3年理科野外学習
2018.11.05
本日,3年生は理科の授業の一環として,弥高山(岡山県高梁市川上町)周辺で野外学習を行いました。
実施数日前,天気は下り坂の予報も出ていましたが,本日は「天高く馬肥ゆる秋」と表現するのにふさわしい晴天となりました。
まず,弥高山周辺の地層の観察から,地層の広がりや長い時を経て変動してきた大地の様子を観察していきました。
また,そこから見える弥高山の姿から,弥高山がどのようにできたかを考え巡らせました。
その後,弥高山へ登り,弥高山がどのような岩石でできているのかを実際に観察しながら,弥高山のでき方についていっしょに考えていきました。
さらに,山頂より見える景色から,弥高山周辺の地形の成り立ちなどについても考えていきました。
「もともとは標高の低い平原が隆起を繰り返して,今の弥高山周辺の山地の様子になっているのは驚きだ。」「弥高山は見た目こんもりとした溶岩ドームに見えるのに,玄武岩でできているのが不思議だった。」など,生徒たちは長い時を経て営まれる大地の変化に関心を寄せながら,野外学習に励んでいました。
普段の授業では動画や静止画などを活用しながら自然の様子を学習していきますが,今回は,実際に岩石や地層,地形を観察するなど,自然に直接触れる体験の機会となり,有意義な野外学習のひとときを過ごすことができました。