4年 タイ研修・実地調査
平成29年度からは,「世の中にあるモノ・サービスと社会とのつながりを読み解く」をテーマに,企業や行政の取り組みが,① ○社会をどう変えているか,●社会の変化にどう応えているか,② ○社会をそのように変えようとする背景には何があったのか,●社会の変化の背景には何があったのか,③ 企業や市役所からの講師による講演に関連して,興味関心のある社会事象や社会問題を見出し,テーマを設定し,班による研究活動を通して「モノやサービスと社会とのつながり」や解決策について考察するという3つの視点で捉えています。
○・●は,次の2つのパターンでの提案を想定しています。
○;社会問題を読み解き,その問題の解決策の提案を行う
●;社会や消費者のニーズを読み解き,そのニーズに対する提案を行う
年度当初には,協力していただく企業・行政機関から講師をお招きして,「課題研究の視点①」から講演を実施しました。すべての講演が終了後,学んだことや,興味関心をもったこと,疑問に思ったことなどから各班の研究テーマを設定し,課題研究を進めていきました。夏休みには,班の課題研究を進めるにあたって最も影響を受けた講演の企業や市役所を訪問する実地調査(企業訪問)を行いました。また,1学期の残りの時間では,訪問先についてさらに詳しく調べたり,「課題研究の視点①・②」から当日質問したりすることを検討しました。夏休み以降は,研究テーマに関する情報収集・分析や班独自の実地調査などの活動を行いました。 その延長として,タイ研修・実地調査は,講演や実地調査でもお世話になったホーコス株式会社のホーコス・タイランドを訪問して,備後から世界へのつながりを体感することを第1の目的とします。また,課題意識を持ってタイと日本のつながりを実地調査し,未来に向けた提言を行っていきます。
タイ研修は,平成27年度は2016年1月4日~7日の日程で,平成28年度は2017年1月5日~8日の日程で,平成29年度は2019年1月4日~7日の日程で実施しました。
<平成29年度>4年タイ研修 事前学習 2017.10.18~12.14
(グローバルコンピテンシーに関するプレ調査・課題の提示) 当校が設定しているグローバルコンピテンシーについて,タイ研修を通した生徒の変容をはかるために,全学年に対して,年2回実施しているグローバルコンピテンシーに関するアンケート調査を用いて,プレ調査を実施しました。また次の事前学習での課題を提示しました。
(各自のテーマでタイもしくはバンコクについて発表) 「自分の興味関心に基づいてテーマを設定し,タイもしくはバンコクをリサーチし,その結果を3分で発表しなさい」という課題に対する発表を行いました。3分の発表に対してそれぞれ2分を質疑の時間という流れで進めましたが,質疑の2分間では,それぞれの発表に対しての素朴な疑問にとどまらず,リサーチの進め方などについても質問や意見が生徒どうしで交わされていました。また,自主的に手書きやパワーポイントの資料を作成して発表に臨む生徒もいました。様々な視点から発表を聞く中でタイやバンコクへの理解を深めるとともに,意見を交わす中で,自分の研究テーマについても方向性を見出すことができました。 11月27日 タイ研修 事前学習④(個人研究に関する指導) 課題研究として取り組みたいと考えている分野やテーマ,研究の計画といった,現時点で研究に関する構想を記述させ,それに基づいて指導を行いました。
<平成29年度>4年タイ研修 第1日 2018.01.04
バンコク着(夕刻) → ホテルのレストランで夕食 第1日目は,目的地タイへの移動で一日が終わりました。
広島空港を9時15分に飛び立ち,経由地である台北にほぼ定刻通り到着しました。台北空港で出発まで2時間ほど過ごしたのち,タイには予定より30分遅れで到着しました。出発時の広島空港の気温がマイナス1℃,台湾の気温は20℃,到着した時のタイの気温が30℃と,航空機を降りる度に気温が変化する中で,気候帯(温帯→亜熱帯→熱帯)の変化を,身をもって体験することのできた1日でした。
