玉城ちはるさん講演会「命の参観日」を開催しました
2026.07.02
シンガーソングライターであり、長年にわたり留学生支援にも取り組んでこられた玉城ちはるさんをお招きし、「命の参観日」と題した講演会を開催しました。

講演では、「自分と価値観が違う人を排除せず、ともに生きていくために大切なこと」について、ご自身の経験を交えながらお話しくださいました。



人間関係の悩みの多くは、価値観の違いから生まれます。例えば、食事を残すこと一つをとっても国によって意味が異なります。大切なのは決めつけるのではなく、対話を通して相手を理解しようとすることです。また、「自分の思いは言葉にしなければ伝わらない」というメッセージも印象的でした。



一方で、思いを伝えたり相手に尋ねたりすることが難しい場面もあります。そんなときの方法として紹介されたのが「優しさ貯金ゲーム」です。相手と握手をして見つめ合いながら、「ありがとう」「ごめんね」「大好き」と言葉にして伝えます。このような温かなコミュニケーションによって、幸せな気分をもたらすオキシトシンが分泌され、人と人との距離が縮まるそうです。

また、講演の中で特に印象的だったのは、「相談する能力」についてのお話でした。悩みがあっても「親に心配をかけたくない」「誰かに相談すると迷惑をかける」と考え、一人で抱え込んでしまう人は少なくありません。スクールカウンセラーなどに相談することに対しても、後ろめたさを感じる人がいます。

しかし玉城さんは、「相談するのは能力です」と力強く伝えられました。困ったときに誰かを頼ることは弱さではなく、自分自身を守り、よりよく生きるための大切な力です。周囲の人とのつながりの中で支え合うことの大切さを改めて考えさせられました。

今回の「命の参観日」は、多様な価値観を認め合うこと、思いを言葉にして伝えること、そして一人で抱え込まずに誰かに相談することの大切さを学ぶ貴重な機会となりました。講演を通して、一人ひとりが相手を理解しようとする姿勢を持ち、違いを認めながらともに生きていくことの大切さを改めて感じることができました。今後の生活の中でも、この学びを大切にしていきたいと思います。
2026.07.02 16:46 | 固定リンク | 今日の出来事
コンクリートでエンジニアリング!特別コラボ授業を実施しました
2026.06.23
今年も中学2年生の選択技術・家庭科で、「コンクリートでエンジニアリングしよう!」の授業を開講しています。ものづくりを通して材料の性質や工夫の大切さを学ぶ授業です。
今回は昨年に引き続き、特別企画として半井校長先生の研究室の学生さんとのコラボ授業を実施しました。

最適な「水セメント比」を探る
最初のテーマは、水とセメントの割合(「水セメント比」)によって、どのように性質が変わるかを確かめる実験です。一般的に、水セメント比はコンクリートの強度や作業性に大きく影響します。
今回は、セメント400gに対して水の量を調整しながら、水セメント比30%〜40%の範囲で最適な状態を探りました。目標は、「型枠に流し込みやすく、しかも隙間なく充填できる適度なやわらかさ」です。
水を少しずつ加えながら様子を見ると、
•水が少ないとポロポロとした状態(作業しにくい)
•ちょうどよいと滑らかでまとまりやすい状態
•水を入れすぎるとシャバシャバになり分離しやすい状態
と、変化がはっきり現れます。最後はスポイトを使い、慎重に微調整を行いました。



減水剤で性能アップ
次に、同じ水セメント比でも流動性を向上させる方法として、「減水剤」を使用しました。減水剤は、コンクリートの強度を保ちながら流れやすさを改善する材料です。
水セメント比30%のやや固めの状態を確認した後、2gの減水剤を加えると、一気に扱いやすい「ちょうどよい柔らかさ」へと変化しました。生徒たちは、ほんの少量の添加で性質が大きく変わることに驚いていました。
ちなみに、この減水剤を扱う大手企業の一つでは、本校の卒業生が活躍しているとの紹介もありました。



型枠に流し込んで作品づくり
最適な配合が見えてきたところで、いよいよ作品づくりです。用意されたさまざまな型枠を前に、生徒たちはどれを使うか真剣なまなざしで型枠を見つめます。
担当の先生からは「ミッキーの型枠を使うなら、セメントが柔らかすぎると耳が欠けてしまうので、少し固めが良い」というアドバイスもありました。実際に、やや硬めの配合で挑戦したグループは流し込みに苦戦する場面もありましたが、学生さんのサポートを受けながら無事に完成させることができました。



