第1回IDEC連携プログラム
2018.07.21


第1回のIDEC連携プログラムを実施しました。
このプログラムはSGHの一つの柱である「スーパーグローカルプログラム」に位置付けられ,異文化を背景とする人たちと英語で話をしたり,議論したり,合意形成したりするプログラムの一つで,広島大学大学院国際協力研究科(International Development and Cooperation: IDEC)の留学生とともに「環境」「平和と教育」の2つのテーマについて,高校2年生がグループで議論するものです。
第1回である今回は,当校から生徒18名,IDECからは清水欽也教授と「平和と教育」をテーマとするインドネシア1名,バングラディシュ2名,中国1名,計4名の留学生が参加しました。
はじめに,4名の留学生からそれぞれの研究について発表があり,次に当校生徒が4つのグループに分かれて,そこに留学生がつきそれぞれの研究に関連して議論を行いました。10分ごとに留学生がつくグループを交代しすべてのテーマについて意見を出し合いました。最後に,模造紙をつかってブレインストーミングを行い,その課題を多角的に捉え,核となる問題点や,解決に向けての視点などを整理しました。
生徒たちも,テーマについて理解を深めたり,意見を交わすために,これまで学校で学んだ知識を総動員して議論をする様子が見られました。

生徒の感想をいくつか紹介します。
○なかなか自分から話せなかったが,ブレインストーミングを通して,いろんなことを留学生と共有できてとても良い時間を過ごすことができた。3時間という短い時間だったが,その内容は濃いものだった。楽しかった!! 
○私は英語でのコミュニケーションを向上させるためにこのプログラム参加しましたが,今日はまだ自分から積極的に話すことができませんでした。次回まで,まだ時間があるので,様々な資料を読んで知識を深め,次はより密度の濃い時間にしたいです。
○留学生と話す中で,自分が思っていることを伝えるのが難しいと思ったが,清水先生からも「自分が分かる言葉ではなせばいい」とアドバイスをもらい,そこまで緊張することなく話せた。ディスカッションをするのは楽しかった。
○なかなかに難しいトピックでした。今日が教育や平和についてより深く考えるきっかけになる予感がしました。その一方,中学3年間と去年で学んだことも生かせた場面があったので,教科の壁がない心地良さもありました。次が楽しみです。

詳しくは,こちらをご覧ください
2018.07.21 17:30 | 固定リンク | 行事

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