球技大会
2016.10.26
SGH IDEC連携講座(第3回)をおこないました
2016.10.22
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SGHの活動として,希望者の参加によるIDEC連携プログラム(第3回)を実施しました。前回までは留学生によるプレゼンから会が始まっていましたが,今回は第1部では「環境」「農業」「経済」をテーマに生徒が5分間でプレゼンテーションを行い,その発表に対して留学生からの質疑,応答をおこないました。第2部では,Web mappingを用いながら,「その問題の原因には何が関係しているか」,「直接的でも間接的でもいいので関連することがらは何か」を考えながら留学生を交えたグループ内で意見を出し合いました。第3部の発表会では,考えをまとめたWeb mappingを提示しながら,話し合った内容とその結論を英語で説明しました。広島大学の中矢先生からの講評では,特定の国ではなく,地球市民という立場で物事を議論したことが大切だということに触れてくださいました。このIDEC連携プログラムで行う議論では,まとめや結論を出すこともあるけれど,その結論に至るまでのプロセスのあり方を学ぶことが大切であるとお話しくださいました。議論することを通して,今までにはなかった新しい視点に出会い,自分の考えとの相違に気づき,相手の考えやその国にある文化を尊重していくことこそ,これからのグローバル社会で生きていくために必要な資質や能力であると考えています。
能・狂言教室 本日のシテの方は
2016.10.21
能・狂言教室 公演
2016.10.21
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午後の5・6限は,本公演です。始まりのご挨拶と「能舞台について」の解説の後,演目の解説や鑑賞のお作法をお話しいただき,その後,いよいよ鑑賞。まずは,小学校の教科書にも掲載されており,なじみの深い狂言「柿山伏」です。ユーモラスな動きに笑いも出て,思わず感激!
10分間の休憩ですが,2分前には次の能「安達原」の囃子が始まるので,それまでには着席するようにというお作法も確認。
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能の中で使われることばは,室町時代から受け継がれている脚本に則っており,聞き慣れない言葉も多いのですが,今回は舞台脇にスクリーンを設置し,せりふや解説をプロジェクターで投影しながらの鑑賞です。おかげで,各場面でのシテ方のみなさんの動きの意味をつかむことができました。ちなみに上の写真は,鬼女を演じるシテが打杖を振り上げている,午前のワークショップで全員で動きを体験した,まさにその場面です。
「安達原」の鑑賞中には,鳥取県中部を震源とする地震が発生し,福山でも震度3を記録する地震が起こるハプニングがありました。しかし,鎌倉能舞台のみなさんは,何事も無かったかのように能を続けられ,生徒も一瞬ざわつきましたが,中断すること無く,最後まで続けて演じられました。
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続いておこなわれた「狂言ワークショップ」では,各クラスから立候補した代表の生徒が舞台に上がり,狂言方の善竹富太郎先生ほか3名の先生から,狂言の動きや声の出し方を指導していただき,最後は生徒全員で,狂言の発声方法による「笑い声」を体験しました。
最後の質問コーナーでは,西洋のオペラと能の「謡」の発声のちがいや,能に使われる衣装についてなど質問が出て,お答えいただきました。また,地震でも止めることなく演じられたことについての質問には,たとえシテが何かの理由で倒れても,そばに控える「後見」がシテに代わって最後まで演じ切るといった厳しさもお教えいただきました。
まさに,本物にふれた1日でした。
能・狂言教室 「能について知ってみよう」
2016.10.21
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本日は,「鎌倉能舞台」の21名のみなさんにお越しいただき,中学生全員を対象として,文化庁「文化芸術による子供の育成事業」による,能・狂言教室を開催しました。
日本の「能楽」は「人類の口承及び無形遺産の傑作」として2001 年に宣言され初指定されたユネスコの世界無形文化遺産です。しかし、どれだけの人が能・狂言を実際に見たことがあるでしょうか? これから世界にはばたいていく子供達に能・狂言を体験させ、伝統芸能に対する造詣を深めて欲しいとの思いから、文化庁の事業に応募しました。
午前中の3・4限には,午後の本公演に先駆けて,事前ワークショップ「能について知ってみよう」を実施しました。鎌倉能舞台理事で観世流シテ方の中森貫太先生より,能についての解説をいただき,その後,「能の謡を謡ってみよう!」「能面をかけてみよう」「能の楽器にさわってみよう」の順に,さまざまな体験を交えながらお話しをいただきました。また,午後の演目である能「安達原」でシテが使う打杖を全員で制作し,それを使って能の動きを体験しました。
また,ワークショップ後は,午後の公演に向けて能舞台のセッティングがおこなわれました。
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