ジュニアオリンピック出場選手の福山市長表敬訪問
2017.10.16
陸上競技部3年生の三ケ島菜子さん(写真 後列の中央)が,10月27日~29日に神奈川県横浜市の日産スタジアムでおこなわれるジュニアオリンピックに出場します。陸上競技部としては,7月に出場した6年生岸本くんのインターハイにつづく快挙です。
三ケ島さんは,共通女子ジャベリックスローに出場します。ジャベリックスローは,ターボジャブというポリエチレン製の,重さが300gある用具を使います。分かりやすく言えば,やり投の中学生版になります。昨年の冬季練習から少しずつ練習し,本格的な練習を始めたのはこの夏休みからでした。ジャベリックスローの種目がある記録会に出場し,県のランキングで1位になり,代表の座を勝ちとりました。
10月16日に,三ケ島さんは,同じくジュニアオリンピックに出場する福山市の選手たちとともに福山市役所を訪問し,枝広直幹市長に抱負を語りました。枝広市長はジャベリックスローという競技にも興味をもっていただき,三ケ島さんへも激励をくださりました。
目標は,全国大会の大舞台で,34m23cmの自己ベストを更新することです。精一杯頑張ってきますので,ご声援をよろしくお願いします。
雨後の夕景
2017.10.13
SGH特別講座 英語でプレゼンテーション
2017.10.10
本日7限は,5年生全員を対象に広島大学大学院教育学研究科のグローバル教育推進室より,Aaron C. Sponseller(アーロン C.スポンセラー)先生を講師にお招きして「英語でプレゼンテーション」という題目で,講義をしていただきました。アーロン先生は奥様が日本の方で,いくらか日本語を理解されますが,講義はもちろん英語でおこなっていただきました。
今日の講義では,「英語でプレゼンテーションを行う際のポイント」を分かりやすく,そして簡潔に説明してくださっただけでなく,「聴衆(Audience)=聞き手」を大切に,つまり意識したプレゼンテーションにするためのポイントも説明していただきました。
英語でプレゼンテーションをする際に大切なことは,「謝らないこと」を強調されました。母語でない第二外国語を用いてプレゼンテーションをすること自体困難であり,そのことを聴衆も十分理解して発表を聞いているからこそ,“Sorry to my poor English.”と謝るのではなく,「発表の機会をもらえて嬉しい」と感謝の気持ちを表現し,自信を持って発表することが大切だというお話しが印象に残りました。
中学校2年 進路講演会
2017.10.06
本日は,中学校2年生の進路講演会が行われました。
進路講演会は,卒業生のみなさんから様々なお話しを聞く機会として,各学年が企画して実施しています。今年度の中2は,40回生の堤 正平さんを講師として迎え,「夢を語ろう」をテーマに,働くことの意義,素晴らしさ,そして楽しさを,堤さんの経験をもとに,お話しいただきました。
堤さんが現在取り組まれているのは「自由視点映像」と呼ばれる技術です。サッカーJリーグでの自由視点映像をこちらで見ることができます。
東京オリンピック・パラリンピックで,新たな映像を世界に配信し,新しいスポーツの楽しみ方を提供することを目指しておられます。
ご自身が中学校2年生の頃は,軟式野球部に所属し,家に帰ったら,ファミコンに熱中しておられたとか。その頃はゲームを作ることを将来の職業として考えたこともあったとのことですが,次第に後世に残る映像作品の制作に関わりたいとの思いを抱き,現在の仕事を目指されるようになったそうです。
「働く」ことの意義について,「自分の夢を叶えること」,「人に感謝されること」とまとめていただきました。
北九州市教育委員会からの視察
2017.10.05
本日は,北九市教育委員会と北九州市内の中学校の先生,あわせて9名のみなさまに,保健体育科の授業視察にお越しいただいています。当校の保健体育科の授業を通した,学力・体力向上に関する取組等について研修されるとのことです。
1年女子のバレーボール,4年男子のマット運動,4年女子の鉄棒運動の授業を見学された後は,三宅副校長より,福山附属保健体育科の取組について説明することになっています。
「クリティカルシンキング」を育む教育課程の開発など,当校の研究開発学校としての研究は,常に全校をあげて1つの目標を掲げて実践してきています。保健体育科では,お互いに励ましたりしながら協力・工夫して学習しようとする能力や態度を育むとともに,授業で学んだことを現在や将来の生活に活かすことができる実践力を養っています。
最も特徴的な例を取り上げると,持久走では,2000mを走るとき,パートナーと協力して400mごとのラップタイムを測り,それを元にペース曲線を作成して,ペース配分と2000m走の記録との関係を考え,次の時間のペースを設定させます。そして次の時間には,実際に走った2000m走のペース曲線を再び作成します。これを毎時間くり返して,自己の能力を高めながら当日の状態に応じたペース設定を行い,安定したペースで走れるようになることを目標としています。また,ペース設定や分析に際しては,ウォーミングアップの状況や体調,技術の定着度,睡眠時間や食事などの生活面,気温や風などの気象条件,パートナーやペースメーカーなどとの人間関係,意欲などの精神状態,等々の多様な要因が複合的に重なってパフォーマンスに影響を与えていることを関係づけて考えさせ,多面的・総合的な視野をもって学習することを積み重ねていきます。
考えさせる保健体育の授業を提案しています。
学校への視察や教科への視察等,教育委員会や学校からのご要望にお応えできるよう,お申し込みは随時受付させていただいておりますので,当校の教育実践に関心がおありの方は,どうぞ遠慮なくご連絡ください。
また,11月22日(水)<:勤労感謝の日の前日> には,当校の公開教育研究会を開催いたします。この日は1年に1度の,各教員の力のこもった授業をご覧いただけます。こちらへも多くのみなさまの参加をお待ちしております。