留学生による化学の授業
2021.02.25
久しぶりの投稿です。この一か月あまり,当校の入試等もありましたので,ブログへの投稿がなかなかできませんでした。
本日は,カンボジアから広島大学に留学しておられる,Ly Soknayさんに4年生の化学基礎の授業をしていただきました。授業をしていただいた Ly Soknay先生は,プノンペン教育大学の教官で,現在は国際協力機構(JICA)の長期研修生として,広島大学大学院国際協力研究科の博士課程前期で学んでおられます。授業は英語でおこなわれ,サポートに大学院生が入って,専門用語(テクニカルターム)などわかりにくい部分は日本語で補足してもらいながら,授業が進行しました。
実験では,銅とステンレスの板をそれぞれ電極に使い,硫酸銅水溶液の中に設置して,電流を流します。
すると,ステンレスの表面には銅が付着していくようすが見られます。実験前と実験後でそれぞれの電極の質量を測定すると,銅の方は質量が減少し,ステンレスの方は質量が増加しています。
この実験で,流した電流とステンレスに付着した銅の質量の関係を定量的に考える,という内容だったそうです。
・・・自信を持って書いているわけではありませんので,間違いがありましたら指摘していただけたらと思います・・・