3年租税教室
2016.11.02

本日は,6時間目に,中学校3年生を対象に福山税務署より税務広報広聴官である宮本先生をお招きして「租税教室」を行いました。授業では,税金のない世界を描いた動画を冒頭で視聴し,その後,税の種類や納められた税金が生活の様々な場面で使われ、私たちの豊かな生活を送ることができていることを説明していただきました。そして,「税金はどこから,どのように,どれくらい徴収するか」や「税金を何に使うか」は国民が決めることであり,選挙を中心に政治に参加することは税を考える上でも大切なことであることを生徒に伝えてくださいました。以下は,授業を受けた生徒の感想です。
〇改めて税金の大切さに気づきました。特にアニメを見て,税金がないと今のくらしができないことを知り,私たちがこうして学校に来ることができるのは,国民全員が負担しているからだから,これからも税金をきちんと納めないといけないと思いました。
〇「税」にはいいイメージを持っていない人は多いと思うけど,私たちが気持ちよく生活するためであって,私たちに知らず知らずのうちに返ってきているということが分かりました。みんなで負担して支えあうという税の制度は素晴らしいものだと思った。
〇「税金は必要だ」とか「税金は大切に」とかよく言われるけど,正直理由はよく分かっていなかったので,正しく税について学ぶことができた。国会で使い方が決められるのだから,税に関する自分の意見・考えを表すためにも「選挙に行くことが大切だ」ということも改めて分かった。
2016.11.02 16:30 | 固定リンク | 行事
球技大会
2016.10.26

本日は「球技大会」です。学校によってはクラスマッチと呼ぶこともありますが,各クラスが「バレーボール」「ドッジボール」「サッカー」「ソフトボール」「バスケットボール」の5競技で勝敗を競い,優勝を目指します。
9:00からの開会式の後,さっそく競技が始まりました。
2016.10.26 09:40 | 固定リンク | 行事
SGH IDEC連携講座(第3回)をおこないました
2016.10.22

SGHの活動として,希望者の参加によるIDEC連携プログラム(第3回)を実施しました。前回までは留学生によるプレゼンから会が始まっていましたが,今回は第1部では「環境」「農業」「経済」をテーマに生徒が5分間でプレゼンテーションを行い,その発表に対して留学生からの質疑,応答をおこないました。第2部では,Web mappingを用いながら,「その問題の原因には何が関係しているか」,「直接的でも間接的でもいいので関連することがらは何か」を考えながら留学生を交えたグループ内で意見を出し合いました。第3部の発表会では,考えをまとめたWeb mappingを提示しながら,話し合った内容とその結論を英語で説明しました。広島大学の中矢先生からの講評では,特定の国ではなく,地球市民という立場で物事を議論したことが大切だということに触れてくださいました。このIDEC連携プログラムで行う議論では,まとめや結論を出すこともあるけれど,その結論に至るまでのプロセスのあり方を学ぶことが大切であるとお話しくださいました。議論することを通して,今までにはなかった新しい視点に出会い,自分の考えとの相違に気づき,相手の考えやその国にある文化を尊重していくことこそ,これからのグローバル社会で生きていくために必要な資質や能力であると考えています。
2016.10.22 16:00 | 固定リンク | 行事
能・狂言教室 本日のシテの方は
2016.10.21

本日の公演でシテを勤められた桑田貴志先生は,じつは当校の卒業生です。シテというのは能の主役で,今回は「安達原」の「里女・鬼女」をつとめられました。母校での公演ということで,シテをまかせていただいたのだそうです。
この写真に写っている煉瓦は,桑田先生が卒業されるときに卒業生一同でタイムカプセルを保管した場所だそうです。中はもう開けてしまっていますが,今でも煉瓦が残されています。
見事な里帰り公演でした。ありがとうございました。
2016.10.21 16:30 | 固定リンク | 行事
能・狂言教室 公演
2016.10.21

午後の5・6限は,本公演です。始まりのご挨拶と「能舞台について」の解説の後,演目の解説や鑑賞のお作法をお話しいただき,その後,いよいよ鑑賞。まずは,小学校の教科書にも掲載されており,なじみの深い狂言「柿山伏」です。ユーモラスな動きに笑いも出て,思わず感激!
10分間の休憩ですが,2分前には次の能「安達原」の囃子が始まるので,それまでには着席するようにというお作法も確認。

能の中で使われることばは,室町時代から受け継がれている脚本に則っており,聞き慣れない言葉も多いのですが,今回は舞台脇にスクリーンを設置し,せりふや解説をプロジェクターで投影しながらの鑑賞です。おかげで,各場面でのシテ方のみなさんの動きの意味をつかむことができました。ちなみに上の写真は,鬼女を演じるシテが打杖を振り上げている,午前のワークショップで全員で動きを体験した,まさにその場面です。
「安達原」の鑑賞中には,鳥取県中部を震源とする地震が発生し,福山でも震度3を記録する地震が起こるハプニングがありました。しかし,鎌倉能舞台のみなさんは,何事も無かったかのように能を続けられ,生徒も一瞬ざわつきましたが,中断すること無く,最後まで続けて演じられました。

続いておこなわれた「狂言ワークショップ」では,各クラスから立候補した代表の生徒が舞台に上がり,狂言方の善竹富太郎先生ほか3名の先生から,狂言の動きや声の出し方を指導していただき,最後は生徒全員で,狂言の発声方法による「笑い声」を体験しました。
最後の質問コーナーでは,西洋のオペラと能の「謡」の発声のちがいや,能に使われる衣装についてなど質問が出て,お答えいただきました。また,地震でも止めることなく演じられたことについての質問には,たとえシテが何かの理由で倒れても,そばに控える「後見」がシテに代わって最後まで演じ切るといった厳しさもお教えいただきました。
まさに,本物にふれた1日でした。
2016.10.21 16:00 | 固定リンク | 行事

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