空港からホテルまで1時間程度のバスでの移動時間には,現地ガイドのスパッタさんがタイの文化について簡単に話してくださり,生徒は驚きの反応も見せながら,興味深く聞いていました。夕食・チェックインを済ませてから,ホテルに併設されているコンビニエンスストアへ行きました。日本でも聞き馴染みのあるコンビニエンスストアでしたが,扱っているものは大きく違うことにタイのコンビニ事情を垣間見ることができました。また,そんな中にも日本の商品を目にすることができ,タイと日本のつながりを感じる瞬間でもあったようです。
<平成29年度>4年タイ研修 第2日午前 2018.01.05
(Chulalongkorn University Demonstration Secondary School)訪問,
学校内で昼食 2日目は,各自で朝食を済ませて,7時40分にホテルを出発しました。
8時にチュラロンコン大学の附属学校に到着すると,Pornporm校長先生から歓迎の挨拶と,出発前から連絡を取り合っていた,Warabet先生から日程の確認と学校についての簡単な説明がありました。その後,生徒は4つのグループに分かれ,高校1年生もしくは高校3年生に当たる英語の授業に参加しました。自己紹介の時間をとっていただいたり,テキストを見せてもらったりしながら現地の高校生と同じ目線で授業を受けさせて頂きました。参加した授業によっては,先生から意見を求められた生徒もおりとても充実した時間となりました。
2時間目は,文系クラスで日本語を専攻している同学年の日本語の授業に参加させていただきました。ここでは,5つのグループに分かれて時間で区切ってローテーションするかたちでタイの伝統文化やタイの観光地,タイの折り紙などをテーマに,時折英語を織り交ぜながらも日本語を中心に生徒が説明してくれました。また,当校の生徒たちはこの交流形式の授業の時間の中で,用意していた個人研究に関するアンケートやインタビュー調査を実施することができました。
3時間目は,高校3年生に当たる学年の日本語の授業に参加しました。はじめに,スライドを用いて学校紹介の発表をしてくれましたが,とても流暢な日本語に生徒はとても驚いた様子でした。その後,実際に様々な学校施設を案内していただきました。授業後の休憩時間には,当校の生徒がけん玉を披露して一緒に挑戦したり,お茶をたてる道具を日本からわざわざもってきた茶道部の生徒が,抹茶と和菓子をご馳走したりして楽しい時間を過ごすことができました。
チュラロンコン大学の附属学校訪問では,授業を3時間も体験することができました。当校と同じくチャイムがならない環境で学校生活を送る生徒は,授業の中で自由闊達に発言したり,当校生徒の訪問に合わせて自主的に様々な企画をしてくれたりした姿に,当校の校風である「自由・自主」と同じものを感じました。
<平成29年度>4年タイ研修 第2日午後 2018.01.05
そして,16時からJETROバンコク事務所で駐在員の鈴木様からタイに関する様々な情報をお話ししていただきました。今回の訪問に際しては,事前に生徒の課題研究のテーマや概要を連絡していたことで,研究に関連する情報や日本への留学経験のある現地スタッフにも同席いただき,タイの人から見たタイや日本についても話を伺うことができました。
質疑応答の時間では,生徒から「タイにおける女性の社会進出の現状ついて」や「学歴社会になりつつあるタイにおける今後の教育格差や経済格差について」,「今後進出がタイへの進出が期待される業態について」「洪水災害への対策の現状やこの分野での日本の支援の現状について」など,自分の研究に関する踏み込んだ質問が矢継ぎ早に飛び出しました。それらの質問1つ1つに鈴木様と現地スタッフから丁寧な回答を得ることができました。
予定より30分も延長してしまったJETROバンコク事務所訪問では,事前に進めていた個人の研究について重要な情報を得られた時間になったと同時に,テーマにしている問題に対する認識の甘さを実感した生徒もいました。そして,その国の環境・歴史・文化だけでなく,産業構造や経済状況といった視点も加味して考えていくことで,その国をより正しく理解したり,より適切に関わっていったりすることが出来るということを実感することができました。
