アジア・ユース・リーダーズ 第5日
2017.08.25
当校から3名の生徒が参加している,アジア・ユースリーダーズ・プログラムの研修5日目(8月25日)は,終日チームでのプレゼンテーションの準備を行いました。朝7:50に集合し,8:00からのオリエンテーション,その後は18:00までproposal, summaryを,21:00までにpresentation slidesを,翌日26日10:00までにproposal, summaryの日本語訳が求められました。限られた時間の中で,何度も議論を重ねて深めるチーム,チームリーダーが役割を分担して共有するチームなど,やり方は様々ですが,熱心にグループワークを行っていました。18:30から1時間の夕食,そして19:30から21:00まで準備を続けていました。今日は長い一日ですが,明日の発表会に向けて,どのチームも準備を重ねながら,真剣に取り組んでいました。3名の生徒たちは,それぞれ多少の疲れはあるものの,体調を崩すこともなく,プログラムに参加して頑張っています。
吉原先生 学会全国大会奨励賞受賞
2017.08.25
技術科の吉原先生が8月23日(水)から25日(金)まで北九州国際会議場で開催された第42回教育システム情報学会全国大会で発表した論文「Raspberry Piとソリッドステートリレーによる家電製品の制御を利用したユビキタス植生ハウスの開発」が、大会奨励賞を受賞しました。
この賞は、教育システム情報学および関連分野における学問の発展を奨励するため、その貢献が顕著である新進の研究者に贈呈されるもので、大会奨励賞を受賞する者は、本学会会員であり、かつ当該年度の全国大会において優秀な論文を発表した者から選定されます。
大会奨励賞は、発表申し込みされた論文について大会奨励賞審査委員会が1次審査(論文審査)を行い、1次審査の結果候補となった論文を対象とした2次審査(発表審査)を経て決定されます。発表形式が異なる口頭発表とインタラクティブ発表の分野があり、吉原先生の論文が含まれる口頭発表では、申し込まれた全114件の発表論文から6件の論文が1次審査を通過し、その中から4件の論文が2次審査を通過して大会奨励賞として選定されました。詳しくはこちらのページをご覧ください。
吉原先生、おめでとうございます。
渡部さん 国体選手団に選出
2017.08.24
アジア・ユース・リーダーズ 第4日
2017.08.24
アジア・ユースリーダーズ・プログラムの研修4日目(8月24日)は,2回目のフィールド・ワークとして調理実習体験と実地調査を行いました。9:00にホテルを出発し,横浜の実習施設へ移動し,浅漬け,出し汁,味噌汁,だし巻き卵,おにぎりの5品をグループごとに作りました。日本人の学生は,作り方を教えるだけでなく,安全に実習が進められるように仲間をサポートしながら調理を進めました。昼食後は,目黒に移動して「食育」に関する実地調査をグループで行いました。
夕食後,18:30から21:00までグループごとにプレゼンテーションの準備を行いました。今日行ったスーパーマーケットでのインタビュー結果や,これまでの基調講義で得た知識,事前に調べてきた情報を活用しながら,グループ内で意見を出し合い,考えをまとめていきました。生徒たちは6カ国から集まっており,異なる文化背景を持っているため,意見が対立したり,停滞したりすることもありました。しかし,議論を重ねて,相互に納得しあえる結論を見つけ出すことは容易ではありませんが,粘り強く話し合いを続けることができていました。
オーストラリア研修・実地調査 第6日
2017.08.24
SGHオーストラリア研修・実地調査,第6日です。明日は早朝に出発して,帰国の途につきますので,活動としては今日が最終日となります。
今朝は7時30分モーニングコール,各自で朝食を済ませ,9時30分ロビー集合でした。予定通り10時にニューサウスウェールズ大学に到着しました。ミーティングポイントでは,UNSW(ニューサウスウェールズ大学)のKelven先生と学生ボランティアのマーシャさんが出迎えてくださいました。
マーシャさんの案内で教室に案内されると,UNSWのSam先生が来られ,Sam先生のもと講義が始まりました。講義の最初はまずオーストラリアの動物の名前を結びつける活動から始まりました。1枚の紙に6種類の動物の写真と名前がリストになっていて,写真と名前を結びつけるというものです。次の活動は,これら6種類について書かれた英文を廊下に貼り,一人がその文章を廊下に行って覚えてきて,教室にいるもう一人に(もちろん英語で)伝えるというものでした。3番目の活動は,一人が教室前のスクリーンの方を向いて座り,もう一人がスクリーンを背に座り,スクリーンの映し出された動物についてスクリーンの方を向いている生徒がその特徴を説明し,スクリーンを背にしている生徒がその動物の名前をあてるというものでした。1問ずつ席を交替し答えていました。
Sam先生の講義の後,マーシャさんの案内でUNSWのキャンパスツアーが行われました。キャンパスツアーの前に12時5分から20分間ほどUNSWの学生に対して昨日と同様のアンケート調査活動を行い,その後マーシャさんのキャンパスツアーとなりました。アンケート活動では,昨日の経験もあり,かつ相手が学生で比較的気軽にアンケートに協力してもらえるということもあり,多くのアンケートを集めることができました。12時25分頃からのマーシャさんの案内によるキャンパスツアーでは,かなり広めの大学構内を丁寧に案内していただきました。
大学構内のカフェテリアで各自昼食となり,14時15分には午後からの講義のため,教室に戻りました。
午後の講義では,最初にKelven先生による日豪学生交流に所属する学生の紹介があり,その後学生たちの活動を紹介するプレゼンテーションへと続きました。プレゼンの後は,オーストラリアの動物の名前に関するクイズへと続きました。和気あいあいとした交流を持つことができました。その後,附属福山の生徒を代表して松本さんによるお礼のスピーチを行い,小河原君がプレゼントを手渡しました。最後に全員で記念写真を撮り,さらに交流を持ったオーストラリアの学生たちにもアンケートに答えてもらい,学生たちとの交流を終えました。