上ヶ谷先生の論文が国際学術雑誌に
2019.11.12


数学科の上ヶ谷先生が日本女子大学の大谷先生と共著で書かれた論文が,オーストラレーシアの学術雑誌Mathematics Education Research Journal誌に,掲載されることになりました。
概要(Abstract)は,こちらから読むことができます。

以下は,上ヶ谷先生のコメントです。
「近年,教育哲学や数学教育の領域で,推論主義と呼ばれる哲学を応用した教育研究の新しい方法論が
注目されつつあるのですが,その方法論のデータ解釈上の問題点を指摘した論文です。査読時にも,複数の査読者から,賛否が分かれるだろうから,掲載してみんなで議論しよう,といった感じのコメントをいただきました。これが世の中のスタンダードになるかどうかは,議論の行く末次第ではありますが,問題提起として1つ,国際的な社会貢献ができたかと思います。」

ますますのご活躍を期待しています。

さて,「オーストラレーシア」という後をさらっと使いましたが,みなさんご存じでしようか?

Wikipediaによると,「オーストラレーシア(Australasia)は、オーストラリア大陸・ニュージーランド北島・ニュージーランド南島・ニューギニア島およびその近海の諸島(インドネシアの領域を含む)を指す地域区分である。」だそうです。

数学教育の論文の内容理解は難しそうですが,こちらは上ヶ谷先生のおかげで理解が広がりました。

2019.11.12 09:00 | 固定リンク | 近況
実技の実力テスト
2019.11.06


1~4年の実力テストには選択科目の時間があり,教科によっては実技のテストを実施しています。
上の写真は,左から家庭科,美術,音楽,下は,理科,体育,書道,技術です。

真剣に取り組んでいるようすが伝わってきます。





2019.11.06 14:00 | 固定リンク | 近況
快晴の秋空のもと,実力テスト
2019.11.06


今朝の福山の気温は5℃くらいまで下がったようです。昨日に続いて本日も快晴です。
本日は,1~5年生は実力テスト,6年生は校内模試に取り組んでいます。

校内を歩いてみると,熟したオリーブの実を見つけることができます。
紅葉も始まっています。オリーブの実の写真の背景に校舎の上にのぞいて見えるのは,A棟の東にあるフウ(タイワンカエデ)の木です。フウの全景は下の右のようなようす。日光をたくさん受けた葉ほど赤く色づいている? 紅葉のグラデーションです。

2019.11.06 11:00 | 固定リンク | 近況
オリーブの環 2019
2019.11.05


本日は,当校と同窓会オリーブ会との共催による「オリーブの環2019」が開催されました。
この行事は,同窓会オリーブ会の1回生が,喜寿を迎えられた16年前に第1回が行われました。卒業後50年以上の年月をへて,多くの経験をしてこられた先輩から,高校に入学して,これから社会への歩みについて考え始める時期である4年生(高校1年生)に対し,お話しをいただくという趣旨で,今年度は第16回目を迎えました。
16回生を代表して,本日は柴崎清登先生と村上隆先生のおふたりからお話しをいただきました。
柴崎先生は,高校生の頃から自分は自然科学の研究者になるんだという思いを貫かれ,国立天文台野辺山電波観測所の所長を経て,現在は太陽物理学研究所株式会社を起ち上げられ,太陽の爆発現象の仕組みについての研究を続けておられるようすを,人生の中での「ゆらぎ」をキーワードとしてお話しくださいました。
村上先生は,東京大学の入学試験が学園紛争のために行われなかったという,人生の荒波にもまれながらも,京都大学ご卒業後,読売新聞社の記者として長年さまざまな取材や執筆をされてきた中で,印象に残っている出来事を中心にご紹介くださり,ものごとの見方,表現のしかたへの思いを伝えていただきました。

ご講演の後はB棟西側のオリーブ園で,記念植樹をしたオリーブを前に「植樹式」を行いました。

16回生の理事坂本様をはじめ,この会のためにご尽力いただきましたみなさまに感謝申し上げます。



2019.11.05 19:36 | 固定リンク | 行事
3年理科野外学習
2019.11.05


本日,3年生は理科の授業の一環として,岡山県の弥高山公園とその周辺で地学的な内容を中心とする野外学習を行いました。

弥高山周辺の地層の観察では,堆積の時間的な不連続の様子がみられる「不整合」とよばれる地質構造を観察するなど,地層の広がりや長い時を経て変動してきた大地の営みについて学んでいきました。

弥高山山頂では,弥高山を構成する岩石の観察をはじめ,弥高山のでき方やまわりの景観から周辺の地形の成り立ちなどについて学んでいきました。
遠方からみる弥高山はこんもり盛り上がった印象を受けるのに,実際に弥高山を構成しているのは玄武岩。玄武岩質の溶岩であれば,なだらかな傾斜の山体を形成することが多いのに,こんもり盛り上がった山となっているのはなぜなんだろう…そんな疑問をいっしょに解いていきました。
また,まわりの景色を眺めると「千峰谷」とよばれる直線的に連続する深い谷がみられるのですが,そのでき方についてもいっしょに考えていきました。

本日は大陸からの移動性高気圧におおわれ,昨年に続き「天高く馬肥ゆる秋」と表現するのにふさわしい晴天に恵まれ,充実した野外学習の機会となりました。
2019.11.05 16:00 | 固定リンク | 行事

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