開学記念日の行事
2016.11.05
3年租税教室
2016.11.02


本日は,6時間目に,中学校3年生を対象に福山税務署より税務広報広聴官である宮本先生をお招きして「租税教室」を行いました。授業では,税金のない世界を描いた動画を冒頭で視聴し,その後,税の種類や納められた税金が生活の様々な場面で使われ、私たちの豊かな生活を送ることができていることを説明していただきました。そして,「税金はどこから,どのように,どれくらい徴収するか」や「税金を何に使うか」は国民が決めることであり,選挙を中心に政治に参加することは税を考える上でも大切なことであることを生徒に伝えてくださいました。以下は,授業を受けた生徒の感想です。
〇改めて税金の大切さに気づきました。特にアニメを見て,税金がないと今のくらしができないことを知り,私たちがこうして学校に来ることができるのは,国民全員が負担しているからだから,これからも税金をきちんと納めないといけないと思いました。
〇「税」にはいいイメージを持っていない人は多いと思うけど,私たちが気持ちよく生活するためであって,私たちに知らず知らずのうちに返ってきているということが分かりました。みんなで負担して支えあうという税の制度は素晴らしいものだと思った。
〇「税金は必要だ」とか「税金は大切に」とかよく言われるけど,正直理由はよく分かっていなかったので,正しく税について学ぶことができた。国会で使い方が決められるのだから,税に関する自分の意見・考えを表すためにも「選挙に行くことが大切だ」ということも改めて分かった。
球技大会
2016.10.26
SGH IDEC連携講座(第3回)をおこないました
2016.10.22


SGHの活動として,希望者の参加によるIDEC連携プログラム(第3回)を実施しました。前回までは留学生によるプレゼンから会が始まっていましたが,今回は第1部では「環境」「農業」「経済」をテーマに生徒が5分間でプレゼンテーションを行い,その発表に対して留学生からの質疑,応答をおこないました。第2部では,Web mappingを用いながら,「その問題の原因には何が関係しているか」,「直接的でも間接的でもいいので関連することがらは何か」を考えながら留学生を交えたグループ内で意見を出し合いました。第3部の発表会では,考えをまとめたWeb mappingを提示しながら,話し合った内容とその結論を英語で説明しました。広島大学の中矢先生からの講評では,特定の国ではなく,地球市民という立場で物事を議論したことが大切だということに触れてくださいました。このIDEC連携プログラムで行う議論では,まとめや結論を出すこともあるけれど,その結論に至るまでのプロセスのあり方を学ぶことが大切であるとお話しくださいました。議論することを通して,今までにはなかった新しい視点に出会い,自分の考えとの相違に気づき,相手の考えやその国にある文化を尊重していくことこそ,これからのグローバル社会で生きていくために必要な資質や能力であると考えています。