教育実習終了式
2016.09.13
8月31日から始まった9月前期の教育実習も,本日が最終日となりました。
グランドで終了式を行う予定でしたが,明け方まで降っていた雨の影響でグランド状態が悪いため,放送によっての終了式となりました。
副校長からの話しのあと,教育実習生を代表して美術科の河城さんがこの2週間を振り返って挨拶しました。
この実習で,教室の隅々にまで目を向け,生徒一人ひとりの様子をしっかり見つめ把握するなど,いろいろな物事に眼差しを向けることの大切さを実感したこと。クラスのSHRの観察では,担任の先生自身が普段生活をする中で感じた,まわりの人への気遣いや苦労など,私たちが見落としがちな様々なことに目を向け,そこから何を学ぶことができるのかを,生徒のみなさんに伝えておられた様子から,教師としての姿勢を学んだこと。そして,福山附属において史上初めて行われた,学友祭での実習生によるポスターセッションでは,自分の専門領域について,小学生から高齢の方まで幅広い聴衆の方に,分かりやすく説明すること,そして興味を持ってもらうことの難しさに気づき,これまであまり機会のなかった他教科の実習生との交流もでき,その後の実習授業への大きな刺激になったことなどを,教員,職員,生徒そして共に学んだ実習生の仲間への感謝の気持ちを込めて話してくれました。