SGH 4年体験グローカル クラス発表
2018.01.16

3学期は今年度のまとめを行っていきます。
4年生は1学期には,SGHの取組に協力していただく企業・行政機関から講師をお招きして,講演を実施しました。すべての講演が終了後,学んだことや,興味関心をもったこと,疑問に思ったことなどから各班の研究テーマを設定し,課題研究を進めていきました。夏休みには,班の課題研究を進めるにあたって最も影響を受けた「講演」をいただいた企業や市役所を訪問する実地調査(企業訪問)を行いました。また,その後は,訪問先についてさらに詳しく調べたり,課題を自分たちなりに解決する方法を検討して,研究テーマに関する情報収集・分析や班独自の実地調査など様々な活動を行ってきました。
本日と来週の2週は,体験グローカルの時間(火曜日の7限)を使って,クラスごとに,各班が発表をおこなっています。5~6人の班の中で分担を決め,全員が何らかの役割を持って発表を進めます。発表後は,質疑応答の時間があります。質問をきっかけに,新たな疑問や研究の視点を見いだすことも多々あるようで,どの生徒も真剣に取り組んでいるように感じました。
全校朝会 6年生に向けての激励!!!
2018.01.11
福山市北京教育交流訪問団 2年生への研修報告会
2018.01.09


1月9日(火)始業式後,2年生の学年集会の中で,12月24日から5日間,福山市教育委員会が主催する北京教育交流訪問に参加した2年の村上さんが研修で学んだことを発表しました。
発表に際して村上さんは,設定した自身の目標を『これまでの自己目標や学習姿勢を振り返るとともに,帰国後の自己の姿を設定するということ,そして中国の文化などに興味関心を持ち,国際的視野での相互理解を深めること』と説明ました。そして,研修を通して感じた自己の変容として,「中国に対する印象」と「英語やその他の言語を学ぶ意味」の2つを挙げました。研修を通して学んだことは,何事も先入観は持たず,自分で足を運び自分の目で確かめ,幅広く吸収していかねばならないということだと述べました。現地に行き,実際に中国の中学生や高校生,街中で出会う人達と話してみると非常に友好的であり,温かく感じたこと,また,国や住んでいる地域が違えば,それぞれの環境や習慣は当然違うので,自分たちの生活の習慣や感覚で相手のふるまいのよしあしを見るのではなく,まずは理解することが大事であるとも話していました。また,英語で中国の生徒たちと会話ができることを実感し,非常にうれしかったこと,今後は一層の英語のスキルを身に着け,いろんな国の人々と話す機会を持ち,他国への理解を深めていきたい。そしてその中で自分に何ができるか考えて国際的な視野で役に立っていきたいと述べました。
村上さんは,日本語と英語の両方を使って,約10分間発表をしました。村上さんの発表をうなずきながら,また時には笑い声をあげながら,発表者に対して常に反応を返す2年生の聞く態度は,非常に温かく,受容的でした。今後,村上さんは2月17日(土)に福山市教育委員会が主催する学習発表会に参加し,そこで研究発表を行う予定です。