詩と物語創作
2017.12.15
広島大学へ「詩と物語創作のためのワークショップ・セミナー」のために来日中の,英国レスター大学 スー・ディモク先生と,英国ノッティンガムトレント大学 デイヴィッド・ベルビン先生が本日の6時間目に来校され,2年B組で国語科石川先生の詩に関する授業をご覧になりました。
スー・ディモク先生は,イギリスを中心に詩教育・詩創作指導について研究され,またご自身も詩人として活躍しておられます。
デイヴィッド・ベルビン先生は,ヤング・アダルト向けのフィクション作家として多くの作品を著しながら,クリエイティブ・ライティング指導にも力を入れておられます。
授業の最後には,短時間ですが,おふたりの先生にご自身の作品を朗読していただきました。作者の方の朗読にふれる貴重な機会をえて,生徒も大満足だったようです。生徒からは,感謝の気持ちを込めた拍手をおくりました。
デイヴィッド・ベルビン先生からは,ご自身の作品の本(下の写真)をご寄増いただきました。しばらく2Bの教室に置いて,そのあとは図書館で公開します。
ちなみにベルビン先生の本には,日本語に翻訳されたものもあります。
ロクリン社から刊行されている「ミステリアス・クリスマス 7つの怖い夜ばなし」には,「クリスマスを我が家で」という作品が収録されています。「クリスマスに怪談を語り合うイギリスの習慣に基づいた,英国の人気作家7人によるアンソロジー。クリスマスにまつわる恐怖の物語を7編収録。」と内容紹介がされています。こちらの本も,近いうちに図書館に入る予定です。
おふたりの先生を福山附属へお連れくださった中井先生,ありがとうございました。
授業で百人一首
2017.12.15
中学校自治会行事
2017.12.14
12月14日(木)に中学校自治会行事が行われました。
中学校自治会行事は,1年生から3年生まで合同で行うもので,総勢で約360名が参加します。3年生の自治会係が中心となって企画から準備,当日の運営を行いました。
今年度は,「クラス・学年の枠を越え,みんなで協力して,親睦を深めよう」という目標のもと,「ウォークラリークイズ」を企画しました。学年を縦割りにした52班に分かれて,班長の3年生が点呼をとったあと,まずは班ごとに自己紹介を行いました。その後,いよいよウォークラリークイズに出発です。
グランドと体育館,藤棚園に設置されたクイズを班で回ります。地図を頼りに効率よく回り,班員で協力して知恵を出し合うことがポイントのようです。様々なジャンルのクイズが用意され,中には,各学年の遠足や宿泊行事にちなんだクイズや,「シークレット問題」という,地図上には載っていないクイズなどもありました。
全ての班が帰着後,3年生の自治会係が手分けして採点をします。その待ち時間に,クイズの正解の発表と,イントロクイズが行われました。曲が流れるや否や,飛び上がって手を挙げ,見事正解している姿がたくさん見られました。
その後,閉会式で最優秀賞と優秀賞,ブービー賞の表彰が行われ,それぞれに賞状が送られました。寒さと天気が懸念されていましたが,この日は気温が10度まで上がり,天気にも恵まれました。
目標に掲げたとおりに,中学校1年生から3年生までが,クラスや学年の枠を越えて親睦を深めることができたようです。
乳幼児とのふれあい体験学習
2017.12.13
毎年家庭科の授業の一環で,ご近所にある「ももやま保育園」を,4年生がクラス単位で交替しながら訪問させていただいています。今日は,今年度最後の訪問でした。生徒がそれぞれ工夫して創り上げた絵本やおもちゃを持って,1時間程度の交流をするのですが,高校生のお兄さんお姉さんが来るということで,園児達も毎回心待ちにしてくれているそうです。
最初は園庭で一緒にダンス。動き始めは固かった男子生徒の動きも,段々に笑顔と共になめらかになったところで,一緒に室内に入り,お待ちかねの交流の始まり。今日は何を持ってきたのかを説明したあと,いよいよ,お姉さんお兄さんの出番です!手作りの楽器で一緒に歌いながら踊ったり,絵本の読み聞かせをしたり,おもちゃで一緒に遊んだり…!お姉さん達が絵本の中を動く動物を上手に操りながら読むのを,手に取らんばかりに前のめりになってのぞき込む園児。モグラたたきに,ついつい力が入りすぎる子どもたち。壊れた糸電話を一生懸命に直すお兄さん。ビー玉転がし,魚釣り,積み木,けん玉…。どこの部屋でも,園児の一生懸命に遊ぶ姿とそれに答えようとするお姉さんお兄さん達の一生懸命さ,そして何よりもお互いの笑顔に溢れた一時でした。
部屋を出るときの生徒達の,「楽しかったー」「かわいかったねー」という笑顔は,見ているこちらをも幸せにしてくれるものでした。
「自分たちもこれだけ気を遣ってもらいながら大きくしてもらったんだよなあ」という感想は,多くの小さな子どもたちの毎日のお世話の大変さに,思いを寄せることが出来たものだと思います。また,小さな子どもたちが誤って口に入れるようなことがあるといけないということで,現場で急遽作り直しのアドバイスをいただいたものもありましたが,それも今後に生かすための勉強です。ももやま保育園のみなさまには,色々とお世話になりました。ありがとうございました。来年も宜しくお願い致します。