SGH 体験グローカルの講演
2019.04.23
SGH 新年度のスタート
2019.04.16


2015年度からスタートした当校のSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)事業も、指定期間の最終年度を迎えました。本日は、この事業の中心的な位置づけのプログラムである、4年生の「体験グローカル」と5年生の「提言・創造」の時間が始まりました。
体験グローカルでは、このプログラムでどのような活動をしていくのか、1年間を見通したガイダンスを行いました。
提言では、広島大学大学院教育学研究科の松浦拓也先生に、「課題研究の課題」のテーマでお話をいただきました。各自の問題意識に従って、自ら課題を設定し、適切な方法で研究を進め、まとめていくとともに、研究を各段階で振り返り、プロセスや考察などが複眼的で適切なものかについて問いなおして改善していくことを求めていきます。
創造では、自分や世界についてものの見方、感じ方、考え方を深めるとともに、自ら設定した課題について、論理的、創造的に表現し、作品を作り上げていきます。
提言・創造は6年生まで継続するプログラムですので、その全体像を見通すためのガイダンスの役割も兼ねた1時間でした。
満開のさくら
2019.04.10
科学の甲子園 出場報告
2019.04.08
サクラ 3~4分咲き
2019.04.04
令和と梅
2019.04.02
昨日は、新しい元号が発表されました。
「令和」の典拠は万葉集とのことですが、当校はかねてから万葉集とは深い縁があります。

この写真は、2002年に広島大学附属福山中・高等学校が、中国新聞社より発行した「万葉植物物語」の表紙です。当校では「万葉集」に詠まれた植物を、いろいろな形で教育活動に取り入れてきました。巻頭の「はじめに」の中で、当時の校長 西村清巳先生は「万葉人にとって植物は、食料であり、衣料であり、染料であり、薬であり、建築材料でした。したがって、万葉人の植物を見る目、自然観からは、生活の実態が伝わってきます。・・・中略・・・万葉人の心にふれることが、自然を大切にしようという心を育てる出発点になると考えます。自然に対する思いやりの心は、万葉人に学ぶことができると思います。この「万葉植物物語」は、自然に親しみ、自然を知るために作りました。万葉人に近づこう、万葉人のような感性を取り戻そうというメッセージです。」と書かれています。
校内にはいくつかの万葉の歌碑があります。「令和」は梅花の歌の序文からとられたとのことですが、校内の万葉の歌碑のうちのひとつは、大伴旅人の「我が園に 梅の花散るひさかたの 天より雪の流れ来るかも」です。
機会があればご覧ください。また、生徒のみなさんは、「万葉植物物語」は図書館にありますので、手に取ってみてください。

「令和」の典拠は万葉集とのことですが、当校はかねてから万葉集とは深い縁があります。

この写真は、2002年に広島大学附属福山中・高等学校が、中国新聞社より発行した「万葉植物物語」の表紙です。当校では「万葉集」に詠まれた植物を、いろいろな形で教育活動に取り入れてきました。巻頭の「はじめに」の中で、当時の校長 西村清巳先生は「万葉人にとって植物は、食料であり、衣料であり、染料であり、薬であり、建築材料でした。したがって、万葉人の植物を見る目、自然観からは、生活の実態が伝わってきます。・・・中略・・・万葉人の心にふれることが、自然を大切にしようという心を育てる出発点になると考えます。自然に対する思いやりの心は、万葉人に学ぶことができると思います。この「万葉植物物語」は、自然に親しみ、自然を知るために作りました。万葉人に近づこう、万葉人のような感性を取り戻そうというメッセージです。」と書かれています。
校内にはいくつかの万葉の歌碑があります。「令和」は梅花の歌の序文からとられたとのことですが、校内の万葉の歌碑のうちのひとつは、大伴旅人の「我が園に 梅の花散るひさかたの 天より雪の流れ来るかも」です。
機会があればご覧ください。また、生徒のみなさんは、「万葉植物物語」は図書館にありますので、手に取ってみてください。


サクラが咲きました
2019.04.01
英国研修 福山駅に到着
2019.03.27




予定通り、研修参加者及び引率者全員が、20:14に福山駅に到着しました。福山駅では、保護者の方々、生徒、教員が一行の帰りを心待ちにしていました。大きなスーツケースを持った一行の姿が見えると、「あ、帰って来た。」と安堵の声が上がりました。改札口を通って、コースごとに集まり、プログラム中お世話になった添乗員さんに挨拶をし、解散をしました。
生徒たちは、疲れているにも関わらず、「お帰りなさい」の言葉に「ただいま。」「ありがとうございます。」と笑顔で応じてくれました。しかし、長時間のフライトや移動に疲労困憊の様子も見て取れました。「先生、ひとまわり大人になって帰って来たよ。」と言っている生徒もおり、とても頼もしく思えました。生徒たちは、大きなスーツケースを抱えて、迎えてくださった保護者の方々と共にそれぞれの家へ帰って行きました。
ケンブリッジコースの引率の鵜木先生、オックスフォードコースの幸先生、添乗してくださったISAスタッフの方々のお陰で、無事に全員が帰国できたことに深く感謝いたします。
2019年SGH甲子園
2019.03.27





3月23日(土)関西学院大学で開催されたSGH甲子園に生徒5名が参加し,英語で研究成果ポスタープレゼンテーションを行いました。
早朝に出発し,現地までは乗り換えも多く,非常に寒い朝でしたが,5人とも朝からはつらつと元気で,やる気に満ちていました。到着後ポスタープレゼンテーションの会場へ入り,ポスターを設置し,10時の開会式に参加しました。開会式の最後には,各校の代表者1名が登壇し,司会の合図で「SGH甲子園!!」と声を合わせて開幕のコールを行いました。生徒たちは出発直前まで学校で練習した成果を出そうと,直前に最後の練習も行いましたが,カメラを向けるとリラックスした表情を返してくれ,適度な緊張はあるものの,和やかな雰囲気で発表に臨むことができました。
本校はB組で11:10に第1回目の発表を行い,その後は1時間おきに合計4回発表を行いました。発表分担は,事前に決めていた男子2名,女子3名に分かれ,質疑応答は5人で対応しました。ポスタープレゼンテーションの使用言語を日本語で行うか英語で行うかは,申し込みの際に選択することができ,今回は109校のうち78校が日本語で発表を行っていました。その研究内容や発表スタイルも様々で,非常に興味深いものでした。生徒たちは,自分たちの発表が終わると,反省点や改良点をその場で出し合い,次の発表に向けて英語を修正したり,他のポスター発表を聞いて回ったりと,忙しいながらも有意義な時間を過ごしていました。発表終了後は,15時から他校の生徒と交流を深めるための,生徒交流会が行われました。
16時から表彰式ならびに閉会式が行われ,入賞した学校が登壇して,モデル発表を行い,17時すぎにSGH甲子園は閉幕となりました。生徒たちは「参加できて非常によかった。来年は後輩にも参加してほしい」と言っており,学びの多い有意義な一日になったようです。今後,生徒たちは提言Ⅱのまとめとして校内で個人によるポスター発表を行いますので,是非今日の経験を活かした発表を行ってほしいと思います。