2年生選択技術コラボ授業「階段設計コンペ」開催!
2025.11.14
半井校長先生とのコラボ授業の一環として、(株)福山北部共同生コンの博多充宏様、青葉設計事務所の越智寛高様をお迎えし、2年生による「コンクリート製階段設計コンペ」を実施しました。
テーマは「C棟からオリーブ食堂への利便性を高める階段」

設置予定場所の高さや幅に制約がある中、生徒たちはこれまでの学びを活かし、螺旋階段や勾配の工夫など、独自のアイデアをプレゼンしました。寸法検証にはメジャーを使い、実際に上り下りしやすいサイズを考えるなど、現場感覚を重視した取り組みも見られました。
「3~4段でも螺旋階段は可能?」「3Dプリンターでの実現も面白い」などのコメントも。
表彰式では、安全設計賞・ベストプレゼン賞・ベストデザイン賞・総合評価賞が各グループに贈られました。

審査員のみなさまから「発想が新鮮で、自分の設計にも生かせる気づきがあった」「予想以上に素晴らしいアイデアで楽しませてもらった」と高評価。
今後は、技術的に実現可能な設計について、どの案を採用するか、あるいは良い部分を組み合わせるかなど検討し、実際の階段製作へと進んでいきます。
テーマは「C棟からオリーブ食堂への利便性を高める階段」

設置予定場所の高さや幅に制約がある中、生徒たちはこれまでの学びを活かし、螺旋階段や勾配の工夫など、独自のアイデアをプレゼンしました。寸法検証にはメジャーを使い、実際に上り下りしやすいサイズを考えるなど、現場感覚を重視した取り組みも見られました。
「3~4段でも螺旋階段は可能?」「3Dプリンターでの実現も面白い」などのコメントも。
表彰式では、安全設計賞・ベストプレゼン賞・ベストデザイン賞・総合評価賞が各グループに贈られました。

審査員のみなさまから「発想が新鮮で、自分の設計にも生かせる気づきがあった」「予想以上に素晴らしいアイデアで楽しませてもらった」と高評価。
今後は、技術的に実現可能な設計について、どの案を採用するか、あるいは良い部分を組み合わせるかなど検討し、実際の階段製作へと進んでいきます。
🏫 中学2年生選択技術・家庭科授業 「コンクリートでエンジニアリングしよう!」
2025.10.10
特別企画として半井校長先生の研究室から大学生10名が来校し、コラボ授業が行われました。

◆セメントペーストを練ってみよう!
セメント400gをジップロックに入れ、少しずつ水を加えてペースト状にしていく実験を行いました。
水を一気に加えると、セメントがシャバシャバになってしまい、強度が落ちてしまいます。そこで、水の量を計測しながら慎重に加えていきました。前回の授業で体験した生コンクリートの感触と比較しながら、水の量によってペーストの性質がどう変わるかを実感することができました。

◆「薬」の力を体験しよう!
セメントに水を加えると流動性は高まりますが、その分強度が下がってしまいます。そこで登場するのが減水剤という薬品です。
学生さんたちが、ちょっと面白い実験を見せてくれました!
2つのジップロックに、同じ量の減水剤と水を入れてコンクリートを練ってくれて、実際に触らせてもらいました。これがびっくり。触ってみると堅さが全然違います!減水剤の効果って、こんなにハッキリわかるんですね。

◆型枠に流し込んで、製品を作ろう!
最後は、練ったセメントペーストを型枠に流し込み、オリジナル製品づくりに挑戦!携帯ストラップやマグネットなど、身近なアイテムを自分の手で作ることで、材料の性質だけでなく、ものづくりの楽しさも味わうことができました。
大学生との交流もあり、いつもとは違う雰囲気の中で、学びと発見がたくさん詰まった時間となりました。

