体験グローカル 「株式会社中島商店」の講演
2018.06.19
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本日7時間,4年生対象の体験グローカルでは,株式会社中島商店の中島基晴さんを講師として本校にお招きし,講演をしていただきました。
中島さんは,「特産品で地域を元気に!~Bingo Spirits! ~」をテーマに,地域経済の活性化をめざし地域の特産品を活用した取り組みに関して,事例を挙げながら説明してくださいました。
講演の中では,少子高齢化による人口減少や人口流出によって人口構造が変化し,経済活動の減退や地域活力の低下へとつながっているといった背景があること,その対応策として備後圏域6市2町による広域連携を行うだけでなく,様々な機関とも連携を取りながら,地域の特産物を活用した取り組みを行っていることについて話していただきました。
その取り組みの一例として「第六次産業化」を田島海苔の事例に挙げて話をしてくださいました。お話の中で,海苔の養殖行程・収穫方法・加工までの全工程を動画で説明してくださったおかげで,「第六次産業」のしくみや理解をさらに深めることができました。また,鞆の浦の特産品である保命酒の事例では,「ペリー来航のときに飲まれていた」という伝承を確かなものにするため,その時代の歴史や背景を数年かけて調査した結果,根拠となる文献を見つけることができたということ,それによって保命酒にストーリー性が加わるだけでなく,その付加価値が上がり販路や生産量が拡大しているといった具体的なお話も伺うことができました。講演の最後で,生徒が「商品開発に関して,今後考えている商品などあれば,教えてください。」と質問したところ,その回答の中には「高校生などの若者をターゲットとした商品開発も行っている。日々,生活している中で,例えば野菜ひとつ例にとっても,それで何ができるのかを考えて生活していってほしい。そして商品開発に関わって,もしもよいアイデアがあったらぜひ相談してほしい。」という言葉をいただきました。このことからも,地域貢献にかける中島さんの熱意を感じ取ることができました。
講義に対するアンケートの結果や生徒の感想はこちらからご覧ください。
学友会総会
2018.06.12
校内模試 & 校内実力テスト
2018.06.11
眼科検診②
2018.06.08
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本日の昼休みに、2、3、5年生が対象の眼科検診②が行われました(1、4、6年生については、1週間前の眼科検診①で既に終了しています)。
6月5日ころ中国地方は梅雨入りし、本日も朝から雨が降ったりやんだりの天気です。気象庁の予報によると、梅雨明けは例年7月21日ごろ、昨年は7月13日ごろだったとのことです。
4年 体験グローカル 「ホーコス株式会社」
2018.06.05
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2018年6月5日7時間目に4年生を対象に,ホーコス株式会社の菅田雅夫さんと唐木俊夫さんを講師としてお迎えし,「海外展開」をテーマにご講演いただきました。
小型卓上工作機械製作,戦後は農機具(縄なえ機)の生産,その後,工作機械の生産を再開し,オンリーワン技術を磨き上げることで自動車生産機器の画期的な開発を行い,現在のように世界の自動車製造関連会社へ納品するようになった経緯や,現在,環境改善機器と建築設備機器そして建築設備機器の3部門で展開していることなどをお話しいただきました。
また,海外赴任をした社員がたくましくなり,帰国後中心として活躍するようになっているという話をされ,みんなも将来必ず世界とつながるようになるので,スーパーグローバルハイスクールの生徒として,若いときからいろいろなことに関心を持って挑戦してほしいとエールをいただきました。
生徒との質疑応答も活発に行われ,生徒の「福山の地から都会への移転を検討されたことはありますか?」という質問に対しては,通勤時間など都会より福山のほうに利があることや,新幹線などを使うと名古屋,東京などへも短時間で移動できるし,グローバルな視点からは東京より韓国などアジア諸国に近いため,地方の中核都市である福山でも十分活躍できると,逆に地元・福山の良さをお話しいただきました。
講義に対するアンケートの結果や生徒の感想はこちらからご覧ください。