エンパワーメントプログラム2017(第1日)
2017.12.20

昨年度に引き続き「エンパワーメントプログラム」が12月20日から始まりました。今年プログラムを進行するファシリテーターはニュージーランド出身のパトリック・ライアン先生です。10名の留学生の皆さんがグループリーダーとして議論の中心になり,50名の参加生徒を動かします。留学生は,日本に留学している方々と,海外の大学で学んでいる方々の2グループで,東京大学,早稲田大学,名古屋大学,オーストラリアのクイーンズ大学で様々な研究をしている皆さんが集まってくださいました。
一人の留学生に対して,4~5人の生徒がグループを作り,様々なトピックについて英語でディスカッションをします。留学生は日々変わるため,5日間を通して10人すべての留学生と関わることになります。小人数による英語でのグループディスカッションであることや,常に自分の考えを相手に表現することが求められるプログラムであるため,生徒たちは,緊張した面持ちで,やや声も小さく,不安そうな様子でした。しかし,パトリック先生や留学生の声掛けで,失敗を恐れずに英語を使って頑張ろうとする姿が見えてきました。
初日はアイスブレーキングアクティビティーとして,自己紹介,Who am I? ゲームなどを織り交ぜながら,生徒の気持ちをほぐしていく活動が多く,少しずつですが声も大きくジェスチャーなどの動きも出せるようになってきました。この調子で,少しずつですが成長していくことを期待しています。


2017.12.20 17:00 | 固定リンク | 行事
中学校自治会行事
2017.12.14

12月14日(木)に中学校自治会行事が行われました。
中学校自治会行事は,1年生から3年生まで合同で行うもので,総勢で約360名が参加します。3年生の自治会係が中心となって企画から準備,当日の運営を行いました。
今年度は,「クラス・学年の枠を越え,みんなで協力して,親睦を深めよう」という目標のもと,「ウォークラリークイズ」を企画しました。学年を縦割りにした52班に分かれて,班長の3年生が点呼をとったあと,まずは班ごとに自己紹介を行いました。その後,いよいよウォークラリークイズに出発です。
グランドと体育館,藤棚園に設置されたクイズを班で回ります。地図を頼りに効率よく回り,班員で協力して知恵を出し合うことがポイントのようです。様々なジャンルのクイズが用意され,中には,各学年の遠足や宿泊行事にちなんだクイズや,「シークレット問題」という,地図上には載っていないクイズなどもありました。
全ての班が帰着後,3年生の自治会係が手分けして採点をします。その待ち時間に,クイズの正解の発表と,イントロクイズが行われました。曲が流れるや否や,飛び上がって手を挙げ,見事正解している姿がたくさん見られました。
その後,閉会式で最優秀賞と優秀賞,ブービー賞の表彰が行われ,それぞれに賞状が送られました。寒さと天気が懸念されていましたが,この日は気温が10度まで上がり,天気にも恵まれました。
目標に掲げたとおりに,中学校1年生から3年生までが,クラスや学年の枠を越えて親睦を深めることができたようです。


2017.12.14 17:15 | 固定リンク | 行事
3年租税教室
2017.11.29

11月29日(水)6時間目に,中学校3年の社会科公民的分野の授業の一環として,福山税務署より税務広報広聴官である鈴木先生をお招きして「租税教室」を行いました。授業では,税金のない世界を描いた動画を冒頭で視聴し,税を財源に提供されている多くの行政サービスによって私たちの豊かな生活がかたち作られていることを説明してくださいました。また,「税金はどこから,どのように,どれくらい徴収するべきか」そして「納められた税金は何に使われるべきか」は、国民が決めることであり,選挙を中心に政治に参加することは税を考える上でも大切なことであることを生徒に伝えてくださいました。
今年度の租税教室では,「税務署の仕事について知りたい」という生徒の興味関心を受けて,国税局・税務署の仕事についても説明してくださる時間があり,税に関する理解を深めるだけでなく,税に関わる仕事についても学べる時間にもなりました。以下は,授業を受けた生徒の感想です。
○税務署の方々が様々な仕事をしている事を知ることができてよかったです。税がない世界は一見すると負担が軽くなったような感じがするけれど,実は負担が最も大きい世界なのかもしれないと思い,税の重要さを改めて感じることができました。
○僕たちは,まだたくさん税金を払う年齢ではないけれど,消費税は納めています。それが社会を支えるお金の一部になっていることを詳しく知り驚くことがたくさんありました。何も知らないまま払っていましたが,それはある意味,税が生活の中に浸透していて,正しく循環しているということなんだと思いました。
○税が消えたら…という動画が印象的でした。国民の義務である税は漠然と集められているようで意外にも身近なところで使われていることが分かりました。税の負担と福祉のバランスはこれといった基準がないからこそ,みんなでそのバランスがどうあるべきか考えていくことが大切だと思いました。
2017.11.29 16:00 | 固定リンク | 行事
教育研究会
2017.11.22

本日は,当校の教育研究会を開催しました。研究主題は,「グローバルリーダー・地方創成リーダーに求められる能力・態度の育成Ⅲ」です。北は北海道から南は鹿児島まで,全国から330人のみなさまにご参加いただき,SGH(スーパーグローバルハイスクール)の新教科として,あるいは既存の各教科として取り組んでいる授業を公開し,研究の成果を公開しました。午後からは教科ごとの分科会で,参加いただいたみなさまや指導助言の先生を交え,授業や研究について深めていきました。
最後の全体会では,京都大学教授の楠見 孝先生から,「グローバル時代に必要な資質・能力の育成-クリティカルシンキングを中心に-」の演題でご講演いただきました。
公開授業が始まった頃から雨が落ち始めましたが,盛会のうちに無事に研究会を終えることができました。ありがとうございました。

2017.11.22 17:00 | 固定リンク | 行事
「EUがあなたの学校にやってくる」2017
2017.11.10

駐日欧州連合(EU)代表部と在日EU加盟国大使館では,2007年以来毎年,大使や外交官が日本全国の高等学校を訪問してEUおよび各出身国について説明する「EUがあなたの学校にやってくる」という出張授業を行っています。
当校でも2008年にイタリア大使館から,2016年にはスロバキア大使館から講師の方にお越しいただき,「EUがあなたの学校にやってくる」を開催しました。このたびは11月10日に,ベルギー王国大使館から,Jeroen Vergeylen(イエルーン・ヴェルゲイレン)公使参事官と,通訳の町田里奈様にお越しいただき,この行事を開催することができました。
校長先生の挨拶と講師紹介に続き,EUやベルギーと日本の関係について,英語でお話しいただきました。講演後には,生徒からの質問にお答えいただきましたが,かなり答えにくい内容の質問であったと思いますが,極めて誠実なご返答をいただき,ヴェルゲイレンさんのお人柄がにじみ出ているように感じました。あっという間に時間が過ぎて行きましたが,最後は学友会長,副校長からのお礼の言葉をお贈りして,会を閉じました。通訳の町田様の的確でユーモアを交えた見事な訳も印象に残りました。
下は,ヴェルゲイレン公使参事官を参加した生徒全員で囲んで撮影した写真です。


2017.11.10 17:00 | 固定リンク | 行事

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