2年歴史教室
2016.11.05
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本日,2年生は広島県立歴史博物館(ふくやま草戸千軒ミュージアム)での歴史教室でした。
福山を流れる芦田川の洪水で川底に沈んだ中世の町並「草戸千軒」は当時の生活の様子を封じ込めていることから,東洋のポンペイとも呼ばれています。展示室では,草戸千軒町遺跡の出土品をもとに,中世の町並を実物大模型で再現されています。こうした展示の数々を,学芸員の方の解説をうかがいながら見学しました。
また,ふだん見られないバックヤードのようすにも,生徒たちは興味深く聞き入っていました。
11月27日まで開催中の企画展「守屋寿コレクションが迫る近世日本の新たな異文化交流像」は,16~19世紀を中心に日本や西洋で作られた古地図などの資料を展示していますが,この展示資料を寄託された守屋寿さんは当校の卒業生です。お仕事で世界各地へおいでの際に,少しずつ集められたものだとうかがっています。附属の先輩が集められたコレクションということで,生徒には印象深かったのではないでしょうか。