広島大学 世界トップレベル研究拠点プログラム(WPI)「持続可能性に寄与するキラルノット超物質拠点」による出張講義が行われました
2023.12.06
12月5日(火)、野中千穂教授(広島大学大学院先進理工系科学研究科)をお招きして、キラルノット超物質拠点による出張講義・VR体験が行われ、3~5年生約20名が参加しました。
まず、未来共創科学研究本部の佐藤龍一URAから、『結び目とキラリティの科学~数学・物理・化学・生物学・地球惑星科学から見る左右非対称の世界』と題した拠点紹介がありました。
続いて、野中教授に『宇宙はしずくから始まった』というテーマで講義をしていただきました。野中教授は原子核物理・ハドロン物理学がご専門です。講義前半では、先生が取り組んでおられる、素粒子であるクォークとグルーオン プラズマの基礎、クォーク・グルオン多体系の状態変化、高エネルギー原子核衝突実験の現象論的解析などについて解説していただきました。講義後半では電磁場の時空発展の様子など最先端の研究を紹介していただきました。難解な内容を流暢によどみなく話される野中教授に圧倒されつつも、内容を理解しようと真剣に講義を聴く生徒達の横顔がとても頼もしく感じられました。
質疑応答では、生徒達の素朴な疑問にわかりやすく丁寧に答えていただきました。また、VR体験やキラル磁性体の顕微鏡観察など、知的刺激に満ちた、有意義な時間を過ごすことができました。
まず、未来共創科学研究本部の佐藤龍一URAから、『結び目とキラリティの科学~数学・物理・化学・生物学・地球惑星科学から見る左右非対称の世界』と題した拠点紹介がありました。
続いて、野中教授に『宇宙はしずくから始まった』というテーマで講義をしていただきました。野中教授は原子核物理・ハドロン物理学がご専門です。講義前半では、先生が取り組んでおられる、素粒子であるクォークとグルーオン プラズマの基礎、クォーク・グルオン多体系の状態変化、高エネルギー原子核衝突実験の現象論的解析などについて解説していただきました。講義後半では電磁場の時空発展の様子など最先端の研究を紹介していただきました。難解な内容を流暢によどみなく話される野中教授に圧倒されつつも、内容を理解しようと真剣に講義を聴く生徒達の横顔がとても頼もしく感じられました。
質疑応答では、生徒達の素朴な疑問にわかりやすく丁寧に答えていただきました。また、VR体験やキラル磁性体の顕微鏡観察など、知的刺激に満ちた、有意義な時間を過ごすことができました。