イオン1% アジアユースリーダーズ2019 その1
2019.08.17


8月17日からイオンワンパーセントアジアユースリーダーズ2019の事業に4年生が3名、5年生が1名、卒業生が1名が参加しています。左の写真は,当校から参加の高校生4名,右は卒業生と引率の先生を加えた一行です。
今年はベトナムのハノイで開催され、参加国はベトナム、中国、インドネシア、マレーシア、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、日本の9カ国で、高校生51名が集まり、食育をテーマにした講義、視察、調査活動、提案発表などの活動を行います。
17日は移動日で福山から新幹線で羽田空港に向かい、途中先輩が合流して,約5時間のフライトを経てメリアハノイホテルに到着したのは、日本時間の21:00でした。ベトナム時間は19:00なので、部屋で用意された夜食をいただいて、就寝しました。
参加者および引率者ともに元気に過ごしています。
第33回吹奏楽部・OB合同演奏会
2019.08.13


本日は,リーデンローズの大ホールを会場に,第33回吹奏楽部・OB合同演奏会が開催されました。
第1部は現役の生徒による演奏で,「三日月の舞」,「『あんたがたとこさ』の主題による幻想曲」,「Code Blue」,「アニメ・メドレー 久石譲作品集」,「がむしゃら行進曲」の5曲を演奏しました。演奏だけでなく,振り付けも見事!でした。
第2部はOBによる演奏で「ワシントンポスト」,「ディズニーファンティリュージョン!」,「元禄」の3曲。こちらは,さすがの安定感でした。
第3部は現役吹奏楽部員とOBによる合同演奏です。「ルパン三世のテーマ」,「QUEENメドレー」,「グローバルヴァリエーションズ」を熱演。
アンコール曲も含め,聴衆のみなさんをおおいに楽しませることができた演奏会でした。

第67回オリーブ会総会
2019.08.10

本日は第67回となる同窓会オリーブ会の総会が開催されました。
総会に続いては,東京大学名誉教授,跡見学園大学教授の三谷博さん(16回生)が,「長期危機に立ち向かう-19世紀日本と阿部正弘の経験から」と題し,ご講演くださいました。
今年は,福山藩の初代藩主 水野勝成入封400年にあたります。また福山では2022年の福山城築城400年に向けて,記念事業が動き始めています。
三谷先生は日本近代史がご専門で,特に,明治維新および東アジア近代史を中心に研究しておられ,幕末に老中首座の要職にあった福山藩主 阿部正弘が,ベリー来航以前から西洋との衝突を予想し,長期的な危機管理の視点を持ち,対策を考え,鎖国から開国へ外交政策を180度転換することで,日本が西洋列強の植民地となることを防いだ歴史をお話しくださいました。
ご講演の内容に関心をお持ちの方は,三谷先生の著書『明治維新とナショナリズム ―― 幕末の外交と政治変動』(山川出版社):1997年サントリー学芸賞受賞や,『維新史再考―公議・王政から集権・脱身分化へ』(NHKブックスNo.1248)などをお読みいただけたらと思います。
総会,講演会後の懇親会では,傘寿,喜寿,古希,還暦を迎えられたみなさまがそれぞれ壇上に上がられ,参加者のみなさんからのお祝いを受けられました。
今年度の総会のテーマは「オリーブの結束で令和を切り拓く」です。令和の時代のオリーブ会のますますの発展を祈念し,学友会歌を斉唱して会が終わりました。

山中高等女学校 慰霊祭
2019.08.06

今年も8月6日がやってきました。
福山附属の前身の学校の一つに,「山中高等女学校」があります。
慰霊祭が行われる旧雑魚場町(現在の広島市中区国泰寺町)の荒神堂付近では,被爆当時,空襲で建物が延焼するのを防ぐための防火帯をつくるために,建物を取り壊してそれを片付ける,建物疎開作業がおこなわれていました。そこに動員されていた,多くの女子生徒・教員が犠牲となりましたが,荒神堂の敷地内には,雑魚場町周辺で一緒に作業をしていた広島女子高等師範学校附属山中高等女学校ならびに広島県立広島第二高等女学校の慰霊碑が並んで建てられています。毎年行われている慰霊祭は,荒神堂をお世話くださっている町内会の方々と,当校の同窓会組織である,広島オリーブ会がお世話くださっています。
今年も当校からは,学友会を代表して学友会長,副会長,総務副委員長の3名が参列しました。8:00の開式後,学友会長による平和への誓いの献辞,学友会副会長による全校生徒が折った千羽鶴の献納,参列者の献花を終えた頃,8:15を迎え,参列者全員で1分間の黙祷を捧げました。
今年90歳になられる山中高等女学校の卒業生の方も参列しておられました。ご本人は宇品にある旧陸軍糧秣支廠(現在の広島市郷土資料館)で缶詰を作る作業をしているときに被爆されたそうです。爆風でガラスが飛び散り,それが身体に刺さって大けがをされた友人もおられたそうです。また妹さんが当時山中高女の2年生で,雑魚場町で亡くなられており,毎年のように慰霊祭に参列しておられるとのお話しをうかがいました。
平和の大切さをあらためて感じる1日となりました。
4年体験グローカル 実地調査
2019.08.05

