広島大学附属福山中・高等学校　スクールブログ

１８：１０
原爆投下の歴史がある広島と長崎に訪れ，改めて平和や命の尊さについて考え，留学生との交流を図りながら長崎の伝統文化や歴史に触れ，寝食をはじめ生活そのものを共にする体験の中で，個と集団（自助と共助）のあり方，他者へのまなざしを考え，絆を深めてきたこの社会見学旅行も終盤を迎えました。
解団式ではそのような３日間の思い出を振り返りながら，団長（副校長）より，留学生との交流やプレゼンテーションの実施等，今回の新たな取り組みは皆さんの成長につながっており，今回いろいろ学び得たことはこれからの人生に活きるものとなるようにとの挨拶がありました。実行委員長（生徒）より，３日間いろいろとお世話してくださった人（先生や添乗員の方々）へ御礼の挨拶があり，今回の合宿を締め括りました。
この時に，この仲間で，この場所で合宿する機会は，今回で最初で最後となります。そのようなかけがえのない体験を礎にしながら，これからいっしょに前進していきましょう。

１６：３０
博多駅からは新幹線に乗り換え，あとは福山駅へ向かうのみとなりました。疲労感も伝わってきましたが，この３日間の思い出や学んだことをさっそく紙に綴っているようすも見受けられました。

１４：１０
充実したハウステンボスでのひとときの後はバスに乗車し，博多駅まで向かいました。バスガイドさんによるレクリエーションで賑わいながらも，平和についての語らいがありました。平和は身の回りの小さな平和の積み重ねであり，その小さな平和（家族や友達，身近な人たちと仲良く暮らしていること）に感謝すること，そのような人たちを大切にすること,少しの意見の違いも認め合えるくらいになること等，今回の平和学習に通じるお話をしてくださり，とても印象に残るものでした。バス移動中，にわか雨に見舞われましたが，予定通り博多駅に到着し，バスガイドさんとの別れを惜しみながらも，新幹線口に向かいました。

９：３０
社会見学旅行の最終となる今日は，オランダの街並みを再現した佐世保市にあるテーマパーク「ハウステンボス」を訪問しました。長崎市とは違った異国情緒あふれる町並みはもとより，季節を問わず色とりどりの花が咲き誇り，美しい景観を楽しむことができました。天気にも恵まれ，施設内のアトラクションやショーを体験，鑑賞しながら，有意義なひとときを過ごしました。昼食は，ミールクーポンで館内のレストランを自由に選んで，美味しくいただきました。
一番人気は「佐世保バーガー」だったようです。

７：００
社会見学旅行最終日，第３日です。
ホテルでは最後の食事となりました。少し疲れも残っているようで，若干まぶたが重いようすも見られましたが，美味しく食事をいただきました。

２０：４５
午前中に体験した創作活動やペーロンの体験を全員で共有するために，即興で司会や進行を決め，生徒が自主的に報告会をオペレーションしていきました。撮影された写真をスクリーンに投影し，そこに写っている人がそのときの様子を紹介するという流れでお互いに体験談を分かち合ったり，活動の振り返りを行うとともに，いろいろな報告の機会ともなり，愉しく盛り上がりを見せたひとときとなりました。

１９：３０
プレゼンを終えて，少し遅い夕食となりました。

１６：００
留学生との交流の成果をプレゼンテーションするため，各グループ，留学生といっしょに発表の構成や流れについての打合せ，発表原稿（英語）の作成等の準備に一生懸命取り組みました。
１７：００
プレゼンテーションが始まると，それぞれのグループの発表を全員が聞き入っていました。争いごとが起こらないようにするため，また平和を築いていくため，差異を受け入れる寛容の態度をもつことや様々な価値観を共有することの大切さ等に触れていました。午後の留学生との交流プログラムは終了し，最後は全員で記念撮影をしながらも，名残惜しいお別れとなりました。

各グループがまとめたプレゼンテーションの資料は，こちらからご覧ください。

１３：００
昼食後は，午後から始まるプログラムに参加する留学生と合流し，フィールドワークを行いました。今回の社会見学旅行における実行委員長の思い「さるく」体験（町をぶらぶら歩いて，日ごろ気がつかないさまざまな風景）を存分に味わうことを趣旨としたもので，各グループは「グラバー園」「大浦天主堂」「出島」「眼鏡橋」「オランダ坂」「立山防空壕」「長崎孔子廟・中国歴代博物館」等々，思い思いに計画した長崎めぐりを堪能し，異国情緒あふれる長崎の文化や歴史についての見聞を広めるとともに，明確な課題を持って，留学生との交流を深めながら研修を進めていきました。

ペーロンの体験をした生徒たちは，櫂を漕ぐたびに海水のしぶきをあびていました。宿舎で万華鏡やペンダント作りのグループと合流し，シャワー，着替えてから，昼食となりました。