全校朝会 6年生に向けての激励!!!
2018.01.11
福山市北京教育交流訪問団 2年生への研修報告会
2018.01.09
1月9日(火)始業式後,2年生の学年集会の中で,12月24日から5日間,福山市教育委員会が主催する北京教育交流訪問に参加した2年の村上さんが研修で学んだことを発表しました。
発表に際して村上さんは,設定した自身の目標を『これまでの自己目標や学習姿勢を振り返るとともに,帰国後の自己の姿を設定するということ,そして中国の文化などに興味関心を持ち,国際的視野での相互理解を深めること』と説明ました。そして,研修を通して感じた自己の変容として,「中国に対する印象」と「英語やその他の言語を学ぶ意味」の2つを挙げました。研修を通して学んだことは,何事も先入観は持たず,自分で足を運び自分の目で確かめ,幅広く吸収していかねばならないということだと述べました。現地に行き,実際に中国の中学生や高校生,街中で出会う人達と話してみると非常に友好的であり,温かく感じたこと,また,国や住んでいる地域が違えば,それぞれの環境や習慣は当然違うので,自分たちの生活の習慣や感覚で相手のふるまいのよしあしを見るのではなく,まずは理解することが大事であるとも話していました。また,英語で中国の生徒たちと会話ができることを実感し,非常にうれしかったこと,今後は一層の英語のスキルを身に着け,いろんな国の人々と話す機会を持ち,他国への理解を深めていきたい。そしてその中で自分に何ができるか考えて国際的な視野で役に立っていきたいと述べました。
村上さんは,日本語と英語の両方を使って,約10分間発表をしました。村上さんの発表をうなずきながら,また時には笑い声をあげながら,発表者に対して常に反応を返す2年生の聞く態度は,非常に温かく,受容的でした。今後,村上さんは2月17日(土)に福山市教育委員会が主催する学習発表会に参加し,そこで研究発表を行う予定です。
福山市北京教育交流訪問の報告(4)調印式~帰国
2017.12.28
12月27日の学校訪問が終了してから,16:30から調印式とレセプションがありました。今年は,福山市教育委員会と北京市の教育交流が10年目を迎えたため,次の教育交流に向けて,中国教育国際交流協会,渋谷育英会,福山市教育委員会の三者の代表の方々が集まり調印を行う式に私たち訪問団も立ち会うことができました。調印式には広島大学の佐藤利行副学長もおいででしたので,レセプション会場にて佐藤先生とお話する機会をいただき,中国に訪問中の生徒二人に対して,激励の言葉をいただきました。
12月28日は朝8:00過ぎにホテルを出発して,中国茶について学習したのち,空港に向かいました。市役所にて解団式を行い,22:30に解散しました。二人とも元気に帰国することができました。今後は,この研修を通して学んだことを2年の村上さんは1月9日に,5年の藤谷くんは1月18日に学年に対して研究の発表を行い,2月17日に福山市教育委員会が主催する北京教育交流訪問団報告会で研修のまとめを発表する予定になっています。今回このような素晴らしい体験をする機会を与えてくださった福山市教育委員会の方々に深く御礼申し上げます。
福山市北京教育交流訪問の報告(3)学校訪問
2017.12.27
12月27日は,首都師範大学第二付属中学校へ学校訪問をし,授業交流及び意見交流を行いました。学校に訪問すると通されたホールには歓迎の文字が掲示板に記されてあり,温かい歓迎を受けました。最初に中学2年生とともに合同で英語の授業を受けました。中国の授業時間は40分間で,この日の内容はBollywoodとHollywoodの違いをテーマにした英文の内容読解でした。生徒を指名して音読する場面では,5年の藤谷くんが挙手し,初見の英文を音読するなど,積極的に授業に参加して楽しもうとする姿が見られました。また,2年の村上さんは,ペアになった中国の生徒と英語で話し合いながら,授業に参加できていました。授業後の休憩時間では,中国の生徒たちと混ざって外でランニングをしました。その後,美術の授業に参加して色彩画に関する講義を受け,実際に絵を描きました。昼食後は中国の詩を勉強しているクラブの学生の発表を聞いたのち,外で体育に参加しました。男女共にランニングや体操をした後,男子はバスケットボール,女子は音楽に合わせて縄跳びをしたり,体操をしたりして,中国の学生とともに汗を流しました。その後,グループに分かれてグループディスカションを行うなど,終日授業だけでなく,文化について学んだりして,中国の生徒との交流を深めることができました。
福山市北京教育交流訪問の報告(2)
2017.12.27
北京訪問第3日(12月26日)と第4日(27日)は学校訪問と授業交流を行いました。26日は北京市159中学校を訪問し,無形文化財の体験レッスンと英語の授業に参加しました。英語の授業では,学校生活におけるルールをテーマとした授業と,中国の伝統祝日の紹介をする授業の2つのクラスに分かれました。高1のクラスでは中国のお祭とそこで食べる団子や餅,ケーキなどを実際に食しながら中国の生徒が英語で紹介をしました。その後,日本の年中行事を紹介して欲しいとのリクエスト受け,5年生の藤谷くんが自ら挙手して,正月について説明をすると,大きな歓声が上がりました。用意してきた内容ではないにも関わらず,その場で考えて堂々と英語で説明できていました。授業終了後は「平和」「学校生活」などのテーマに基づいて,英語により生徒間のディスカッションを行いました。午後からは,天安門広場と紫禁城の見学を通して,中国の文化について学ぶ機会となりました。教育の分野だけでなく,文化的な側面も学ぶことができ,充実した1日を過ごすことができました。