本日はSGHの課題研究プログラム 4年体験グローカルの実地調査がおこなわれています。
4月より,「世の中にあるモノ・サービスと社会とのつながりを読み解く」をテーマに,協力していただいている企業・行政機関から講師をお招きして,「社会をどう変えているか」「会の変化にどう応えているか」という視点で講演を聴いてきました。その後,学んだことや,興味関心をもったこと,疑問に思ったことなどから各班の研究テーマを設定し,課題研究を進めています。班の課題研究を進めるにあたって最も影響を受けた講演の企業等を訪問するのが,本日の実地調査です。
ホーコス,アサヒグループ食品(アマノフーズ),エフピコ,福山大学,福山市役所の5カ所に分かれて訪問します。
暑い中ですが,実りのある実地調査になるよう取り組んでください。
岡山オリーブ会総会・懇親会
2019.07.28

「岡山オリーブ会」の第3回総会・懇親会が、7月28日(日)にANAクラウンプラザホテル岡山で開催されました。
総会では、オリーブ会17回生の山本邦男さまより「福山の恩人 関藤藤陰」の演題で講演がありました。関藤藤陰は、江戸幕府老中・福山藩主阿部正弘の側用人(君側御用係)として幕政に関与した後、福山藩の藩校誠之館の設立に貢献。維新後の戊辰戦争では、長州藩による福山城攻囲戦の最中に和議を成立させるなど、まさに福山の恩人であることが紹介されました。
総会後の懇親会では約60名の会員が出席し、旧交を温め合い、結束を深めました。また、岡山で活動するマリンバデュオMOMOによる、マリンバの素晴らしい演奏が花を添えました。
来年の岡山オリーブ会総会・懇親会は、令和2年(2020年)7月に開催の予定とのことです。
ノーベル賞受賞 本庶佑先生講演会
2019.07.20

本日は,広島大学大学院統合生命科学研究科・大学院医系科学研究科設置記念講演会が広島市で開催され,2018年にノーベル生理学・医学賞を受賞された,本庶佑先生のご講演を,将来研究者や医師等を目指す当校の希望生徒16名が拝聴させていただきました。
ご講演では本庶先生のご研究について,どのような問題意識を持たれ,どのような道筋で解決してこられたかを,高校生にも理解できるようにお話しくださいました。
「ノーベル賞を受賞するような大きな発見には運も重要」というお話には少し驚いた生徒もいたようですが,「大所高所から「これが大切」という判断をして研究の方向を定めて解決していく」ことは,自分たちにもすぐにでも意識すべきこととして受け取ることができたようです。また,ノーベル賞受賞者からしかお聞きすることのできない,貴重なお話だったと感じたようです。
お忙しい中をご講演いただいた本庶佑先生に,そしてこのような機会をご提供くださった,越智光夫広島大学長に厚くお礼申しあげます。
終業式
2019.07.19

本日は,1学期の終業式の日ですが,あいにくの雨で,終業式は放送によって行われました。
校長先生からは,最近起こっている情報関連のトピックスより,電子決済システムのトラブルを取り上げ,情報セキュリティについてのお話しをいただきました。
このたびの件では,利用者から「身に覚えのない取引があった」などと問い合わせがあり,調査したところ7月11日時点で1574人計約3240万円不正利用が発覚したとの報道がなされています。原因については現在分析がされているところですが,「パスワードの使い回し」が原因との見方がされています。
様々なインターネット上のサービスで「ID」と「パスワード」による認証が行われていますが,ついつい,同じIDとパスワードを複数のサイトで使い回した経験はないでしょうか?
総務省の「国民のための情報セキュリティサイト」によると,「あるサービスから流出したアカウント情報を使って、他のサービスへの不正ログインを試す攻撃の手口が知られています。」とのことで,パスワードを使い回すことがたいへん大きなリスクになることが指摘されています。
以下のサイトは,渡辺校長先生からご紹介いただいたサイトです。ぜひお読みください。
総務省 国民のための情報セキュリティサイト 「安全なパスワード管理」
国際調査への協力
2019.07.17
第46回広島県中学校陸上競技選手権大会
2019.07.17


7月13日・14日に,広島市安佐南区のエディオンスタジアム広島で,第46回広島県中学校陸上競技選手権大会が開催されました。先日,男子3000mで全国大会の出場を決めた陸上競技部の日名子泰明くんが,今度は3年男子1500m決勝のレースにおきまして,全国の標準記録を上回る4分07秒09のタイムで2位となり,二種目の出場を決めました。
また,2年男子100mの決勝で,阿部晃士くんが,向かい風の中,12秒12のタイムで2位に入り,日名子くんとともに,8月8日・9日に山口市の維新みらいふスタジアムで開催される中国大会への出場を手にしました。
3年男子1500mでは,惜しくも1秒ほどの差で全国出場を逃した千田晃士朗くんが4位に入り,学校対抗の総合得点でも7位に入賞しました。中学校の団体での入賞も,陸上競技部史上,初めての快挙となります。
中国大会,全国大会へ出場する選手たちに,熱いご声援をよろしくお願いします。