4年真庭研修 3日目午後
2021.12.22
 昼食後には,真庭市環境課の方から,真庭市の循環による持続可能なまちづくりについてご講義をいただきました。真庭市では,家庭から出た生ごみを回収(一部地域)して,それらを資源に液肥を作ったり,発生するメタンガスで発電を行ったりしています。また,製造した液肥を農家に使ってもらい,実際に作物を育てているそうです。



 最後の研修は,メタン発酵プラントシステムの見学へ。先ほど教えていただいた内容を実証している施設になります。本日はあいにく定休日のため,生ごみ等が搬入されている様子は見られませんでしたが,発酵している様子や,出来立ての液肥などの実物を見せていただきました。



 元々捨てる予定であったものを有効活用し,エネルギーを生み出し,さらには地元の雇用や経済に貢献しています。SDGsという言葉が世に生まれる20年以上も前から,持続可能社会の実現に本気で取り組んでおられる素晴らしいモデルを見せていただきました。
 研修に参加した生徒の皆さんが,常に熱心にメモをとったり積極的に質問したりしている姿が印象的でした。真庭の方々からも,「附属福山の生徒さんが来るならぜひまた受け入れたい」など,皆さんの取り組む姿勢に対して,大変お褒めをいただいております。
 この研修の成果は,来年3月のWWL成果発表会で発表する予定です。また,5年生の提言Ⅰでの研究につながっていきます。素晴らしい研究になることを期待しています。
2021.12.22 18:02 | 固定リンク | 行事

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