<3年遠足>広島大学の研究施設体験
2016.10.20
午後からは,コース別での見学ということで「理学研究科・理学部コース」「先端物質科学研究科コース」「文学研究科・文学部コース」「工学研究科・工学部コース」「生物圏科学研究科・生物生産学部(鶏舎)コース」「生物圏科学研究科・生物生産学部(農場)コース」の6つのコースに分かれてそれぞれ移動し,大学における研究の実際に触れました。
例として,「理学研究科・理学部コース」では,前半に「放射光科学センター」に伺い,光源加速器のある実験室を見学し,また,液体窒素を使用した超電導の実験(リニアモーターカーのモデル実験)などを体験しました。後半は「両生類研究センター」に伺い,カエルを用いたゲノム編集技術の紹介をはじめ,生きた化石や絶滅危惧種に分類されるカエルの観察,さらにカエルの餌となるコオロギの飼育の様子などを見学しました。一時期話題になったウーパールーパーも見ることができ,ウーパールーパーはイモリ同様再生能力に長けていることなど説明がありました。熱心にメモを取る様子や,大学の先生や研究スタッフの方に積極的に質問する生徒の姿が見られました。
16:45頃,東福山駅に無事に到着し,解散となりました。
普段の学校生活において,今回のような大学訪問によって実際の学問・研究の現場に直接触れる体験は,なかなか味わうことができない貴重なものです。このような機会を提供してくださった先生方や,貴重な時間をつくってご指導いただいた大学の先生方に感謝するとともに,今回の大学訪問がこれからの自分の将来への展望を考えるよいきっかけになればと思っています。