研修2日目は,前日の長時間の移動や,30度を超える日中の気温,訪問先で何度も緊張を強いられる場面もあり,生徒は大変疲れた様子でした。そんな中でも研修の目的を忘れず行動したり自分の研究に関する調査を一生懸命頑張ったりすることができた一日になりました。
<平成29年度>4年タイ研修 第3日午前 2018.01.06
朝食をすませると,この研修では一番早い7時30分にホテルを出発しました。40分ほどかけてホーコス・タイランドに到着すると,当校の卒業生である後藤様と,事前よりメールで連絡を重ねていた門田様に出迎えていただきました。
後藤様より会社説明をしていただき,その後お二人の案内で工場見学をしました。質疑応答の時間では,生徒から「日本企業が海外進出する上で必要なことは」や「タイの食生活と健康との関係について」,「ホーコス・タイランドにおける女性の雇用状況や従業員の勤務について」など個人の研究に関連することや,話や工場見学を通して感じた率直な疑問を質問する生徒の姿がありました。それらに丁寧にお答えいただくと同時に「何故自分が学んでいるのか(学びたいのか),それがはっきりした時に意欲的になれるから,そこを考えていってください」,「壁をつくらない,思い込みや偏見で世界を見ない。それができたら,物事はより良い方向に進みます」と後藤様と門田様から激励の言葉もいただきました。
90分という時間設定の中で,会社説明から工場見学,質疑応答の時間までと過密なスケジュールでしたが,備後から世界にはばたいている企業を訪問することができ,生徒にとっても貴重な経験になりました。
ホーコス・タイランド訪問を終えて,ホテルに一旦戻り,ホテル内で昼食をとりました。また,午前までの制服から私服に着替え,午後の研修に出発しました。
<平成29年度>4年タイ研修 第3日午後 2018.01.06
行程 王宮及び寺院群,バンコク市内のレストランで夕食,外国人向け商業施設アジアティーク
次に船で川を渡り対岸の「暁の寺院(ワット・アルン)」と「涅槃寺(ワット・ポー)」を訪問しました。特に涅槃寺の大仏は,訪問前から様々な情報源を通して目にしていただけに本物を目の前にした感動と,その大きさに生徒は圧倒されていました。
3日目は,曇空から始まったものの,寺院群の訪問中には快晴となり気温は34度を超える暑さでした。初めて長時間タイの屋外を移動する中で,その暑さに生徒は圧倒されていました。また,土曜日ということもあって,外国人観光客でどの寺院も大変賑わっていたことに,前日のJETROバンコクで説明いただいた,外国人観光客が多いというデータを,身をもって体験することができました。
寺院群訪問終了後,市内のタイ料理のレストランでトムヤムクンなどタイの本格的な料理を味わうことができました。その後,外国人観光客向けの商業施設である「アジアティーク」を訪問し,お土産の購入を中心に自由散策を1時間とりました。小さな店舗が軒を連ねる中で,食料品やタイの工芸品,アジア雑貨など様々なものが売られていました。お店がひしめき合う中で,店員は道行くお客さんに英語や中国語,日本語などを駆使して話しかけ,最後まで相手の言語で対応して商売をしていました。そんな姿に,午前中のホーコス・タイランド訪問時に後藤様が言われた「目的があれば,人は何でも『上達したい(身に付けたい)』と思うようになるもの。」ということを生徒は思い出していました。
3日目は,これまでのJETROバンコクやホーコス・タイランドを訪問した時に聞いたことや学んだことを,実際に実感する場面に多く出会えた1日となりました。
<平成29年度>4年タイ研修 第4日 2018.01.07