◆セメントペーストを練ってみよう!
セメント400gをジップロックに入れ、少しずつ水を加えてペースト状にしていく実験を行いました。
水を一気に加えると、セメントがシャバシャバになってしまい、強度が落ちてしまいます。そこで、水の量を計測しながら慎重に加えていきました。前回の授業で体験した生コンクリートの感触と比較しながら、水の量によってペーストの性質がどう変わるかを実感することができました。

◆「薬」の力を体験しよう!
セメントに水を加えると流動性は高まりますが、その分強度が下がってしまいます。そこで登場するのが減水剤という薬品です。
学生さんたちが、ちょっと面白い実験を見せてくれました!
2つのジップロックに、同じ量の減水剤と水を入れてコンクリートを練ってくれて、実際に触らせてもらいました。これがびっくり。触ってみると堅さが全然違います!減水剤の効果って、こんなにハッキリわかるんですね。

◆型枠に流し込んで、製品を作ろう!
最後は、練ったセメントペーストを型枠に流し込み、オリジナル製品づくりに挑戦!携帯ストラップやマグネットなど、身近なアイテムを自分の手で作ることで、材料の性質だけでなく、ものづくりの楽しさも味わうことができました。
大学生との交流もあり、いつもとは違う雰囲気の中で、学びと発見がたくさん詰まった時間となりました。
🏔 数学Ⅰの授業で「蔵王山の標高」を測ってみた!
2025.10.08
数学Ⅰの授業では、「蔵王山の標高を自分たちで測る」という、ちょっとワクワクする実習がありました!
配布されたのは、地図と、50円玉が糸でぶら下がった手作りの分度器。8グループに配布された50円玉は先生の自腹だそう。
生徒たちはグラウンドや校舎周辺など、好きな場所に移動して、分度器を使って山を見上げた角度を計測。50円玉が重りになっていて、意外と正確に測れる?

教室に戻り、計測した角度と地図上の距離を使って、三角比を活用しながら蔵王山の高さを計算。班ごとに異なる場所から測ったので?結果もさまざま!

最後は班ごとに発表を行い、「角度はどうだったか」「計算結果はどうだったか」を振り返りました。測定場所の選定には、数学の枠を越えて、他教科での学びを生かすことも必要です。
普段の授業ではなかなか味わえない、「実際に外に出て体験する数学」。自然と三角比の使い方が身につくだけでなく、数学にとどまらない、楽しくて学びの多い時間となりました。
配布されたのは、地図と、50円玉が糸でぶら下がった手作りの分度器。8グループに配布された50円玉は先生の自腹だそう。
生徒たちはグラウンドや校舎周辺など、好きな場所に移動して、分度器を使って山を見上げた角度を計測。50円玉が重りになっていて、意外と正確に測れる?

教室に戻り、計測した角度と地図上の距離を使って、三角比を活用しながら蔵王山の高さを計算。班ごとに異なる場所から測ったので?結果もさまざま!

最後は班ごとに発表を行い、「角度はどうだったか」「計算結果はどうだったか」を振り返りました。測定場所の選定には、数学の枠を越えて、他教科での学びを生かすことも必要です。
普段の授業ではなかなか味わえない、「実際に外に出て体験する数学」。自然と三角比の使い方が身につくだけでなく、数学にとどまらない、楽しくて学びの多い時間となりました。
🏫 中学2年生選択技術・家庭科授業 「コンクリートでエンジニアリングしよう!」
2025.10.03
第3回は、(株)福山北部共同生コンの博多様・平賀様、青葉設計事務所の越智様をお招きし、特別授業を行いました。なんと、ミキサー車も校内に登場!
あいにくの雨の中の授業でしたが、生コンクリートにとっては好条件。乾燥しすぎるとひび割れの原因になるため、湿度がある方が品質管理には適しているそうです。

