エンパワーメントプログラム第5日 その2
2020.12.25


エンパワーメントプログラムの最終日,昼休みには生徒が留学生へのサプライズ企画としてミニクリスマスコンサートが催されていました。ピアノに合わせてWhite ChristmasやImagineなどの曲をみんなで口ずさみました。先輩や後輩もかけつけ,演奏に加わってくれていたようです。エンパワーメントプログラムの留学生たちは生徒たちのサプライズプレゼントにびっくりしていましたが,クリスマスの雰囲気を楽しみ,大きな拍手を送っていました。



午後はいよいよFinal Presentationの時間です。一人一人の生徒のスピーチが始まりました。スピーチでは,口々に「ポジティブシンキングができるようになった」,「エンパワーメントプログラムを通して自信が持てた」,「間違いを恐れないことの大切さを学んだ」といった声が聞かれ,緊張しながらも,自信を持って自分の夢を語り,感謝の気持ちが述べる生徒たちの姿が見られました。何より,一人一人の生徒の「自分の考えを伝えたい」という思いがひしひしと伝わってきました。どの生徒も初日とは比べものにならないほど堂々としたスピーチを行い,この5日間での大きな成長が感じられました。スピーチの後には,エンパワーメントプログラム修了の認定証が,留学生のリーダーのねぎらいの言葉とともに手渡されました。



最後に集合写真を撮り,全員で協力して会場の復元と清掃を行い,5日間の日程を終えました。



2020.12.25 16:30 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第5日
2020.12.25
最終日のクリスマスの朝,ジェイソン先生の“Merry Christmas”の挨拶から始まりEvolutionジェスチャーゲームを行いました。ジャンケンをして自分の立場が変わっていく(eggからスタートして次はchicken→fish→monkey→human)ゲームです。短時間でしたが,一生懸命にゲームに打ち込み,また楽しんでいる姿がとても印象的でした。



午前のトピックはSustainable Development Goals(SDGs)についてです。グループで問題を考え,解決策を話し合い,発表内容を構成し,練習を行いました。10:45から3つのグループに分かれて「SDG’s Conference」を行いました。それぞれのグループが提案する解決策を発表しました。SDG’sが掲げる17のgoalsのうち,グループで選んだgoal(例えば,4 Quality Education, 5 Gender Equality, 12Responsible Consumption and Productionなど)を挙げ,その解決策を述べました。どの提案も「自分たちの生活を,地域を,世界をよりよくするため」という視点に立って述べられていました。10分の休憩をはさみ,スピーチ発表に向けての準備をしました。生徒たちそれぞれが,すでにスピーチの原稿を準備していました。ジェイソン先生は,「練習をする時には,座って行わず立って行うこと,誰かに見てもらうこと,立ち位置やジェスチャーなども考えること」など,発表に向けた具体的なアドバイスを生徒たちにしていました。また,グループリーダーは1人ずつと細やかに面談を繰り返し,スピーチの内容をよりブラッシュアップする手助けもされていました。グループリーダーのアドバイスを受けて,生徒たちは自分の納得がいくまで,何度も繰り返し練習をしていました。見ていると,次第に原稿から目が離れ,顔が上がり,声も大きくなるなど,練習をすればするほど,どんどん進化している様子が見られました。




2020.12.25 12:15 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第4日 その2
2020.12.24
4日目のランチタイム、生徒がおもむろに新聞紙を広げはじめました。日本の文化を体験してもらおうと書道アトラクションの始まりです。はじめに生徒が手本を示し、Gリーダーに体験をしてもらいました。初めての書道に、筆の使い方が分からず実際にやってみると意外と難しかったが、とても楽しく貴重な機会だったと喜んでいました。生徒に話を聞いてみると、昨日まではランチタイムに一緒にサッカーをしていたとのこと。それを知った他の生徒達がアイデアを出して、「書道」となったようです。

午後の活動は、明日のFinal Presentationにむけての準備でした。
「何を学んだか」「成長したところ」「これから」について、ポイントを絞って、聞き手を意識したPresentationとなるよう、Gリーダーにアドバイスを受けながら、真剣な態度で準備をすすめていました。



