角を散策しました。若者に人気の地域で週末でもあったので、同世代の若者がたくさん買い物に来ていました。また、中国の若者に人気なだけでなく、海外からの観光客にも人気のエリアであり、様々な国・地域の方も多く見られました。
 3日目は、今回の研修の一番の活動の大同中学の生徒との交流をいよいよ行うことができました。会うまでは緊張していましたが、会うとすぐにお互い英語での会話が進み、それまでの心配が嘘のようで、最後は帰る時間になっても会話が止まらないような雰囲気でした。一方で、「相手の英語が上手だった」「どんどん話が進んでいった感じだった」といった、大同中学の生徒にリードされるかたちで議論が進んでいたことを多くの生徒が感じていました。しかし、「明日は議論をリードしたい」「相手に話に割って入ってでも、自分に意見を伝えたい」といった明日への抱負も夕食や帰りのバスで語ってくれました。
 明日の最終日、大同中学との交流・議論がよりよいものになることを期待させてくれる3日目でした。
 

上海実地研修 第4日 2016.07.03

 上海研修・実地調査の第4日です。
 大同中学との交流2日目。学校に到着して,まず,学校施設を案内してもらいました。複数の音楽室や化学・物理・生物の実験室,完成したての図書室を案内してもらい,各特別教室の設備の量・質ともに圧倒された生徒達でした。
 その後,教室に戻り昨日の議論の続きを行いました。議論後の発表に向けて,互いの主張を確認し合い,グループとして提案できるものをそれぞれ合意していきました。グループの最終発表は,日本人1名,中国人1名計2名の代表が,日本と中国の比較や,新たな課題についてホワイトボードを使って発表を行いました。
 「日本人の賞味期限など食に対する意識を変えることが,食品廃棄の削減につなげることができるのではないか」という提案や「間違いを恐れて意見の主張をためらってしまう日本人について,”Change the way of thinking”」と主張するグループ,「伝統的な文化を保存していく一つの方法として,教育が挙げられるのではないか」と提案するグループがあるなど,年齢は同じでも,国や価値観の違うメンバーで議論した結果を発表を通して共有する中で,生徒にとっても驚きや新鮮味のある結論や合意を互いの班から聞くことができました。
 発表を終えると,生徒は大同中学を出発しなければならない時間が迫っていました。最後に生徒は,昨晩ホテルでみんなでつくった様々な種類の折り紙を大同中学の生徒にプレゼントしました。また,時間が許す限り思い思いに記念撮影をするグループもあり,とても短い交流の時間でしたが,互いに通じ合えた交流になったことを感じる瞬間でした。
 諸手続きを済ませ,あとは飛行機への搭乗を待つだけでしたが,そこから搭乗口の変更や,出発時間に遅れが生じているなどのアナウンスが何度かあり,最終的に航路上での雷雲の発生に伴う欠航が決まり,急遽帰国が翌日に延期されることとなりました。
 

上海実地研修 第5日 2016.07.04

 上海の第5日(番外編)です。
 昨日欠航になった飛行機の代替便への搭乗が決まりました。諸手続きを済ませ,飛行機は8:00に上海を飛び立ちました。
 広島空港には日本時間の11時前に到着しました。前日空港で長い時間待たされるということもあり,また飛行機の出発時刻に合わせて早起きしましたので,帰国した時にはかなり生徒も疲れた様子でしたが,すべての研修を終えることができました。
 

上海実地研修 校内報告会 2016.08.26

 6月30日~7月3日にかけて行われた「上海研修」に関する校内報告会を行いました。
 研修に参加した5年生の10名が,同学年の生徒全員を対象に,4日間の日程と,上海の大同中学校の生徒と行った議論などについ報告しました。
 「学校生活」「食文化」「伝統文化」の3つのテーマに分かれて,研修前に様々な調査を行い,大同中学で発表してきた英語のプレゼンテーションの内容,テーマについて議論してきたこと,上海の生徒と合意できたこと,そして最終レポートに向けてさらに調査・研究したいことなどがテーマごとに英語で発表・報告されました。
 上海実地研修 校内報告会の詳細は,こちら
 発表の音声(一部)は,こちら