授業では、生コンクリートの性質や品質検査について、実演を交えながら学びました。紹介された主な試験は、圧縮試験・スランプ試験・塩分量試験・空気量試験です。生コンクリートは強アルカリ性のため、手袋を着用して安全に作業しました。「むっちゃ重い!」そうです。型枠に入れた生コンクリートは25回ついて整えます。みんなで声を合わせて「1 2 3 4・・・」と25までカウントし楽しく真剣に取り組んでいました。

ある生徒からは「試験用の型枠の価格はいくらですか?」という質問が。なんと約20万円とのこと!正確な検査を行うためには、信頼できる器具が必要だということも学びました。
型枠に詰めたコンクリートの1週間後、4週間後のデータは、後日教えていただくことになっています。
実際の階段制作では、「タッピング(型枠内の空気抜き)をしっかり行うと良い」とのアドバイスもいただきました。より丈夫で美しい仕上がりを目指して、階段制作が楽しみです!
あいにくの雨の中の授業でしたが、生コンクリートにとっては好条件。乾燥しすぎるとひび割れの原因になるため、湿度がある方が品質管理には適しているそうです。

授業では、生コンクリートの性質や品質検査について、実演を交えながら学びました。紹介された主な試験は、圧縮試験・スランプ試験・塩分量試験・空気量試験です。生コンクリートは強アルカリ性のため、手袋を着用して安全に作業しました。「むっちゃ重い!」そうです。型枠に入れた生コンクリートは25回ついて整えます。みんなで声を合わせて「1 2 3 4・・・」と25までカウントし楽しく真剣に取り組んでいました。

ある生徒からは「試験用の型枠の価格はいくらですか?」という質問が。なんと約20万円とのこと!正確な検査を行うためには、信頼できる器具が必要だということも学びました。
型枠に詰めたコンクリートの1週間後、4週間後のデータは、後日教えていただくことになっています。
実際の階段制作では、「タッピング(型枠内の空気抜き)をしっかり行うと良い」とのアドバイスもいただきました。より丈夫で美しい仕上がりを目指して、階段制作が楽しみです!
🏫 中学2年生選択技術・家庭科授業 「コンクリートでエンジニアリングしよう!」
2025.09.19
建築・設計の魅力に触れる特別授業!
第2回目は、青葉設計事務所の越智寛高さんをゲストに迎え、建築・設計の世界について学びました。

万博会場の照明などを例に、都市計画から音響設計まで幅広い分野に触れ、意匠設計は「オーケストラの指揮者」のような存在だというお話が印象的でした。
越智さんは、依頼者との対話を重視しながら設計を進めることの大切さを話され、お茶室を4年かけて作った経験なども紹介してくださいました。写真で危険な階段の例を見て、視認性の重要性も学びました。
これから生徒たちは階段の設計に挑戦します。階段は避難経路にも関わる重要な要素。建築基準法を満たしているだけではなく、使う人の視点に立った設計が求められます。
最後に、階段デザインのアドバイスとして「たたき台をラフに描いて、図面はmm単位で正確に」「長く使えるデザインとは何かを考える」など、実践的なヒントをいただきました。
これからの設計活動が楽しみです!
第2回目は、青葉設計事務所の越智寛高さんをゲストに迎え、建築・設計の世界について学びました。

万博会場の照明などを例に、都市計画から音響設計まで幅広い分野に触れ、意匠設計は「オーケストラの指揮者」のような存在だというお話が印象的でした。
越智さんは、依頼者との対話を重視しながら設計を進めることの大切さを話され、お茶室を4年かけて作った経験なども紹介してくださいました。写真で危険な階段の例を見て、視認性の重要性も学びました。
これから生徒たちは階段の設計に挑戦します。階段は避難経路にも関わる重要な要素。建築基準法を満たしているだけではなく、使う人の視点に立った設計が求められます。
最後に、階段デザインのアドバイスとして「たたき台をラフに描いて、図面はmm単位で正確に」「長く使えるデザインとは何かを考える」など、実践的なヒントをいただきました。
これからの設計活動が楽しみです!
2025.11.14 18:23
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