エンパワーメントプログラム第3日
2020.12.23
3日目午前のスタートは,ジェスチャーゲーム。ジェイソン先生が選んだオリンピックの種目からの出題で,答えをジェスチャーで当てるというシンプルなクイズです。またドナルドダック,くまモン,ふなっしーのマスコットからの出題もあり,生徒たちはその場で跳ねたり,走ったりと全身を使ってゲームを楽しみました。午前のトピックはIDENTITYです。このトピックを考える上でのキーワードはLABELESとQUALITIESの2つです。最初にジェイソン先生やグループリーダーが具体例を挙げながら,生徒にキーワードの使い方を示しました。例えばLABELESとしてdaughters, sons, bothers, sisters, friends, teachersなど所属を表す語句,QUALITIESとしてactive, helpful, hardworking, open-minded, honest, independent, cheerfulなど本質や性質を表す語句が多かったです。しかし,生徒にとって自分が何者なのかを表す語句を選ぶことは難しく,休憩時間に「先生,自分のQUALITIESを表すのにぴったりくる言葉が見つかりません。どれも真ん中なんです。」と声をかけてくれた生徒がいました。普段の生活の中で「自分とは何者か」を誰かに話す機会はないため,難しいトピックだと思います。休憩後,グループリーダーが,的確なアドバイスをしているのが聞こえてきました。「他者から見た自分はどんな人だと思うか,その根拠は何か,自分はどんな人だと思われたいか。今後はどんな風にimproveしたいか。」など答えを導くための質問をたくさん投げかけていました。この活動を通して生徒たちは,改めて自分自身をしっかりと見つめ,自分が何者で,今後はどうなっていきたいかを具体的に考える機会を持つことができました。

2020.12.23 21:53 | 固定リンク | 行事

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