行程 バンコク発 → 台北経由 → 広島空港着・解団式朝食をすませ,最後にホテルのロビーで集合写真を撮り,8時にホテルを出発しました。空港での登場手続きは順調に進みましだが,飛行機は定刻より20分遅れで台湾に向けて出発し,台湾には予定より5分遅れで到着しました。台北空港は快晴で早朝の気温が28℃だったバンコクから,雨で気温18℃の台北に降り立ち,広島行きの飛行機の出発を待ちました。行きとは違い,台北でのトランジットの時間は短く,空港内の移動も含めて搭乗手続きだけでもゆっくりしていられない中,添乗員の田中さんの誘導で素早く手続きを済ませることができ,40分ではありますが,台北での買い物事情の調査の時間を取ることができました。前日30℃を超える屋外を散策していたので,18℃の台北でも肌寒さを感じるくらいでした。
台北から広島空港に向けた機内では,研修の疲れを癒しつつも,しおりの振り返りを記入する生徒や始業式を間近に控え,冬休みの課題に取り組む生徒の姿も見られました。広島空港に近づいたことを伝える機内でのアナウンスでは,「空港周辺の気温4度」という案内もあり,それには生徒も驚いた様子でした。
広島空港には,ほぼ定刻通りに到着しました。空港には,保護者や家族の方や副校長先生が出迎えてくださり,その中で解団式を行いタイ研修の全日程を終了しました。
帰国した生徒は,現地調査をもとに事後の活動も充実させ個人の研究をレポートの形にまとめていきます。また,研修全体の活動やそれぞれの研究成果を「SGH成果発表会」などの場で発表する役目があります。発表の場に向けて,10人で協力して準備を進めていきます。
<平成28年度>4年タイ研修 事前学習 2016.12.14
<平成28年度>4年タイ研修 第1日 2017.01.05
<平成28年度>4年タイ研修 第2日午前 2017.01.06
<平成28年度>4年タイ研修 第2日午後(1) 2017.01.06
<平成28年度>4年タイ研修 第2日午後(2) 2017.01.06
<平成28年度>4年タイ研修 第3日午前 2017.01.07
<平成28年度>4年タイ研修 第3日午後 2017.01.07
<平成28年度>4年タイ研修 第4日 2017.01.08
<平成28年度>4年タイ研修 校内報告会 2017.02.23
日本語教育や日本文化を紹介する公的機関(国際交流基金)を訪問したことを報告した生徒からは,タイにおける日本語教育の現状や,屋台街でも日本語を耳にするくらいのタイの親日の様子の報告がありました。また,福山市に本社がありタイに工場を進出したホーコス株式会社を訪問した報告では,現地で活躍する卒業生から話を聞くことができ,海外で働くことについて学んだことの報告もありました。
今年度のタイ研修では,「観光」「仏教」「交通」などをテーマに生徒は,事前学習も含めて調査活動を進めており,現地で調査したことについての報告もありました。「観光」をテーマに取り組んでいる生徒からは,食に中心に研修中に口にしたトムヤムクンやグリーンカレーなどのタイ料理の紹介と,その背景にあるパクチーやナンプラーといった作物や伝統的な調味料についての考察が報告されました。
「仏教」の生徒からは,日本とは宗派の異なる仏教に由来する僧に対するタイの人々の尊敬の念についてや,東南アジアの風土や文化の影響を受けた寺院に関する報告がありました。「交通」の生徒からは,自動車の急激な普及によって渋滞が常態化していることや大気汚染が懸念されていること,経済発展が著しい一方で,格差が広がっているタイの現状の報告がありました。また,日本でも大きなニュースとして報道されたプミポン国王の死去についてもタイ国内の状況を目の当たりにした生徒からは,タイの人々にとっての国王の存在の大きさを感じた報告がありました。そして,実際に接したからこそ分かるタイ人のおおらかさについての報告もあり「想像と大きく違うタイを学ぶことができた」や「文化が違えば価値観が変わる」といった言葉も報告の中でみられました。
研修に参加した10名は,今後もそれぞれのテーマに関する追加の調査・研究を進めていきます。また,3月8日の「SGH成果発表会」では改めて研修の報告を行います。
<平成27年度>事前学習1 2015.12.01
レポート課題は
1.①ホーコス株式会社についてまとめること。体験グローカルでのホーコス・唐木俊夫専務取締役の講演や下前先生の講演から学んだことをもとにしたり,さらに自分でインターネット等を利用して調査を行ったりしてまとめる。