2020.12.24 15:30 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第3日 その2
2020.12.23
3日目午後は,フードロスについてグループで考え,発表を行いました。「フードロス」という言葉は聞いたことはあっても,一体なぜそれが問題なのか,何が原因で起こっているのかについて考えることは多くの生徒にとって初めてだったようで,準備段階では真剣な表情で考える生徒たちの姿が印象的でした。解決策を考えるにあたって,グループリーダーの皆さんが,自国での話を交えてフードロスについて説明し,生徒は時折驚きを見せながらも日本での現状について静かに,かつ深く考えていました。最初は英語を「話す」ことに精一杯といった様子の生徒たちでしたが,徐々に英語を用いて他国の文化を知り,英語で考え,他者に「伝える」ことができたように感じます。また,限られた時間の中で各チームはフードロスに対する解決策を考え,シートにまとめ,発表の練習をしていました。発表の本番では,会場全体へのプレゼンに少し恥ずかしそうにしながらも,チーム全員で考えた解決策についてしっかりとプレゼンしていました。熱意のこもったプレゼンに,会場全体が耳を傾け,フードロスの解決に向けて共に考えている様子でした。生徒たちは本日の活動を通して,フードロスに関する問題意識を深め,オリジナルの解決策を考え,考えを英語で伝えるという貴重な経験を得た様子でした。





2020.12.23 21:59 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第3日
2020.12.23
3日目午前のスタートは,ジェスチャーゲーム。ジェイソン先生が選んだオリンピックの種目からの出題で,答えをジェスチャーで当てるというシンプルなクイズです。またドナルドダック,くまモン,ふなっしーのマスコットからの出題もあり,生徒たちはその場で跳ねたり,走ったりと全身を使ってゲームを楽しみました。午前のトピックはIDENTITYです。このトピックを考える上でのキーワードはLABELESとQUALITIESの2つです。最初にジェイソン先生やグループリーダーが具体例を挙げながら,生徒にキーワードの使い方を示しました。例えばLABELESとしてdaughters, sons, bothers, sisters, friends, teachersなど所属を表す語句,QUALITIESとしてactive, helpful, hardworking, open-minded, honest, independent, cheerfulなど本質や性質を表す語句が多かったです。しかし,生徒にとって自分が何者なのかを表す語句を選ぶことは難しく,休憩時間に「先生,自分のQUALITIESを表すのにぴったりくる言葉が見つかりません。どれも真ん中なんです。」と声をかけてくれた生徒がいました。普段の生活の中で「自分とは何者か」を誰かに話す機会はないため,難しいトピックだと思います。休憩後,グループリーダーが,的確なアドバイスをしているのが聞こえてきました。「他者から見た自分はどんな人だと思うか,その根拠は何か,自分はどんな人だと思われたいか。今後はどんな風にimproveしたいか。」など答えを導くための質問をたくさん投げかけていました。この活動を通して生徒たちは,改めて自分自身をしっかりと見つめ,自分が何者で,今後はどうなっていきたいかを具体的に考える機会を持つことができました。

2020.12.23 21:53 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第2日 その2
2020.12.22
2日目午後は,地域に貢献するためのボランティアについて,ポスターを用いたプレゼンテーションを行いました。「こども」「貧困」「一人暮らしの高齢者」など,難しいトピックではありましたが,グループリーダーの皆さんの補助を受けながら,地域の社会問題について真剣に考え,自分の言葉で伝えようとする姿勢が見られました。



生徒たちが懸命に準備や練習をしている姿を見て,ジェイソン先生は生徒たちに「メモを使って話してもいいけれど,読んでほしくないからね。しっかり練習してね。」とアドバイスをしていました。14:20からグループごとに発表を行いました。To make maps for foreigners, How to help children, How we help our community, Easy life for children, Helping elderly people, Food Cycle,またコロナ禍で職を失ったことについて触れた発表もあるなど,内容は様々でどれも考えさせられる内容でした。生徒たちが地域の社会問題と向き合い,問題点を考えて解決策を提案するという課題解決のサイクルを使った発表を行うことは,非常に意義があることですし,このプログラムだけではなく,今後はますます多くの場面で必要になることだと思います。



2020.12.22 23:10 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第2日
2020.12.22


