2021エンパワーメントプログラム第2日その1
2021.12.21
エンパワメントプログラム二日目午前は,ウォームアップとして,フルーツバスケットから始まりました。一人が “Anyone who has…” などと言い,それに該当する人は起立し席を変えなければなりません。思わぬ共通点が見つかり,盛り上がりました。
その後は,“What is positive thinking?” という問いかけに対してブレインストーミングを行いました。ポジティブがもたらしうることについて,最初は漠然とした考えだったようですが,対話を深める中で徐々にイメージが具体的になった様子でした。
グループ内で話し合いを深め、考えをホワイトボードにまとめ、正面のステージで発表しました。生徒たちは、限られた短い時間の中で、グループで役割を分担し、グループリーダー(留学生)のサポートを受けながら、堂々と発表をしていました。ファシリテーターのナヴァ先生は、発表が終わるとすぐに、どんな発表だったかを要約し、何が良かったかをフィードバックしており、何よりも発表が素晴らしかったことを褒めておられました。
自分が頑張ったこと(今回はプレゼンテーション)を褒められると、自信とやる気につながるとともに、次はもっとこうしたいという意欲がうまれ、そして新しい目標ができます。発表後は、グループで2分ほど自分たちの発表をふりかえり、成果と課題について話し合っていました。今回のトピック“What is positive thinking?”について考え、意見交流し、そして学んだことを生かしていけば、色んな場面で活用できると感じました。
2021エンパワーメントプログラム第1日その2
2021.12.20
午後のトピックは”Presentation”でした。最初に、グループでプレゼンテーションについて意見交流をしました。ファリシテーターのナヴァ先生は、生徒たちに「今までプレゼンテーションを行った経験はあるか、その際のトピックは何か、そのときの気持ち(発表前と発表後)はどうだったか」などを問いかけ、グループで話し合って、発表しました。一日目にもかかわらず、生徒たちは積極的に手を挙げて、堂々と英語で発表していました。次に、プレゼンテーションに必要なポイントとは一体何かを考えました。生徒は、これまでにプレゼンテーションを行った経験があったので、そのときに学んだことを発表していました。ナヴァ先生は、Content(what we say)構成に関すること、Deliver(how we say it) Body, Voice, Eyes発表態度についても、丁寧に確認してから休憩となりました。本当にあっという間の1時間でした。
休憩後は、5人のグループリーダーがモデルとしてプレゼンテーションを行いました。ナヴァ先生は、プレゼンテーションが済んだら発表者に質問をする時間をとるので、聞いている間はメモをとるようにアドバイスをしていました。発表後、聞いたばかりの発表内容に対して、生徒たちは「どうして日本で学ぼうと決めたのですか。」「中学生の頃に興味があったことは何ですか。」「Civil Engineeringを志したのは、いつですか。」「なぜ経済学に興味があるのですか。」など多くの質問をしていました。即興で質問することは難しいですが、発表者にとって何よりも嬉しく、ありがたいことです。質問に答え、より詳しく説明を加えることで、行った発表をより深めることができるからです。このプロジェクトだけでなく、普段の授業でも十分に生かせることなので、是非色んな場面で続けてほしいと思います。
途中、エボリューションゲーム(egg→chicken→fish→elephant→human)を行い、リフレッシュしました。ジャンケンとジェスチャーを交えたシンプルなゲームでした。午後の授業には適度なブレイクタイムや笑いが必要だと学びました。そのおかげもあって、生徒たちは集中を切らすことなく、1日目のプログラムを無事に楽しみながら終了できていました。
2021エンパワーメントプログラム第1日その1
2021.12.20
2021エンパワーメントプログラムが始まりました
エンパワーメントプログラムは,将来の日本を担う潜在能力の高い日本の若者を対象に,一流大学の現役大学生・大学院生とともに多彩なグループ・プロジェクトやディスカッションなどを通じて,新しい価値観・異文化への理解力を深め,グローバル感覚を培い,英語力の必要性に気付かせる内容となっています(ISAホームページより)。
本年度は,ファシリテーターのナヴェ先生と5名の留学生が参加し,生徒たちの潜在能力を引き出してくれます。1人の留学生に対して5~6人の生徒がグループをつくり,様々なトピックについてディスカッションを行います。
今年度も感染症予防に気をつけてプログラムを行うために,大きなテーブルで距離を保つようにし,マスクの着用や手洗い,手指消毒や机・椅子の消毒,換気などを入念に行いながら,本日から12/24(金)までの5日間,プログラムを実施します。
生徒の皆さんには開始時間よりも早めに集合してもらい,会場の設営を助けてもらいました。
記念すべき第一日目となる本日の午前中は,これからの5日間の導入としてアイスブレイキングアクティビティを行いました。最初に先生からプログラムの目標の説明があり,留学生のみなさんからの自己紹介があり,そしてフロアを練り歩いてお互いにインタビューをしました。その後,グループの目標やグループロゴを作る活動を英語で行い,その成果を留学生のサポートのもと発表しました。最後に,より良いコミュニケーションのための「AAA」(Answer questions, Add information, Ask related questions)を学び,その実践のために全員で身の回りのことについて会話を行いました。
まだまだ初日なのでとても緊張している様子でしたが,この5日間を通して,生徒のみなさんが大きく成長することを期待しています。