②ホーコス・タイランドで,どのような質問や調査を行いたいかを書きなさい。
2.①タイという国について調べること。(文化や習慣,教育,交通,宗教,国民性など,様々な観点から)
②タイで実地調査を通して調べてみたいことを書きなさい。
というものでした。
<平成27年度>事前学習2 2015.12.08
1.①バンコク市内にある「国際交流基金(The Japan Foundation,Bangkok)」も訪問するように現在調整を進めています。どのようなことを行っている機関であるのかを調べなさい。
②国際交流基金(The Japan Foundation,Bangkok)で行いたい質問や調査があれば書きなさい。」
2.①同じく,バンコク市内の「ジェトロ(Jetro:日本貿易振興機構)バンコク事務所」も訪問するように調整しています。どのようなことを行っている機関であるのかを調べなさい。
②ジェトロ・バンコク事務所で行いたい質問や調査があれば書きなさい。
<平成27年度>事前学習3 2015.12.15
<平成27年度>4年タイ研修 第1日 2016.01.04
<平成27年度>4年タイ研修 第2日 2016.01.05
また,備後の名産府中家具とのつながりも視点に入れ,ハンディクラフトショップ(家具工場)を見学し,木を手彫りで彫っている様子や彫られた装飾が施された家具などを実地調査しました。
午後からは,B&Sプログラム。タイの大学生サンくん,プロイさんが合流し,大学生1人につき5名ずつに分かれ,まずはバス内でアイスブレイク。準備していた自己紹介や,質問をさっそく披露しました。
その後は,暁の寺と涅槃寺をタイの大学生の案内で見学しました。年代の近い大学生のお二人に,お互いに十分でない?英語を駆使しながら,身振り手振りも交えて,コミュニケーションを取ることができました。
<平成27年度>4年タイ研修 第3日 2016.01.06
会議室にて,門田様,後藤様からホーコス・タイランドの沿革・タイへの進出の理由や経過・スタッフ・タイにおける活動内容などについて説明を受けました。その後2グループに分かれ,それぞれ門田様,後藤様から工場の見学と諸設備の説明を受けて回りました。
会議室に戻っての質疑応答では,この日のために準備してきた生徒からの様々な質問に対して丁寧に答えてくださり,あっという間に時間が過ぎていきました。
後藤さんはタイ語を独学で勉強され,現地での工場用地探しから,さまざまな手続きまで,一般の会社であれば,仲介業者や他の人を頼りにするところを,自らの手で開拓されたとのお話には,たいへん感銘を受けました。
午後からの実地調査は,国際交流基金バンコク日本文化センターと,JETROバンコクの訪問です。
国際交流基金バンコク日本文化センターでは,日本語部部長・玄田悠大様の司会のもと,まずは国際交流基金所長・福田和弘様から国際交流基金のバンコクでの活動についての概要の説明がありました。
次にタイ国内で日本語教育を実践・サポートしていらっしゃる日本語教師・松浦様(他3名)の方々からタイ及び近隣諸国での日本語教育の実態の紹介がありました。さらにはここに併設されている図書館の見学と図書館スタッフからの説明が行われました。
午後の2つ目の実地調査は,JETROバンコクを訪問しました。
会議室にて,JETRO代表・岡部研一郎様から「タイの概況とアセアン経済」について説明を受けました。80ページを優に超える資料を用いて,
○ タイの一般情報
○ タイの経済情勢
○ タイの政治情勢
○ タイへの投資状況・環境
○ アセアン経済概況
○ アセアン経済共同体
を分かりやすく解説・説明していただきました。その後の質疑応答でも生徒の質問に丁寧にわかりやすく応答していただきました。
この日の実地調査で,ホーコスがタイランドに進出したこと,そしてそれが経済的にあるいは社会とのつながりの中でどのような意味があり,現在の状況がどのようになっているか,おぼろげながらも理解ができてきたようです。
<平成27年度>4年タイ研修 第4日 2016.01.07