エンパワーメントプログラム2日目は,頭と体を使うゲームからスタートしました。

心身ともに緊張をほぐすことが目的なのでしょう。生徒は自然に笑顔になっていきました。

本質午前のお題は,“Positive Thinking”です。Positive Thinkingがなぜ大切なのか,そのためには何が必要なのかを,自分自身を振り返りながら考え語り合うプログラムです。

自分の考えを英語で語れたとき生徒は,ほっとしたような,少し自信と誇りを手にしたようないい顔をします。
2020.12.22 10:55 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第1日 その3
2020.12.21
第1日の午後からのテーマは,「効果的な英語プレゼンテーションについて学ぶ」です。

◆13時~13時50分 Gリーダーによるプレゼンテーション、質疑応答
午後の部は、各テーブルのGリーダーが代わり自己紹介からのスタート。
ファシリテーターによる「効果的なプレゼンテーションの方法について」のレクチャーと各Gリーダーが参加者の経験を聞きながら、プレゼンテーションへの興味・関心を促していきます。そして、参加者のモチベーションが高まったところで、各Gリーダーがモデルプレゼンテーションを行いました。



上左※Gリーダーがプレゼンテーションの経験を聞いている様子
上右※Gリーダーによるモデルプレゼンテーションの様子
下左※質疑応答の様子
下右※自己紹介プレゼンテーションの様子

 
質疑応答は、積極的に行われました。
例えば、大学教授を目指している留学生に対して…
Q.モチベーションを高く持ち続ける秘訣は何か? 
A. 自分のゴールを見失わず、常に目標を意識して努力を続けること。 
母国に病院を建設したい留学生に対して…
Q.ゴールを達成するために必要なことは何か? 
A.仕事に就き、人脈を構築し、支援の輪を広げていく活動をすること。

どの質問も良かったです。

◆14時~14時50分 小グループ内で自己紹介プレゼンテーションに挑戦
最後に、各グループで参加者による自己紹介プレゼンテーションを行いました。それぞれの参加者は、本日のモデルを参考に積極的に取り組みました。
ファシリテーターより、本日のまとめの言葉です。 Practice makes perfect!
2020.12.21 16:30 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第1日 その2
2020.12.21


ジェイソン先生,留学生のみなさんの自己紹介のあとは,生徒による自己紹介です。3 Truths, 1 Lieというゲームで,1つだけ嘘を含みながらの自己紹介でした。生徒たちはどれが嘘かを推測しながら,楽しそうに自己紹介をしていました。

その後は,“Hot Potato”というチームビルディングのミニゲームで仲を深め,各グループのチーム名と目標,ロゴマークを決めました。留学生のアドバイスのもと,各班で発表練習を行い,代表者が各グループの紹介を行いました。次に,会話の際に役に立つ表現やマナーなどを練習し,それを実践して会話練習を行いました。

英語漬けの3時間はあっという間でした。おなかもすっかり空いたようで,笑顔で昼食場所へと向かって行きました。

2020.12.21 12:50 | 固定リンク | 行事
エンパワーメントプログラム第1日
2020.12.21


2020エンパワーメントプログラムが始まりました

エンパワーメントプログラムは、将来の日本を担う潜在能力の高い日本の若者を対象に、一流大学の現役大学生・大学院生とともに多彩なグループ・プロジェクトやディスカッションなどを通じて、新しい価値観・異文化への理解力を深め、グローバル感覚を培い、英語力の必要性に気付かせる内容となっています(ISAホームページより)。

本年度は,ファシリテーターのジェイソン先生と9名の留学生が参加し,生徒たちの潜在能力を引き出してくれます。1人の留学生に対して5~6人の生徒がグループをつくり,様々なトピックについてディスカッションを行います。

例年よりも大きなテーブルで距離を保つようにし,マスクの着用や手洗い,手指消毒や机・椅子の消毒,換気などを入念に行いながら,本日から12/25(金)までの5日間,プログラムを実施します。

最初にジェイソン先生からプログラムの目標の説明があり,留学生のみなさんからの自己紹介があり,プログラムが始まりました。この5日間を通して,生徒のみなさんが大きく成長することを期待しています。
2020.12.21 11:20 | 固定リンク | 行事

- CafeNote -