今回の授業では、単にコンクリートを作るだけでなく、「強度」と「作業性」のバランスを考えるという、実際の土木・建築分野にも通じる重要な視点を学ぶことができました。
学生さんたちとの交流を通して、生徒たちの興味や理解もさらに深まったようです。完成品の出来上がりが、今からとても楽しみです!
2026.06.23 16:45 | 固定リンク | 今日の出来事
2年生選択技術コラボ授業「階段設計コンペ」開催!
2025.11.14
半井校長先生とのコラボ授業の一環として、(株)福山北部共同生コンの博多充宏様、青葉設計事務所の越智寛高様をお迎えし、2年生による「コンクリート製階段設計コンペ」を実施しました。

テーマは「C棟からオリーブ食堂への利便性を高める階段」



設置予定場所の高さや幅に制約がある中、生徒たちはこれまでの学びを活かし、螺旋階段や勾配の工夫など、独自のアイデアをプレゼンしました。寸法検証にはメジャーを使い、実際に上り下りしやすいサイズを考えるなど、現場感覚を重視した取り組みも見られました。

「3~4段でも螺旋階段は可能?」「3Dプリンターでの実現も面白い」などのコメントも。
表彰式では、安全設計賞・ベストプレゼン賞・ベストデザイン賞・総合評価賞が各グループに贈られました。



審査員のみなさまから「発想が新鮮で、自分の設計にも生かせる気づきがあった」「予想以上に素晴らしいアイデアで楽しませてもらった」と高評価。
今後は、技術的に実現可能な設計について、どの案を採用するか、あるいは良い部分を組み合わせるかなど検討し、実際の階段製作へと進んでいきます。
2025.11.14 18:23 | 固定リンク | 今日の出来事
🏫 中学2年生選択技術・家庭科授業 「コンクリートでエンジニアリングしよう!」
2025.10.10
特別企画として半井校長先生の研究室から大学生10名が来校し、コラボ授業が行われました。



◆セメントペーストを練ってみよう!
セメント400gをジップロックに入れ、少しずつ水を加えてペースト状にしていく実験を行いました。
水を一気に加えると、セメントがシャバシャバになってしまい、強度が落ちてしまいます。そこで、水の量を計測しながら慎重に加えていきました。前回の授業で体験した生コンクリートの感触と比較しながら、水の量によってペーストの性質がどう変わるかを実感することができました。



◆「薬」の力を体験しよう!
セメントに水を加えると流動性は高まりますが、その分強度が下がってしまいます。そこで登場するのが減水剤という薬品です。
学生さんたちが、ちょっと面白い実験を見せてくれました!
2つのジップロックに、同じ量の減水剤と水を入れてコンクリートを練ってくれて、実際に触らせてもらいました。これがびっくり。触ってみると堅さが全然違います!減水剤の効果って、こんなにハッキリわかるんですね。



◆型枠に流し込んで、製品を作ろう!
最後は、練ったセメントペーストを型枠に流し込み、オリジナル製品づくりに挑戦!携帯ストラップやマグネットなど、身近なアイテムを自分の手で作ることで、材料の性質だけでなく、ものづくりの楽しさも味わうことができました。

大学生との交流もあり、いつもとは違う雰囲気の中で、学びと発見がたくさん詰まった時間となりました。
2025.10.10 17:11 | 固定リンク | 今日の出来事
🏔 数学Ⅰの授業で「蔵王山の標高」を測ってみた!
2025.10.08
数学Ⅰの授業では、「蔵王山の標高を自分たちで測る」という、ちょっとワクワクする実習がありました!

配布されたのは、地図と、50円玉が糸でぶら下がった手作りの分度器。8グループに配布された50円玉は先生の自腹だそう。

生徒たちはグラウンドや校舎周辺など、好きな場所に移動して、分度器を使って山を見上げた角度を計測。50円玉が重りになっていて、意外と正確に測れる?



教室に戻り、計測した角度と地図上の距離を使って、三角比を活用しながら蔵王山の高さを計算。班ごとに異なる場所から測ったので?結果もさまざま!



最後は班ごとに発表を行い、「角度はどうだったか」「計算結果はどうだったか」を振り返りました。測定場所の選定には、数学の枠を越えて、他教科での学びを生かすことも必要です。
普段の授業ではなかなか味わえない、「実際に外に出て体験する数学」。自然と三角比の使い方が身につくだけでなく、数学にとどまらない、楽しくて学びの多い時間となりました。
2025.10.08 13:08 | 固定リンク | 今日の出来事

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